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コールセンター向け通話録音システム17選! 導入メリットや選定ポイントを解説

コールセンター向け通話録音システム17選! 導入メリットや選定ポイントを解説

コールセンターにおいて、顧客との通話内容を録音・管理することは、応対品質の向上やトラブル対応に欠かせません。通話録音システムは、こうしたコールセンター運営の効率化と最適化に役立つツールとして注目を集めています。

本記事では、コールセンター向け通話録音システムの概要や導入メリット、選定ポイントについて解説します。おすすめのシステムについても紹介しますので、導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


コールセンター向けの録音システムとは?

コールセンター向けの録音システムとは、顧客との通話内容を自動的に録音・保存し、業務の効率化や品質向上に役立てるためのシステムです。通話内容をデータ化することで、オペレーターの応対品質の確認や、クレーム対応時の事実確認などに活用できます。

また、録音データを分析することで、オペレーター教育やコールセンターの課題抽出にも役立てられます。このように、業務改善や品質管理を担う録音システムは、コールセンターにとって不可欠なツールなのです。


コールセンターが通話録音システムを導入するメリット

通話録音システムの導入は、コールセンター運営に以下のようなメリットをもたらします。

  • オペレーター教育を効果的に実施できる
  • ヒューマンエラー防止につながる
  • トラブル対応が円滑になり、コンプライアンス遵守が強化される

ここでは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

オペレーター教育を効果的に実施できる

通話録音システムに録音された通話のデータは、オペレーター教育の効率化と品質向上に貢献します。

優秀なオペレーターの応対を良い事例として共有したり、課題のある応対を改善指導に用いたりすることで、オペレーターのスキルアップにつなげられるでしょう。さらに、蓄積された録音データの分析により、オペレーター教育の効果測定や教育計画の最適化が可能になります。

ヒューマンエラー防止につながる

通話録音システムは、応対品質のモニタリングとヒューマンエラー防止に効果的です。通話内容を確認することで、オペレーターの応対品質を客観的に評価し、改善点を明確にできます。

また、モニタリングがオペレーターのミスや不適切な対応の発見につながるかもしれません。その際、注意喚起や再発防止策を講じることで、ヒューマンエラーの低減が期待できるでしょう。

トラブル対応が円滑になり、コンプライアンス遵守が強化される

通話録音システムは、録音データを活用することでトラブル対応の迅速化とコンプライアンス遵守に役立ちます。

クレームやトラブルが発生した際、録音データから事実関係を正確に把握し、適切な対応方針をスムーズに決定できるでしょう。また、通話内容のチェックにより、法令違反やコンプライアンス逸脱がないかをモニタリングし、問題行為を未然に防ぐことが可能です。


コールセンター向け通話録音システムおすすめ17選

コールセンター向けの通話録音システムには、さまざまな製品やサービスが存在します。ここでは、おすすめのシステムをピックアップし、それぞれの特徴や料金プランについて比較していきます。

pickupon

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 6,000円〜
初期費用 0円

pickuponは、通話内容をAIが自動で録音・要約し、CRM/SFAに自動入力する画期的なサービスです。録音データはテキスト化され、AIによる顧客ニーズ分析により、応対品質の向上とオペレーターの負担軽減を両立。無料の閲覧アカウントや、PCとヘッドセットがあればすぐに利用開始できる手軽さも魅力です。

通話後の事務作業を大幅に削減し、自社のコールセンターの生産性と顧客満足度向上に貢献します。

ビズリンククラウドCTI

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 -
従量課金 -
月額費用 -
初期費用 -

ビズリンククラウドCTIは、通話録音機能を搭載したクラウド型CTIサービスです。録音データは応対品質の向上やトラブル時の確認、オペレーター教育に活用可能。音声認識によるテキスト化機能で、通話内容の分析も容易です。

NTTグループの専門家サポートと国内データセンター運用で、高い信頼性を実現します。

lisnavi

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 5,000円〜
初期費用 100,000円

lisnavi(リスナビ)は、電話業務の効率と生産性の向上に特化したアウトバウンドコールシステムです。すべての通話を自動で録音し、容量にかかわらず標準で6ヶ月間保存可能。自動発信機能で架電業務を効率化し、リスト管理や分析ダッシュボード、API連携により、一連の業務フローを合理化します。

ftel

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 5,000円
初期費用 お問合せ

ftel(エフテル)は、すべての通話内容を自動で高音質録音し、セキュアなクラウド環境に保存します。録音された音声は、オペレーターの応対品質向上や、顧客トラブル発生時の証拠保全に役立ちます。低コストでの導入が可能であり、物理回線不要で迅速に運用を開始できるのも強み。

