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無料の販売管理システム20選|選び方・注意点まで徹底解説

無料の販売管理システム20選|選び方・注意点まで徹底解説

販売管理システムを導入したいものの、コストが気になって踏み出せない方は多いのではないでしょうか。実は、無料で使える販売管理システムを活用すれば、費用を抑えながら受注や請求、在庫管理を効率化できます。

本記事では、販売管理システムを無料で使う方法や、無料版でできること、選び方や注意点までを詳しく解説します。おすすめのシステム20選もご紹介するので、自社に合ったツールを見つける参考にしてください。


【この記事のポイント】

  • 無料の販売管理システムは無料プランやフリーソフト、無料トライアルの活用により導入可能で、受注から請求、在庫管理までの基本的な業務を効率化できる。
  • 導入時は伝票数や利用人数の上限、機能制限やセキュリティ面などの注意点を把握し、自社の業務範囲や将来の機能拡張性に合った製品を選ぶことが重要である。
  • 小規模事業者やスモールスタートを望む企業に向いているが、取引規模の拡大や他システムとの連携が必要になった段階で、有料版への移行を検討するのが望ましい。

販売管理システムを無料で使う3つの方法

販売管理システムを無料で使う方法は、主に以下の3つです。

  • 無料プランを備えたシステムを利用する
  • フリーソフト・オープンソースを使う
  • 有料システムの無料トライアルを試す

それぞれ特徴やメリットが異なるため、自社の状況に合った方法を選びましょう。

ここでは、上記の方法をそれぞれ詳しく解説します。

無料プランを備えたシステムを利用する

無料プランを備えたシステムとは、有料製品が提供している無料枠を利用する方法です。利用期間の制限がなく、基本的な機能を継続して使い続けられる点が特徴といえます。

有料製品の一部として提供されるため、基本的なセキュリティやサポートが備わっているケースも多く見られます。将来的に有料版へ拡張する場合も、同じシステムをそのまま使い続けられるでしょう。

ここでは、無料プランを利用するメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

無料プランの大きなメリットは、利用期間の制限がない点です。小規模な運用であれば、コストをかけずに継続して利用できます。

また、有料版へ移行してもデータを引き継げるため、システムの乗り換え作業が発生しません。正式な製品の一部として提供されることから、フリーソフトよりも安定して運用できる傾向があります。

デメリット

無料プランには伝票数やユーザー数に上限が設けられていることが多いです。取引が増えると上限に達し、有料版への移行が必要になる点には注意しましょう。

また、請求書のフォーマット変更といった便利な機能は、有料プラン限定とされているケースも少なくありません。無料の範囲では機能が絞られるため、複雑な業務フローには対応しきれない場合もあるでしょう。

フリーソフト・オープンソースを使う

フリーソフトやオープンソースとは、ダウンロードして無料で利用できる販売管理ソフトを指します。

Microsoft Accessなどで作られた無料ソフトもあり、Accessの製品版(有料)を持っていれば、自社用にカスタマイズして使うことも可能です。有料製品のような利用人数や伝票数の制限がなく、自由度の高い運用ができる点も魅力といえるでしょう。

ここからは、フリーソフト・オープンソースを使うメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

フリーソフトやオープンソースは、ライセンス費用をかけずに販売管理の仕組みを構築できます。導入コストを抑えられるため、予算に限りがある企業でも取り入れやすいでしょう。

また、オープンソースの場合はソースコードを改変できるため、自社の業務に合わせた調整がしやすい点も強みです。利用人数や件数の制限が緩いものも多く、事業の規模に応じて柔軟に使えるケースもあります。

デメリット

フリーソフトやオープンソースは、提供元によるサポートを受けられないケースが少なくありません。不具合やトラブルが起きても、自社で解決する必要があります。

また、アップデートが滞るとセキュリティ上の脆弱性が生じ、サイバー攻撃のリスクが高まります。導入やカスタマイズには専門知識が求められるため、ITに不慣れな企業にはやや扱いにくい面もあるでしょう。

有料システムの無料トライアルを試す

無料トライアルとは、有料システムの全機能を一定期間だけ無料で試せる仕組みです。

継続的な利用には向きませんが、本格導入の前に自社との相性を見極める用途に適しています。有料版の最新機能や便利な機能を体験できるため、比較検討の材料としても有効に使えるでしょう。

ここでは、無料トライアルを試すメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

無料トライアルの最大のメリットは、有料版の機能を無料で試せる点です。実際に使うことで、導入後のミスマッチや失敗を未然に防げます。

操作性や業務との相性を実際の画面で確認できるため、社内での導入判断もしやすくなるでしょう。複数製品のトライアルを比較すれば、自社に最も合うシステムを見極められます。

デメリット

無料トライアルは利用できる期間が限られているため、継続的なシステム運用には向きません。

試用期間が終わると有料契約が必要になり、継続して使うにはコストが発生します。また、短期間で評価しなければならず、十分に検証しきれないまま導入の判断を迫られるケースもあるでしょう。


無料の販売管理システムでできること

無料の販売管理システムでも、日々の業務に必要な機能は一通り備わっています。

ここでは、無料の販売管理システムでできることを、以下の4つの機能に分けて詳しく見ていきましょう。

  • 受注・発注の管理
  • 売上・請求・入金の管理
  • 在庫・商品マスタの管理
  • 帳票発行と売上データの集計

受注・発注の管理

無料の販売管理システムでも、受注情報の登録や発注処理を一元的に管理できます。これにより、今までExcelや紙で管理していた受注業務を、システム上でまとめて扱えるようになります。

入力フォームから受注内容を登録できるため、担当者が変わっても誰でも一定のルールで情報を記録することが可能です。入力ルールが統一されることで、記入漏れや表記揺れといったヒューマンエラーも減らせるでしょう。

