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決算書には3つの目がある!!

著者:   株式会社プロス




 中小企業の社長にとっては、決算書は好むと好まざるにかかわらず作らざるを得ないのです。どうしてでしょうか?理由は、銀行と税務署の存在があるからです。だから、決算書を出さざるを得ないから、作らざるを得ないのです。企業を経営している社長にとって、税務署と銀行は一番怖い存在です。
「出来ればお付き合いをしたくない?でも、付き合わざるを得ない!」と思っている「税務署と銀行」が、社長が提出をした決算書を「どのように見ているのか?」そのことを社長自身が、まず、よく理解し、納得しておくことが重要です。
 ですから、

決算書には3つの目がある
1つは銀行の目で見る決算書
2つは税務署の目でみる決算書
3つは社長自身の目で見る決算書

です。





 決算書の「貸借対照表」と「損益計算書」を、その分析のプロである税務署と銀行はよくわかっています。しかし、言い方は失礼ですが、素人である社長はよくわかっていないのです。「貸借対照表」と「損益計算書」を社長はよく理解できず、説明しようと思ってもできないのが大半でしょう。
中小企業の社長という人の共通点は、「数字」より「感覚」を大事にする人だということです。決算書は一般的に「数字」の羅列だけです。そのような決算書を素人である社長が理解することは至難の技でしょう!この決算書をわかりやすく理解できるために「決算診断提案書」の存在があるのです。
 
決算診断提案書は決算書の「数字」を「数値」に変えて、社長にわかるようにしてあります。決算診断提案書ではまず、冒頭に今回の決算の結果によって「総合得点○○点」であり「御社の経営力ランクは○○型」ですというような、総合評価があります。これは銀行の自己査定よりもきびしく、わかりやすくしています。これを社長は銀行が見る前に知っていてほしいのです。
「数字の持つ意味と背景」をよく理解し、納得をしていってほしいのです。そうすれば、銀行によく説明ができるのです。
税務署の目は、何に関心を持つか?会社の付加価値率を最重要視するのです。ベクトルが同じ方向を向いている自然体を標準と考えます。

その標準から見て、付加価値率にバラツキがあるとモ一寸おかしいのでは?"おやっ?"と思うことがあるのです。税務署は業績の良し悪しではなく、不自然さに疑問を思うのです。税務署は経営効率的なものは全く興味がない。ひたすら興味の的は、不自然な「収入が過少では?」「原価や経費が過大では?」の2点にあります。

 たとえば、「収益性」において「総資本経常利益率」には興味がない。あるのは「付加価値率」で、その会社の業態・業界平均・過去3〜5年の平均率・季節変動率などの細かい点に着目して分析をして。「不整合」を洗い出してきます。
 「生産性」全般には興味がない。しかし、「資金性」の中の受取勘定や在庫の回転日数などには非常に敏感です。
 「成長性」については、売上高・付加価値・利益の増加率には大きな関心を寄せます。それに関連して、各主要原価・経費科目の増加率にも極めて敏感です。

 そして、一番大事なことは社長自身の目で見る決算書である「決算診断提案書」をよく理解して、活用していくことです。社長の会社の「健康診断」としていただきたいのです。毎回掲載している解説の内容をよく理解して、今後の経営に活かしていただきたいと願っています。

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