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第3回 具体的で且つ有効な手段を設定し、手順やタイミングなどを事前に確認しておきましょう。

著者:R3Corporation株式会社 代表取締役  平松 二三生


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有効な手段も手順やタイミングを間違えたら、意味がない!

いくら具体的で有効な手段だとしても、その成果を最大限に発揮するタイミングや効率的な順序に沿って実施しなければ効果的ではありません。特に複数の手段を同時に講じる必要がある場合や、前後の工程がある場合などは、事前に状況を整理することはとても重要です。
また、この状況整理が可視化され、ひと目で把握できるような状態にしておけば、効率的に手順を進めることが出来ます。タイミングや手順が把握しやすいように”アクションプラン”を立てておくことは、ミッション達成をスムーズに進めることにおいて、もっとも重要なことです。

課題管理表から洗い出した手段から、アクションプランを立てよう。

何事も成果を出すためにはより良いプロセス(手段や手順)が重要です。課題の洗い出しをしていく中で抽出した手段を具体的な作業レベルまで落とし込み、工程を組み立てていきましょう。
いかに有効な手段であっても、その順序や手順、タイミングを誤ってしまっては、適切な効果は期待できません。どのタイミングで、どのような作業を行うかというプラン(計画)を明確にしておくことはとても大切なことです。

無理・無駄をなくすために必要なプラン(計画)立て。

これは私の持論なのですが、非効率、つまり無駄を引き起こすものは2つのパターンに分けられます。
それは”繰り返し”と”待ち”です。”繰り返し”は、ミスや欠陥により、同じ作業を繰り返さなければいけない状況のことを指します。1度で済むことを2度3度と繰り返すことは無駄だということです。もう1つの”待ち”は、これから進める工程に必要な事前作業や前工程での作業が終わっておらず、着手が出来ないという状況です。”繰り返し”に関しては、いくら事前準備をしようとも、発生してしまう可能性があるのですが、この”待ち”という状況は、きちんと手順を計画化しいておけば、未然に防ぐことができます。きちんとした計画を立て、効率的に作業を進めることを心がけましょう。

事前に計画を立てることで、作業の遅れや進みが把握できる。

計画を立てるということには、もう1つの利点があります。それは作業の遅れや進みを把握できるということです。どの工程や手順が遅れているのか、それによって、どんな後工程に影響するのかを認識できるということは、とても大事なことです。特に遅れが生じたことにより、作業がオーバーフローしそうなになった時に、重要となってくる”優先順位を決める”という行為においては、それ以降の作業への影響度合いは何よりの判断材料となります。

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著者プロフィール

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平松 二三生

R3Corporation株式会社 代表取締役

22歳でフリーエンジニアとして独立。現在は、システムを開発するITエンジニアリングの会社、セミナー企画・運営の会社、それにスクールを併設しているアロマサロンを運営する会社。合計3社の経営者として活躍。

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