さらに、受注から発注までの一連の流れをシステム上で追えるため、業務の抜け漏れを防止できるのも大きな利点です。どの案件がどの段階にあるのかを把握しやすくなり、対応の遅れも防げるでしょう。

売上・請求・入金の管理

売上の記録から請求書の発行、入金管理までを、無料の範囲で対応できる製品も多くあります。一連のお金の流れを一つのシステムで扱えるため、担当者の負担を大きく軽減できるでしょう。

売掛金を自動で管理できるようになると、請求漏れや回収遅れの確認もしやすくなります。「どの取引先からいくら入金されていないか」がひと目でわかるため、確認作業の効率化にも役立つでしょう。

また、入金状況をシステム上でリアルタイムに把握できるため、資金繰りの確認や催促業務の効率化にもつながります。経理業務全体をスムーズに進めたい企業に適した機能です。

在庫・商品マスタの管理

無料の販売管理システムでは、商品情報や在庫数を登録し、リアルタイムで在庫状況を確認できます。現在の在庫が即座に反映されるため、欠品による機会損失や過剰在庫による抱え込みを最小限に抑えられるでしょう。

あらかじめ商品マスタを整備しておけば、受注や発注の際の入力も簡単かつ正確に行えます。商品コードや単価が自動で反映されるため、入力ミスの削減にも有効です。

さらに、受注や発注に応じて在庫数が自動で更新されるため、Excel管理で起きがちな在庫数の不一致も防げます。帳簿上の在庫と実際の在庫がずれる悩みを解消したい企業に、おすすめの機能といえるでしょう。

帳票発行と売上データの集計

無料の販売管理システムを使えば、見積書や納品書、請求書などの帳票をシステムから発行できます。作成した帳票はPDFやCSVで出力できるため、取引先への送付やデータの保管もスムーズです。

登録したデータをもとに、売上推移表や売上分析表といったレポートを自動で集計できる製品もあります。手作業で集計する必要がなくなり、分析にかける時間を大幅に短縮できるでしょう。

専用用紙を使わず白紙に印刷できる製品も多く、帳票作成にかかる手間とコストの削減にも直結します。毎月の書類作成に時間を取られている企業ほど、効果を実感しやすい機能です。


無料の販売管理システムが向いている企業

無料の販売管理システムは、すべての企業に適しているというわけではありません。しかし、事業の規模や使い方によっては、無料版でも十分に活用できるケースがあります。

ここでは、無料の販売管理システムが特に向いている企業の特徴を3つ詳しく見ていきましょう。

  • 取引規模の小さい小規模事業者・個人事業主
  • Excel管理に限界を感じている企業
  • 導入範囲を限定して始めたい企業

取引規模の小さい小規模事業者・個人事業主

取引件数が比較的少ない小規模事業者や個人事業主は、無料の販売管理システムが向いています。無料版には伝票数などの上限が設けられていますが、取引が少なければその範囲内でも十分に運用できるでしょう。

導入費用を最小限に抑えたい事業者にとって、初期費用のかからない無料システムは取り入れやすい選択肢です。「まずはコストをかけずに業務をシステム化したい」という場合にも適しています。

社長や経理担当者など少人数で業務を行っている事業者であれば、無料プランのユーザー数でも対応できるケースがあります。自社の規模に見合ったシステムを選ぶことで、余計なコストをかけずに業務効率化を進められるでしょう。

Excel管理に限界を感じている企業

Excelでの管理に限界を感じている企業にも、無料の販売管理システムはおすすめです。「Excelの在庫数と実際の在庫が合わない」といった悩みは、システムへの移行で解決しやすくなります。

複数のファイルに分散していたデータを一元化できるため、転記や集計にかかる作業負担を軽減することが可能です。必要な情報にもすぐにアクセスしやすくなり、日々の業務をスムーズに進められるでしょう。

また、数式やマクロの属人化に悩む企業も、入力フォームを活用することで、全社員が扱える運用に移行できます。特定の担当者に業務が集中するリスクを抑えられる点も、大きなメリットの一つです。

導入範囲を限定して始めたい企業

導入する範囲をあらかじめ限定して始めたい企業にも、無料の販売管理システムは適しています。例えば、受注業務だけを管理したいなど、利用する機能や対象業務が限られていれば、無料システムでも十分に対応できるでしょう。

また、「いきなり全社で導入するのは不安」という企業にとって、無料で試せる製品は気軽に始められる選択肢です。コストがかからないため社内の理解も得やすく、スモールスタートを切りやすいでしょう。

まずは限定的に利用して効果を確認できるため、本格導入に向けた判断材料を低リスクで得られます。実際に使ったうえで、自社に合わない場合は別の製品を検討し直すことも可能です。


無料の販売管理システムを使うメリット

無料の販売管理システムを使う主なメリットは、以下の2つです。

  • 導入コストを抑えて始められる
  • 正式導入前に使用感を試せる

ここでは、上記のメリットについて詳しく解説します。

導入コストを抑えて始められる

無料の販売管理システムの最大のメリットは、導入コストを抑えて始められる点です。初期費用や月額費用がかからないため、金銭的な負担を抑えて販売管理のシステム化に取り組めます。

有料システムの場合、利用開始前に費用対効果を慎重に検討する必要があります。その点、無料で使える製品であれば、予算に余裕がない企業でも、導入のハードルを下げられるでしょう。

これまで費用面を理由にシステム化を見送ってきた企業でも、まずは小規模な範囲から試すことが可能です。初めて販売管理システムを導入する企業にとって、利用を始めるきっかけを作りやすい点は無料システムならではの強みといえます。

正式導入前に使用感を試せる

無料の販売管理システムは、正式に導入する前に使用感を試せるのが大きな魅力です。実際に無料で操作できるため、自社の業務に適しているかどうかを、導入前に細かく確認できます。

カタログや説明だけではわからない使い勝手を、自分の目で確かめられるでしょう。あらかじめ検証しておけば、利用開始後に「思っていたものと違った」というミスマッチも防ぎやすくなります。