既存システムとの柔軟な連携により、録音データの管理・活用を効率化し、コールセンター全体の生産性向上に貢献します。

CALLTREE

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 -
従量課金 -
月額費用 -
初期費用 -

CALLTREE(コールツリー)は、発信履歴として、どのオペレーターがいつ、どこへ、何秒間通話したかが自動的にすべて録音されます。録音は、オペレータや日時、リストごと、結果ステータスごとなど、さまざまな条件で検索・再生が可能です。

ほかにも、自動・予測発信機能による架電効率の向上、顧客情報のリアルタイム共有、トークスクリプトの最適化など、アウトバウンド業務に特化した豊富な機能を提供しています。

CLEX

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 6,000円〜
初期費用 25,000円

CLEX(クレックス)は、録音機能を搭載しているクラウド型のCTIシステムで、すべての通話が録音されます。録音データは問い合わせ履歴と連動しており、顧客対応後、その場で通話内容の確認が可能です。

ほかにも、IVR、CRM、通話録音、統計レポート、通話内容のテキスト化、コールバックなど、多彩な機能が備わっており、自社のコールセンター業務を強力にサポートします。

broad connect

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 -
従量課金 -
月額費用 30,000円〜
初期費用 75,000円〜

broad connectは、全部の通話を自動で録音する機能が備わっています。自動録音のため、うっかり録音を忘れてしまう心配がありません。QAチェックやクレーム処理などがスムーズになるとともに、言った言わないの問題を解決します。

加えて、オートコール、リアルタイムKPI分析、メモテンプレートなど、テレマーケティング業務の効率と生産性を高めるための機能が充実しています。

Comdesk Lead

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 6,000円〜
初期費用 0円

Comdesk Leadは、IP電話と携帯回線を両方利用できる国内唯一のCTIで、全通話を自動で録音することが可能です。また、通話内容は自動で文字起こしされるため、何を話したか後から簡単に把握できます。

ChatGPTによる通話内容の自動要約機能は、業務効率と応対品質を飛躍的に向上させる独自の強みです。

DREAM CALL NEXT

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 4,000円〜
初期費用 0円

DREAM CALL NEXTには、すべての通話が自動的に録音される全通話録音機能が搭載されています。通話は6ヶ月間保存され、コール履歴から録音を聞き直すことが可能です。

ほかにも、クリック発信や再架電機能、モニタリング・ウィスパリング機能、架電禁止登録などといったコールセンター業務をサポートする機能が備わっています。

TramOneCloud

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 800円〜
月額費用 5,000円〜
初期費用 0円

TramOneCloud(トラムワンクラウド)は、通話録音機能を標準搭載したオールインワンのクラウドPBXシステムです。高品質の音声通話に加え、録音データを活用した応対品質の向上やトラブル時の確認に貢献。AI音声認識により、自動で通話内容がテキスト化・要約され、通話データの有効活用を促進します。

リモートワーク対応のスマホアプリや、24時間365日体制のサポートも充実しています。

カイクラ

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 31,000円〜
初期費用 181,000円

カイクラは、通話を自動録音し、音声とテキストの両方で保存できるプラットフォームです。録音データを活用し、応対品質の向上やトラブル時の内容確認、オペレーター教育に貢献。また、AIが音声認識をして文字起こしをしてくれます。

着信と同時に顧客情報を表示するCTI連携機能も搭載し、スムーズな顧客対応を支援します。

アポ放題

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 10,750円〜
初期費用 3,300円〜

アポ放題は、テレマーケティングに特化したCTIで、通話を自動録音し、応対品質の向上やトラブル時の確認に貢献します。スマートフォン1つで場所を選ばず架電でき、オフィス回線が不要な点が独自の強みです。

ワンクリック発信、顧客管理、会話分析チャートなど、効率と成果を追求する機能が満載。録音データを活用し、自社の営業生産性を向上できます。

BlueBean

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 5,000円〜
初期費用 5,000円

BlueBeanは、全通話録音機能を標準搭載したクラウド型CTIです。着信、発信、内線、外線問わず、すべての通話を録音可能。録音データは応対品質の向上やトラブル時の確認に貢献します。プログラミング不要でコールセンターを簡単に構築可能。

