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第4回 もっと挨拶状・礼状を活用しよう

著者:株式会社クラリティマインド 代表取締役  鮎川 詢裕子

第4回 もっと挨拶状・礼状を活用しよう

前回まで、残暑お見舞いを通して心を動かす書き方、伝え方をお伝えしてきました。これまでよりも、少し身近に感じていただけた方もいるのではないでしょうか。

季節の挨拶は年賀状が一般的ですが、少しずつ減少傾向にあると言われています。インターネットや電話で気軽に済ませるのもいいのですが、効果的ではない場合もあります。

うれしい気持ちををすぐに伝えたいときには、電話のほうが臨場感が伝わるでしょう。

しかし、日頃の感謝や気遣いなどをなかなか伝える機会が少なく、あまり出されなくなっているからこそ、はがきは相手の心に残りやすくなるはず。

この機会に、もっと気軽に、ビジネスでもはがきを使ったコミュニケーションを考えてみてはいかがでしょうか。


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デザインが第一印象を決める! はがき用の書式を探してみよう

「bizocean(ビズオーシャン)」では、はがき用の書式がたくさんそろっているので、好みのものを探してダウンロードしておくと、さらに便利に活用できます。

着ている洋服のデザインや色、布質が変わるだけで人の印象が大きく変化するように、まず目に入るのはデザインです。このデザインで、読む前の第一印象が決まります。

はがきではスペースが限られていますが、イメージを使うことによって、伝えたいことを豊かに表現することができるようになります。

例えば、こちらの書式はホオズキです。秋の訪れを思わず連想してしまうようなデザインですね。

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ホオズキの実の残暑見舞いイラスト

プライベートやビジネスでの使用、それぞれに適したものを見つけて、残暑見舞い用以外にも、日常のお礼状用にも準備をしておくといいでしょう。

季節の挨拶状は目的によってデザインと文章を変えられて、遊び心のあるデザインも楽しいものです。

事前に準備しておくかどうかで、はがきを出すハードルの高さが全然違ってきます。


残暑お見舞いのために、季節感のあるグッズをそろえておこう

はがきだけでなく、切手も目に入りやすいものです。

普通の郵便切手よりも季節感や話題性があり、心遣いが感じられる切手が貼ってあると、うれしくなりませんか。

夏の花や花火、少し前だとスカイツリーなどの切手は、見かけたときに購入しておきましょう。ありあわせのもので出したら、もったいないです。

同様に一筆箋や便箋、封筒もあらかじめ準備しておきましょう。気に入ったものをそろえておくことで残暑お見舞いを書くことを後押しし、心強くサポートしてくれます。


言語化することで、感性とともに相手との関係が豊かになれる

実際に書き始めてみると、最初は感覚的なものを言語化するのが難しいと感じることがあるかもしれません。

しかしながら、書いていくうちに、これまで気付けなかった変化や気持ちに気付けたり、客観視する力が伸びてきます。

そのためには、できれば定型文のまま出すのではなく、ご自分の言葉であなたらしく書くことです。それが、相手にも心遣いとなって伝わっていくことでしょう。

さらには相手を気遣い、心の交流を行う本来の目的につながっていくのかもしれません。


残暑お見舞い、さらに効果的に活用していくには?

なお、「暑中お見舞いの書き方」の記事では、本来の目的を押さえたうえで、どう活用していくかを書かせていただいております。ご興味のある方は、ご覧いただけると幸いです。

夏と冬が長くなり、春と秋が短くなりつつあるこの頃ですが、豊かな四季を心と体で感じながら、どうか元気にお過ごしください。

あなたの気持ちが相手の心に届きますよう、お祈りしています。

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著者プロフィール

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鮎川 詢裕子

株式会社クラリティマインド 代表取締役

組織力開発コンサルタント。起こしたい変化とゴールに向けた個人と組織の意識力開発・経営戦略構築支援を行う。結束力向上、リーダーシップ開発を得意とする。上海での起業支援・組織開発にも携わっている。

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