万が一、自社に合わなかった場合でも、別の製品へ切り替えやすいのも無料ならではの利点です。不要な費用の発生を抑えられるため、選定ミスによる余計なコストも避けられるでしょう。


無料の販売管理システム比較20選

ここからは、無料で使える販売管理システムのおすすめ20選をご紹介します。無料プランを提供しているものと、無料トライアルを実施しているものがあるため、タイプや費用もあわせて確認しておきましょう。

サービスによって料金体系や提供形態は異なります。それぞれの特徴を比較しながら、自社の業務や規模に合うシステムを見つける参考にしてください。

ツール名 タイプ 月額費用 初期費用
商蔵奉行クラウド 30日間無料トライアル 7,340円~ 0円~
freee販売 無料トライアル 2,980円~ 0円
FLAM 30日間無料トライアル 9,800円~ 0円
Sanka ERP 無料プラン 0円~ 0円
COREC 無料プラン 0円~ 0円
s-flow 30日間無料トライアル 4,800円~ 0円~
点検エース for Excel 1か月間無料トライアル 200,000円~(年額) 0円
商い哲人EX 30日間無料トライアル 4,800円~ 0円
Biznet 基本サービス無料 0円 0円
uconnect 30日間無料トライアル 6,600円~ 要問合せ
urutto 14日間無料トライアル 50,000円~ 1,980,000円~
BC受発注 4週間無料トライアル 4,800円~ 要問合せ
EXtelligence EDIFAS 最大2か月間無料トライアル 3,000円~ 0円~
コマースロボ 30日間無料トライアル 10,000円~ 0円
TS-BASE受発注 最大2か月間無料トライアル 要問合せ 要問合せ
TEMPOSTAR 30日間無料トライアル 1,650円~ 要問合せ
販売悟空 30日間無料トライアル 10,000円~ 200,000円~
フリーウェイ販売管理 完全無料(1,000伝票まで) 0円~ 0円
Main販売管理 無料プラン 0円~ 0円
弥生販売 26 30日間無料トライアル - 要問合せ(※継続サポート利用時は年額契約) 50,000円~(※製品価格・初年度優待価格)

商蔵奉行クラウド

公式サイト:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/akikura

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 7,340円~
初期費用 0円~

商蔵奉行クラウド」は、累計82万という圧倒的な導入実績を持ち、ノンカスタマイズでありながら販売・仕入・在庫管理の幅広い業務プロセスを網羅するSaaS型システムです。見積もりから売上、請求に至るまでを一元化することで伝票の二重入力や転記ミスを防ぎ、業務の生産性を飛躍的に向上させます。

法改正などの環境変化にも自動でアップデート対応するため、追加のシステム改修を気にすることなく、常に最新の状態で利用し続けられます。また、国際認証の取得やISMAPへの登録を済ませた強固なセキュリティ基盤のもと、大切な業務データを安全に管理できるのも魅力です。他社システムからのデータ移行も最短1日で完了でき、スムーズな乗り換えを後押しします。

本稼働の前にすべての機能を試せる「30日間無料トライアル」が用意されているため、まずは実際の操作感や自社業務との相性をじっくりと確認してみることをおすすめします。

freee販売

公式サイト:https://www.freee.co.jp/sales-management/?utm_source=google&utm_medium=organic

項目 内容
提供形態 クラウド/SaaS
従業員規模 500名以下
タイプ 無料トライアル
月額費用 2,980円~
初期費用 0円

freee販売」は、見積もり・受注から原価・入金管理までのプロセスを一つに集約できる、新規導入者数シェアNo.1のクラウド型販売管理システムです。

特に注目すべきポイントは、案件ごとの収支をリアルタイムで可視化できる点にあります。freee会計や工数管理ツール、SFAといった外部データとスムーズに連携し、プロジェクト単位の人件費や経費などの原価を精緻に反映します。これにより、正確な利益状況を即座に把握し、スピーディーな経営判断につなげることが可能です。

くわえて、電子契約サービスとの連携により、ワンクリックでの帳票送付やサインバックの受領ができ、作成・受領した書類の電子保存までシステム内で完結する利便性も備えています。

すべての機能を実際にお試しいただける「無料トライアル」が提供されているため、まずは自社の業務フローや他のツールとの連携のしやすさを体感してみてはいかがでしょうか。

FLAM

公式サイト:https://www.flam.jp/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 9,800円~
初期費用 0円

FLAM」は、見積もりから売上・請求、発注・仕入、さらに在庫管理に至るまでの基本機能を一つにまとめた、オールインワンのクラウド販売管理システムです。

特筆すべきは、その圧倒的な処理スピードにあります。「これがクラウドか」と驚くほどの高速レスポンスを実現しており、1000行に及ぶ大量の明細データであっても瞬時に画面へ表示されます。日々の入力や検索で画面の切り替わりを待つストレスがなくなり、サクサクと快適に業務を進めることが可能です。

導入ハードルの低さも魅力的です。初期費用が一切かからないうえ、標準で3アカウントまで利用でき、1日あたり約300円という低価格から始められます。加えて、年間70回を超える細やかなシステムアップデートが自動で行われるため、常に最新の環境を維持できます。

本稼働の前に「30日間無料トライアル」を活用できるので、まずは実際の動作スピードや使い勝手を自社の環境でじっくりと確認してみる手順が確実です。

Sanka ERP

公式サイト:https://sanka.com/ja/erp/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 無料プラン
月額費用 0円~
初期費用 0円

Sanka ERP」は、内蔵されたAI従業員「Sakura」とともに、営業から経理、購買までのバックオフィス業務を回す新発想のクラウドシステムです。

見積書の作成から承認フローの進行、受注後の売上請求、入金消込、さらには会計ソフトへの連携に向けた仕訳準備に至るまで、AIが自動でデータを繋いで一連の処理を代行します。