IVR、リアルタイムモニタリング、AI連携など、多機能な点が魅力です。

BIZTELコールセンター

項目 内容
提供形態 サービス
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 81,000円〜
初期費用 200,000円〜

BIZTEL コールセンターは、通話録音機能を標準搭載したクラウド型CTIです。録音データは応対品質の向上やトラブル時の確認、オペレーター教育に活用可能。AI音声認識によるテキスト化機能で、通話内容の分析も容易です。

8年連続国内シェアNo.1(2025年6月現在)の実績と、NTTグループの専門家サポート、国内データセンター運用により、高い信頼性とセキュリティを実現します。

CT-e1/SaaS

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 -
初期費用 300,000円

CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)は、ACD、IVRといった基本機能に加え、通話録音機能を標準搭載したクラウド型CTIシステムです。録音データは品質管理やオペレーター教育にも活用可能で、応対品質の向上とトラブル回避に貢献します。

ダッシュボードやCRM連携で顧客情報と通話記録を一元管理し、音声認識やAIとの連携も可能です。

AmeyoJ

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 0円
月額費用 -
初期費用 -

AmeyoJ(アメヨジェイ)は、通話録音機能を搭載した多機能クラウド型CTIです。秒課金やかけ放題オプションでコストを最適化できるのが魅力。データセンターから回線、CTIまでLIPSEがワンストップ提供するため、手厚いサポートが強みです。

CRM連携や通話内容共有、ACDなどの豊富な機能が備わっており、応対品質の向上やトラブル時の確認に役立ちます。

COLLABOS PHONE

項目 内容
提供形態 クラウド
従業員規模 制限なし
従量課金 -
月額費用 4,800円
初期費用 200,000円

COLLABOS PHONE(コラボスフォン)は、通話録音ができるため、エンドユーザーとの言った言わない問題を回避し、クレーム削減が可能です。オペレーターの通話内容を復習することで、教育にも活用できます。

IVR、ACD、通話モニタリング機能、レポート機能、リアルタイム統計情報など、コールセンターに欠かせない機能が標準搭載されているのも魅力です。


コールセンター向け通話録音システムを選ぶ際のポイント

コールセンターに最適な通話録音システムを選ぶためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • コールセンターに不可欠な機能を洗い出す
  • 他システムとスムーズに連携できるかを確認する
  • クラウド型とオンプレミス型で比較する

ここでは、システム選定の際に確認すべき項目について解説します。

コールセンターに不可欠な機能を洗い出す

通話録音システムを選ぶ際は、コールセンター運営に必要な機能がそろっているか確認が欠かせません。一般的に必須とされる機能としては、通話の自動録音、録音データの検索・再生、通話内容の文字起こしなどが挙げられます。

また、オペレーターの稼働状況管理、リアルタイムモニタリング、レポーティングなど、運用に役立つ機能が搭載されているかという点もチェックすべきです。

他システムとスムーズに連携できるかを確認する

通話録音システムは、他システムとの連携により業務効率化と情報の一元管理を実現できます。

例えば、顧客管理システム(CRM)との連携は、通話録音データと顧客情報を紐付けて管理することが可能です。また、CTIシステムと連携することで、着信時に顧客情報を自動表示したり、通話記録を自動作成したりできます。

クラウド型とオンプレミス型で比較する

通話録音システムには、クラウド型とオンプレミス型があり、それぞれの特徴を理解したうえで自社に合ったものを選択することが大切です。

クラウド型は初期コストが低く、導入が容易で、どこからでもアクセス可能ですが、カスタマイズ性はやや劣ります。

一方、オンプレミス型は初期コストが高く、導入に時間がかかりますが、高いカスタマイズ性とセキュリティを確保できるのが特徴です。


コールセンターの課題解決に、通話録音システムを活用しよう

通話録音システムは、コールセンター運営の効率化と最適化に役立つ重要なツールです。オペレーター教育の効率化、応対品質の向上、トラブル対応の円滑化など、さまざまな課題解決に寄与します。

コールセンター運営の成功には、まず自社のコールセンターに必要な機能を洗い出し、予算やセキュリティ要件に合わせたシステムの選択が欠かせません。そして、選んだシステムを最大限に活用して、オペレーターのスキル向上とコールセンターの課題解決を図っていきましょう。


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