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第2回 目標達成や課題解決の第一歩、まずは整理から始めよう

著者:R3Corporation株式会社 代表取締役  平松 二三生


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目標達成や課題解決の第一歩、まずは整理から始めよう

状況を整理するためには、まずは情報の洗い出しをすること!
エクセルフォーマットの課題管理表を利用して、目標達成のための課題や問題点、原因などを一覧化させよう。
情報を出し切ったら、次は分類を行い、ソートやオートフィル機能などを使い、全体が把握しやすく工夫してみよう。

このフォーマットに限らず、情報を整理して、全体を把握したり、使いやすく加工するためにはエクセルで管理するのが最良の方法です。
自分で使いやすくするために、エクセルのさまざまな機能も使ってみるのも良いでしょう。

状況を把握するためには?

まず必要なのは、”現在の状況をきちんと把握すること”です。つまり、目的を達成するための要素や課題を洗い出すことです。

自分自身の考えや課題というのは、いくら頭の中にあっても、それだけでは絶対に整理が出来ません。そこで、一旦は自分の中からアウトプットし、可視化(見える化)させてみましょう。

この行為により、今までは自分が意識せずとも一方に向いてしまっている考えにとらわれず、広い視野で考えを進めることが出来るようになり、結果として、あまり意識していなかったアイデアや考えに気づくことができます。これは、頭の中のものをアウトプットすることで、客観的に判断が出来るようになるためです。

ただ、これを実現させるためには、もう1つの要素が必要です。
それが”情報の整理”です。

“情報の整理”をすることで、プロセスを導き出せる。

状況を全て洗い出し把握出来たら、次に行うのは”全ての要素を分析した上で、整理しておくこと”です。

そのためには洗い出した内容を元に、有効な手段を講じるために情報を一覧化するという行為が必要となります。思いついた順に、目標達成のための課題や問題点、原因を書き上げましょう。しかし、これだけでは”一覧化する”ということにはなりません。
記載された内容を特定の属性で分類して、きちんと情報を整理することで、初めて”一覧”として利用できる状態になります。

整理をする際に必要な”分類”ですが、今回のフォーマットで言えば、そのまま分類の項目を使うといいでしょう。

ダイエットを例に解説を致します。

ダイエットをしようと思い、それに必要な手段を洗い出してみます。
その後、要素としては、”食事”と”運動”という2つにすることにします。

この要素をそれぞれの課題や手段に設定することで、エクセルのソートやオートフィルを使えば、それぞれの要素だけに絞り込むことが可能となります。
これで、”食事”の時に意識しなければならない要素、また”運動”の時に意識しなければいけない要素をしっかりと認識することが出来ます。

「こんなのに意味があるのか?」
そう感じるのは、普通の感覚だと思います。

しかし、要素が”外食・家での食事”、または”朝食・昼食・夕食”など、それぞれに設定していったら、どうでしょう?
それぞれのシチュエーションで気を付けるべきこと、意識すべきことが具体的に想像できるとは思いませんか?

また、実際に分類や整理をしていく中で、同じく分類された内容を比較したり、検証することで、さらに新たな課題なども見つけていくことが出来ると思います。

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著者プロフィール

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平松 二三生

R3Corporation株式会社 代表取締役

22歳でフリーエンジニアとして独立。現在は、システムを開発するITエンジニアリングの会社、セミナー企画・運営の会社、それにスクールを併設しているアロマサロンを運営する会社。合計3社の経営者として活躍。

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