単なるチャットAIとは異なり、専用のワークフローや権限管理の仕組みをしっかりと備えているため、実際の業務を安全かつスピーディに完結できる点が魅力です。

複数のツールに分散しがちな情報を一つに集約することで、入力の手間やヒューマンエラーをなくし、大幅なコスト削減と生産性向上を実現します。

1名での利用を想定した「無料プラン」(最大250レコードまで)が用意されているため、まずはAIエージェントが自社のルーティンワークをどれほど手助けしてくれるのか、気軽に検証してみる手順が良いでしょう。

COREC

公式サイト:https://corec.jp/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 無料プラン
月額費用 0円~
初期費用 0円

BtoB取引におけるアナログなやり取りから脱却し、スマートフォンやタブレットから手軽に受発注を管理できるのが「COREC(コレック)」です。

導入にあたって取引先へ負担をかけない設計が魅力です。たとえば、自社が受注側として利用する場合、専用の注文フォームを案内するだけで、相手は会員登録不要でWeb上から注文を行えます。

一方、発注側として利用する際も、システムから直接FAXやメールで発注書を送信できるため、相手のIT環境に依存せずシームレスにやり取りを電子化できます。

自社のホームページにバナーを設置して新たな受注窓口を作ったり、得意先ごとに専用の価格や商品を提示するフォームへカスタマイズしたりと、営業ツールとしての柔軟な運用も可能です。

1名での利用や月間の伝票処理数などに上限はあるものの、コストをかけずに利用できる「無料プラン」が用意されているため、まずは一部の取引先を対象に、試験的なペーパーレス化を図ってみてはいかがでしょうか。

s-flow

公式サイト:https://s-flow.net/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 4,800円~
初期費用 0円~

日々の煩雑な販売・仕入・在庫管理を自動化し、社内のスムーズな情報共有を後押しするのが、クラウド型システムの「s-flow」です。

ECモールやPOSレジ、主要な会計ソフトとの連携に加え、欠品商品の発注や出荷指示などを一括処理できる機能が揃っており、ルーティンワークにかかる時間を大幅に削減してくれます。さらに、作業漏れを防ぐための通知機能が充実している点も注目したいポイントです。

伝票処理後に次の担当者へ自動でメールを送信したり、トップ画面で未処理件数をバッジ表示したりと、チーム全体での円滑な業務進行を的確にアシストしてくれます。

Excelベースで対外帳票のレイアウトを自由に編集できる柔軟性も備えているため、得意先ごとの細かなフォーマット指定にも容易に対応可能です。

本契約の前に自社運用との適合性をじっくり検証できる「30日間無料トライアル」が用意されているため、まずはこの期間を活用して実際の使い勝手を確認してみるステップが良いでしょう。

点検エース for Excel

公式サイト:https://busybee.co.jp/ace/

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
タイプ 1か月間無料トライアル
年額費用 200,000円~(年間契約)
初期費用 0円

点検エース for Excel」は、使い慣れたExcelファイルをそのまま高機能な入力アプリへと進化させる、アドイン型の業務支援ツールです。大規模なシステム導入や専用サーバーの構築を必要とせず、現在使っている帳票フォーマットを維持したままスムーズにデジタル化へ移行できます。

特許を取得している入力支援機能を備えており、現場へ持ち込んだタブレットから簡単な操作で写真の貼り付けやデータ入力が完了します。在庫の確認や倉庫での検品作業、営業先からの日報報告など、現場の情報をいち早く集約したい場面で、手書きによる二度手間や入力ミスを防ぐことが可能です。

加えて、複数人が別々に入力したExcelデータを後から自動で統合するマージ機能も活用できるため、管理側での煩雑な集計作業にかかる時間も大幅に短縮できます。

実際の動作や自社ファイルとの互換性を確認できる「1か月間無料トライアル」が用意されているので、まずは現場での使い勝手を検証してみてはいかがでしょうか。

商い哲人EX

公式サイト:https://portal.tetsujin.mjs.co.jp/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 要問合せ
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 4,800円~
初期費用 0円

ミロク情報サービスが提供する「商い哲人EX」は、必要な機能を無駄なく選べる柔軟性が魅力のクラウドSaaS型システムです。

利用する業務に合わせて、「販売管理」「仕入在庫管理」、またはその両方を統合したサービスの3種類から、ユーザーIDごとに機能を割り当てられる設計になっています。特定の担当者には販売機能のみ、倉庫部門には在庫機能のみといった具合に、社内の役割に応じた過不足のない権限付与が可能です。

日々の取引データを元にした自動仕訳機能や、銀行のオンラインシステム向けのデータ作成機能も備え、財務会計システムへの連携や支払業務の手間を大きく削減してくれます。既存システムからのデータ移行機能も用意されており、乗り換えのハードルが低い点も見逃せません。

本稼働と同じ環境を1ライセンス分体験できる「30日間無料トライアル」が用意されているため、まずは実際の使い勝手や連携のスムーズさをじっくり確認する手順が取れます。

Biznet

公式サイト:https://www2.biznet.co.jp/procurement/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 基本サービス無料
月額費用 0円 ※オプション有料
初期費用 0円

間接材の調達や購買業務にかかる時間とコストを劇的に圧縮するプラットフォームが「Biznet(ビズネット)」です。

1億1,000万点以上にも及ぶ連携サプライヤーの膨大なアイテムを横断的に検索し、最安値の商品を迅速に特定できるのが独自の魅力です。各専門分野のトップブランド商品を特別価格で手配できるうえ、複数社からの請求も一つに取りまとめられるため、経理部門における毎月の支払い処理の負担が大幅に和らぎます。

加えて、ECに未対応である既存取引先の商品であっても個別に電子カタログ化できる機能を備えており、社内における購買プロセスの透明性を高め、確固たるガバナンス体制の構築を後押ししてくれます。

標準機能は初期費用および月額費用がかからない「基本サービス無料」の形態をとっているため、社内の調達フローにおけるムダをどこまで削減できるのか、本格的な移行の前にコストをかけずに確かめられるのがうれしいポイントです。

uconnect

公式サイト:https://uconnect.jp/sms/cms/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 6,600円~
初期費用 要問合せ

建設・工事業界特有の悩みを解決へ導く、クラウド型の工事・販売管理ソフトが「uconnect」です。

現場ごとの売上や原価、粗利をリアルタイムで可視化する機能により、これまでのExcel管理では把握が遅れがちだった赤字工事の兆候を完工前に検知でき、スピーディーな軌道修正を可能にします。職人が手元のスマートフォンから直接原価を入力できるため、現場との情報連携もスムーズに進みます。

見積書から請求書への変換もスムーズに完了し、インボイス制度や電子帳簿保存法といった最新の法令にも対応済みです。二度手間となる入力作業や転記ミスを防ぎ、月末月初に集中しがちな経理担当者の負担を大きく和らげます。主要な会計ソフトへのAPI連携機能を備えているのも見逃せません。

クレジットカード登録不要で手軽に始められる「30日間無料トライアル」が提供されているため、まずは実際の使い心地や自社業務との相性をじっくり検証するステップが確実です。

urutto

公式サイト:https://urutto.jp/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 14日間無料トライアル
月額費用 50,000円~
初期費用 1,980,000円~

urutto(うるっと)」は、企業間取引(BtoB)の負担を減らすだけでなく、一般消費者向け(BtoC)のネット通販まで一つのシステムでカバーできる、柔軟性の高い受発注システムです。

共通の商品マスタを用いて法人と個人の注文データを一元的に管理できるため、日々の煩雑な処理をスマートに整えつつ、新たな販路の開拓へと踏み出す余裕を生み出します。

さらに、自社独自の業務フローに合わせた機能の追加やカスタマイズにも対応しており、本当に必要な機能だけをすっきりと配置した、誰にでも使いやすい操作画面を構築できる点も大きな魅力です。

アカウント数の上限設定がなく、社内全体で気兼ねなく利用できる環境が整っているのも嬉しいポイントです。

事前の検証に活用できる「14日間無料トライアル」が用意されているので、まずは実際の画面の分かりやすさや、自社業務にフィットするかどうかを確かめることから始めてみてください。

BC受発注

公式サイト:https://www.casio-human-sys.co.jp/bc-order/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 4週間無料トライアル
月額費用 4,800円~
初期費用 要問合せ

長年にわたり小規模事業者の経営を支援してきたカシオが提供する、受発注業務のデジタル化に特化したクラウドサービスが「BC受発注」です。

電話やFAX、メールなど、多様な手段でバラバラに届いていた注文を、専用の管理画面へすっきりと集約してくれます。得意先ごとに商品や価格を設定できる柔軟性を持ちながら、発注側はスマートフォンやパソコンから数量を入力するだけの簡単な操作で注文可能です。

取引先側の利用料はかからないため、デジタル化への協力を得やすい環境が整っています。

加えて、販売管理システムとの連携オプションを活用すれば、取り込んだ発注データをそのまま自社の基幹業務へ流し込むことができ、手作業による二度手間や転記ミスを未然に防げます。

本契約後も「申込月+2か月間月額無料」の特典があるほか、事前にお試しできる「4週間無料トライアル」も用意されているため本格的な導入を前に、「申込月+2か月無料」で利用できる期間が設定されているため、まずは実際の使い勝手や取引先とのやり取りがどう変わるか、じっくりと検証するステップが確実です。

EXtelligence EDIFAS

公式サイト:https://edifas.com/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 最大2か月間無料トライアル
月額費用 3,000円~
初期費用 0円~

製造業における受発注や購買業務のペーパーレス化を強力に後押しするのが、クラウド型EDI(電子データ交換)サービスの「EXtelligence EDIFAS」です。

見積依頼から出荷、仕入検収、支払通知といった一連の企業間取引をまとめて電子化できる能力を備えています。さらに、生産計画や支給といった製造業特有の複雑なやり取りにも対応しており、モノづくりの現場に寄り添った実用的な設計となっています。

国が推奨する「中小企業共通EDI」に準拠しているため、将来的に様々なシステムや新たな取引先とスムーズに連携できる拡張性の高さも見逃せません。直感的な操作画面を採用しており、画面レイアウトを柔軟に変更できるため、ITに不慣れな担当者でも無理なく扱えます。

本格的な運用の前に全容を確かめられる「最大2か月間無料トライアル」が用意されているため、まずは自社の業務フローに適合するか、余裕を持って検証する手順を踏むことができます。

コマースロボ

公式サイト:https://www.commerce-robo.com/

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 10,000円~
初期費用 0円

EC事業における受発注から倉庫管理(物流)までを一つのシステムでカバーし、ルーティンワークを徹底的に自動化するのが「コマースロボ」です。

特許を取得したRPA(受注処理・データ変換ロボット)を内蔵している点が独自の魅力です。これまで人の手による確認が必要だった受注処理から出荷指示、ステータス変更、出荷通知メールの送信までをロボットが代行し、業務にかかる時間を最大95%も削減してくれます。

通常、OMS(受注管理)とWMS(倉庫管理)は別々に契約してコストやマスタ管理の手間が二重にかかりがちですが、これらを一体化することで利用料金を抑え、情報のズレも解消します。ロットや消費期限の管理機能を備え、冷凍・冷蔵食品のECサイトにも対応できる柔軟性も特徴です。

すべての機能と電話サポートを利用できる「30日間無料トライアル」が提供されているため、まずはEC運営の負担がどれほど軽くなるか、自社の環境で確かめてみる手順が良いでしょう。

TS-BASE受発注

公式サイト:https://ts-base.jp/

項目 内容
提供形態 SaaS
従業員規模 制限なし
タイプ 最大2か月間無料トライアル
月額費用 要問合せ
初期費用 要問合せ

受発注から倉庫管理に至るまでのプロセスを、自社の業務フローに合わせて柔軟に設計できるクラウドサービスが「TS-BASE受発注」です。

利用者のための「注文サイト」、仕入先向けのシステム、物流拠点用の「倉庫システム」、そして全体を統括する「管理システム」という4つのモジュールを組み合わせて運用できる点が際立っています。

不要な機能を省いてスモールスタートを切り、事業の拡大に合わせて段階的に拡張していくことが可能です。さらに、創業100年を超える印刷会社が開発しているため、商品だけでなく販促物や資材といった、多種多様な「モノ」の細やかな管理ノウハウがシステムに凝縮されています。

本格的な運用を始める前に、実際の使い心地を体験できる「最大2か月間無料トライアル」が設定されているため、まずは自社環境にフィットするかどうか検証してみてはいかがでしょうか。

TEMPOSTAR

公式サイト:https://commerce-star.com/

項目 内容
提供形態 ASP
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 1,650円~
初期費用 要問合せ

ネットショップの多店舗展開を支えるEC一元管理ツールとしておすすめなのが、「TEMPOSTAR」です。このシステムは、受注から在庫、商品情報の管理までを網羅し、複数モールにおける煩雑なバックエンド業務を自動化してくれます。

他のSaaS製品と一線を画す要素として、クラウド型の手軽さを保ちながら、個別の業務要件に合わせて柔軟に機能を拡張できる「ハイブリッドカスタマイズ」設計が挙げられます。事業の成長に合わせてシステムを育てていけるため、将来的な乗り換えのコストや手間が発生しません。

また、各ECプラットフォームの頻繁な仕様変更にも自動アップデートで対応し、常に最新の環境を維持してくれます。

機能やサポートに一切の制限がなく、期間終了後に自動で本契約へ切り替わる心配のない「30日間無料トライアル」が用意されているので、まずは複数店舗の運営がどれほど楽になるか、実際の画面で確かめてみる手順が適しています。

販売悟空

公式サイト:https://gokuh-sales.yutech.co.jp/

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 10,000円~
初期費用 200,000円~

販売悟空」は、多くの業務ソフトに標準搭載されている「在庫管理」の機能をあえて取り除き、製品在庫を持たない業種へ向けて使い勝手を極限まで磨き上げた販売管理システムです。

見積もりから入金までを一つに連携でき、特に見積作成のプロセスに工夫が凝らされています。Excelに近い感覚で入力できるだけでなく、見積もりの際に生じた顧客とのやり取りや交渉の背景までも伝票と一緒に記録しておけます。

これにより、次回の類似案件やリピート注文時に過去の経緯を即座に引き出せるため、ブレのない提案が可能です。

基本仕様では対応しきれない独自の業務フローや、生産管理などへのシステム拡張に柔軟に応えるカスタマイズ性の高さも魅力です。独自に設計されたExcelテンプレートを用いて、得意先ごとに指定された多様な帳票フォーマットへ簡単に出力できます。

本稼働の前にすべての操作性を実務環境で検証できる「30日間無料トライアル」が用意されているので、まずは自社との相性をじっくりと確かめてみる手順が確実です。

フリーウェイ販売管理

公式サイト:https://freeway-hanbai.com/

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
タイプ 完全無料(1,000伝票まで)
月額費用 0円~
初期費用 0円

「フリーウェイ販売管理」は、売上・請求・入金という販売管理における必須の業務プロセスに特化し、徹底的にムダを省いた小規模ビジネス向けのクラウドソフトです。

あえて在庫管理などの機能を削ぎ落とし、シンプルさにこだわって設計されているため、ITツールに不慣れな方でも直感的に操作でき、導入直後からスムーズに実務をスタートできます。

各種帳票の発行はもちろん、売上推移や順位表などのレポートを通じた経営分析まで幅広くカバーしています。加えて、同シリーズの無料会計ソフトや給与計算ソフトともデータ連携しやすく、バックオフィス全体のITコストをまとめて圧縮できるのがこの製品ならではの利点です。

3名でのデータ共有を含めて「1,000伝票まで永久無料」で使い続けられる枠組みとなっているため、ランニングコストを気にすることなく、自社の業務スタイルにマッチするかを気軽に検証するステップを踏むことができます。

Main販売管理

公式サイト:https://www.zero-soft.jp/soft/sales/

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 要問合せ
タイプ 無料プラン
月額費用 0円~
初期費用 0円

「Main販売管理」は、有名ソフトからの乗り換え先としても人気を集める、デスクトップ型の業務ソフトです。

標準的な販売・仕入・在庫管理機能にとどまらず、インボイス制度や電子帳簿保存法といった法令にも完全対応しています。これほど充実したスペックを備えながら、期限や利用制限なく標準機能を「永久無料」で使い続けられる点が目を引きます。

さらに、自社の独自の業務フローに合わせたオーダーメイドの機能追加を低コストで実現できる点も注目したいポイントです。「高額なシステムを導入したのに使わない機能ばかり」といったミスマッチを防ぎ、本当に必要な機能だけを無駄なく構築できます。

複数台のパソコンでデータを共有するネットワーク利用も、大手企業の10分の1程度の価格で環境を整えられるため、将来的な拡張に伴うコストも徹底的に抑えながら運用を続けられる設計となっています。

弥生販売 26

公式サイト:https://www.yayoi-kk.co.jp/hambai/

項目 内容
提供形態 パッケージ
従業員規模 要問合せ
タイプ 30日間無料トライアル
月額費用 -(※継続サポート利用時は年額契約)
製品価格 50,000円~(※製品価格・初年度優待価格)

27年連続で業務ソフト部門の売上実績トップを走り続ける、業界の定番ともいえるソフトウェアが「弥生販売 26」です。

小規模法人向けのシンプルな帳票作成から、複数台のパソコンでデータを共有するネットワーク運用まで、企業の成長段階に応じた幅広いラインナップを用意しています。

目を引くのは、クラウドサービス「スマート証憑管理」とのシームレスな連携です。証憑類をOCR機能で自動的に読み取り、クラウド上で安全に一元管理できるため、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応負担を劇的に和らげてくれます。

業界最大規模を誇るカスタマーセンターが控えている点も見逃せません。単なる操作案内にとどまらず、法改正に伴う業務の悩みにも専門スタッフが的確に答えてくれるため、専任のIT担当者がいない環境でも安心して利用を続けられます。

導入前にすべての機能に触れられる「30日間無料トライアル」があるため、自社の業務フローに合致するか確かめることが可能です。


無料の販売管理システムの注意点

無料の販売管理システムは便利な一方で、いくつか気を付けるべきポイントも存在します。

ここでは、無料の販売管理システムを利用する際に押さえておきたい以下の注意点を詳しく見ていきましょう。

  • 伝票数やユーザー数に上限がある
  • 使える機能が制限される
  • 外部システムとの連携に制約がある
  • サポートやアップデートが手薄になりやすい
  • データの保全やセキュリティにリスクがある

伝票数やユーザー数に上限がある

無料版の販売管理システムには、「1,000伝票まで」「3ユーザーまで」など、扱える件数や人数に上限が設けられているケースが多いです。これは、システムを無料で利用するうえで避けられない制約といえるでしょう。

取引件数が多い企業の場合、すぐに上限へ達してしまうケースも少なくありません。上限に達すると、継続して利用するには有料版への移行が必要になります。

また、登録できる顧客数や商品数にも制限が設けられている場合があり、事業が拡大するにつれて不足しやすい点にも注意が必要です。将来的な成長を見据えて、容量や利用人数の上限に余裕があるかどうかを確認しておきましょう。

使える機能が制限される

無料版は、使える機能が制限されている点も留意しておきたいところです。

搭載されている機能は基本的なものに絞られていることが多く、請求書フォーマットの細かな変更などが行えない場合もあります。そのため、複雑な業務フローや独自の帳票作成には対応しきれず、状況によっては有料版への移行が必要になるケースもあるでしょう。

また、売上・請求業務に特化した製品も多く、在庫管理や受発注管理の機能を備えていない場合もあります。自社の業務に必要な機能が含まれているか、導入前に細かく確認することが大切です。

外部システムとの連携に制約がある

無料版は、外部システムとの連携に制約がある点も見逃せません。会計システムやECサイトなど、他のツールとの連携に対応していない製品も多くあります。

連携機能が使えないと、あるシステムのデータを別のシステムへ手入力する必要が生じます。その結果、せっかく業務をデジタル化しても効率化の効果が限定的になりかねません。

また、データの出力形式が限られている場合もあり、他システムへのデータ受け渡しに手間がかかることもあります。すでに利用中のツールと組み合わせたい場合は、事前に連携可否を必ずチェックしておきましょう。

サポートやアップデートが手薄になりやすい

無料版は、サポート体制やアップデート頻度が限られていることがあります。不具合や不明点が生じても、十分なサポートを受けられない製品も少なくありません。

その場合、自社で問題を解決する必要があり、トラブル発生時に業務へ影響が出る可能性があります。社内にIT担当者がいない企業ほど、運用面の負担を考慮すべきでしょう。

また、アップデートが遅れると法令改正への対応が間に合わなかったり、セキュリティリスクが高まったりする恐れもあります。安定して長く使い続けたい場合は、サポート内容や更新頻度をあらかじめ確認しておくと安心です。

データの保全やセキュリティにリスクがある

無料版は、データの保全やセキュリティにリスクがある点も理解しておきましょう。自動バックアップ機能が備わっていない製品もあり、データが破損した際に復旧が難しくなることもあります。

手動での保存やバックアップを徹底しなければ、今まで蓄積した取引データを失う恐れもあります。事業に欠かせない重要な情報を守るためにも、定期的なバックアップを社内ルールとして定着させることが肝心です。

特にフリーソフトは、アップデートの遅れからサイバー攻撃に対して脆弱になりやすい傾向があります。セキュリティを重視する企業は、更新頻度やデータの保護体制もあわせて確認するのが望ましいです。


無料の販売管理システムの選び方

無料の販売管理システムは種類が多く、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。自社に合わないシステムを選んでしまうと、かえって業務が非効率になりかねません。

ここでは、無料の販売管理システムを選ぶ際に確認すべき以下の5つのポイントについて詳しく解説します。

  • 自社の業務範囲に合う機能か確認する
  • 利用人数や伝票数の上限を見極める
  • データの管理・分析機能をチェックする
  • 有料版への拡張性や移行のしやすさを見る
  • インボイス・電帳法など法令対応を確かめる

自社の業務範囲に合う機能か確認する

システム選びでまず確認したいのは、自社の業務範囲に合う機能が備わっているかどうかという点です。受注や在庫、請求など、自社で管理したい業務にシステムが対応しているかをチェックしましょう。

対応範囲が業務に合っていないと、結局はExcelとの併用が残り、思うように効率化が進みません。一部の業務だけをシステム化しても、かえって二度手間が発生するケースもあるでしょう。

導入後のミスマッチを防ぐためにも、必要な機能をあらかじめ洗い出したうえで選定することが大切です。「何を管理したいのか」を明確にしておくと、自社に適したシステムを選びやすくなります。

利用人数や伝票数の上限を見極める

無料版を選ぶ際は、利用人数や伝票数の上限を見極めることも欠かせません。自社の従業員数や月間の取引件数が、無料版の上限内に収まるかどうかを確認しましょう。

上限を早い段階で超えてしまう規模であれば、無料版では継続的な運用が難しくなり、いずれ有料版への切り替えが必要になります。導入後すぐに制限に達すると、別の製品を探す手間や移行作業が発生する可能性もあります。

また、拠点数や同時に利用する人数もチェックし、社内で円滑に情報共有できるかを判断することが重要です。現在の利用状況だけでなく、事業拡大後の運用も考慮した選定を心がけましょう。

データの管理・分析機能をチェックする

データの管理・分析機能が充実しているかどうかも、見逃せないチェックポイントです。売上や在庫、顧客情報を一元管理し、それらを分析できる機能があるかを確認しましょう。

蓄積したデータをグラフや表で可視化できれば、販売戦略の立案や業務改善にも役立てられます。数字を見える化することで、勘や経験だけに頼らない意思決定がしやすくなるでしょう。

分析機能の有無は、システムを単なる記録ツールで終わらせるか、経営判断に活かせるかを左右する要素です。データを活用して事業を伸ばしたい企業ほど、分析機能の充実度にも注目するとよいでしょう。

有料版への拡張性や移行のしやすさを見る

将来の事業拡大に備えて、有料版への拡張性や移行のしやすさも細かく見ておきたい部分です。同じ製品で無料版から有料版へスムーズに拡張できるかどうかを、あらかじめ把握しておきましょう。

無料版と有料版が同じ系列のサービスであれば、これまでのデータを引き継いで利用を継続できるケースが多くあります。乗り換えにともなうデータ移行の手間やコストを抑えられる点は、大きなメリットです。

一方、拡張性のない製品を選んでしまうと、事業規模が拡大した際に別システムへ乗り換えなければなりません。長期的な利用を前提に、将来の成長にも対応できる製品を選ぶことが望ましいです。

インボイス・電帳法など法令対応を確かめる

インボイス制度や電子帳簿保存法など、法令への対応状況も製品選びの重要な判断材料です。適格請求書の発行に対応しているかどうかは、特にチェックしておきたいポイントといえます。

また、帳票を電子で保存する企業にとっては、電子帳簿保存法の要件を満たしているかも欠かせない確認項目です。これらの法令に対応した製品を選べば、日々の業務を安心して進められるでしょう。

反対に、法令対応が不十分な製品を選んでしまうと、後から手作業での補完が必要になりやすい点に注意しなければなりません。余計な負担やリスクを避けるためにも、最新の法令に対応しているかを事前に確認しておきましょう。


有料の販売管理システムを検討すべきケース

無料の販売管理システムは便利ですが、状況によっては有料版のほうが適している場合もあります。

ここでは、有料の販売管理システムを検討すべき代表的なケースを4つ詳しく解説します。

  • 取引件数や伝票数が上限を超える場合
  • 利用人数や拠点数が多い場合
  • 他システムとの連携が必要な場合
  • 手厚いサポートを求める場合

取引件数や伝票数が上限を超える場合

月間の取引件数が、無料版の伝票数上限を超えてしまう企業は、有料版の利用を検討しましょう。無料版では、登録可能な件数を超えると新たな情報を追加できなくなります。その結果、受注や請求処理に支障が出て、業務の停滞につながる可能性があります。

繁忙期など取引が集中する時期に業務がストップすると、対応の遅れや機会損失を招きかねません。現在は上限内に収まっていても、今後の事業拡大によって取引が増える見込みがある場合は、早めに有料版への移行を進めましょう。

余裕をもって移行を検討しておくと、制限に直面した際もスムーズに対応できます。

利用人数や拠点数が多い場合

利用人数や拠点数が多い企業は、有料版の活用が望ましいです。無料版で設定されたユーザー数の上限を超えて利用する場合、上位プランへの切り替えが必要になるでしょう。

特に複数の拠点で情報を共有する場合、利用人数に制限があるサービスでは円滑な運用が難しくなります。拠点ごとにデータが分散すると、情報確認の手間が増え、かえって業務効率が低下する恐れがあります。

また、大規模な企業に対応できる無料版は少なく、人数が多いほど有料版が適しているのが実情です。全社での本格的な活用を目指すなら、必要な機能や利用環境を備えた有料版を選ぶのをおすすめします。

他システムとの連携が必要な場合

会計システムやECサイトなど、他のシステムとの連携が必要な企業も、有料版が向いています。連携に対応した有料版であれば、システム間でデータを自動的にやり取りすることが可能です。

その結果、手入力の作業が不要になるため、データの二重管理や入力ミスを防ぎやすくなるでしょう。業務全体の流れがスムーズになり、担当者の負担も大きく軽減されます。

無料版は外部システムとの連携に非対応な場合が多く、効率化を重視する企業には物足りない可能性があります。必要な連携範囲を整理したうえで、自社に合った製品を選ぶことが大切です。

手厚いサポートを求める場合

トラブル発生時に相談できる体制を重視する企業には、サポートが充実した有料版が最適です。何か問題が起きたときにすぐ相談できる窓口があることは、運用するうえで大きな安心感につながります。

特に自社にIT人材が少ない場合は、導入支援や問い合わせ対応のある有料版が心強い味方になるでしょう。専門的な知識がなくても、サポートを受けながらスムーズに活用を進められます。

また、有料版はアップデートやセキュリティ対策も継続的に提供されるため、長期的に安定して使い続けられるでしょう。運用面の不安をできるだけ減らしたい企業ほど、有料版の価値を実感しやすいはずです。


販売管理システムを無料で導入し業務を効率化しよう!

無料の販売管理システムを活用すれば、コストをかけずに受注や請求、在庫管理といった業務を効率化できます。伝票数やユーザー数、使える機能などに制限はあるものの、小規模事業者や個人事業主であれば十分に活用できるでしょう。

システムを選ぶ際は、自社の業務範囲や上限を見極めたうえで、長く活用できる製品を見定めることが肝心です。

本記事で紹介した選び方や注意点を参考に、自社に最適なシステムを見つけてみてください。まずは気になるシステムを試し、業務効率化の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


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