第4回 せっかくなら、相手の心に届ける暑中お見舞いを
暑中お見舞いは、ハガキ1枚でありながら、直接手に取り、五感で感じていただけるものです。
事務的で印象の残らない場合もあれば、気遣いが伝わり嬉しい気持ちになるものもあります。
感情はいきなり感じるものではなく、その違いは、何によってもたらされるのかといえば、五感によってもたらされます。
デザイン、画像やイラスト、文字の大きさや形といった視覚情報、紙の材質などの体感覚(触覚)情報、匂いといった嗅覚情報を使うことができます。
例えば以下の「暑中見舞い」の書式テンプレートでは、涼やかなイメージを演出することができますね。
このページでは、あなたが届けたい気持ちに近いイラストや写真を選択することができます。

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イラストや画像を工夫する
イラストや画像は、文字の何倍もの印象をひと目で与えます。
暑中に涼しさを感じていただける、涼し気なイラストや画像を使うと喜ばれるでしょう。スタッフや会社の様子を、画像で表現することもできます。
「いただきもののお中元を写真に取って、はがきに画像とともに『美味しくちょうだいしました!』とメッセージが書かれた暑中お見舞いが、なんともうれしかった」という話を聞いたことがありますが、これは画像をうまく使った例として参考になりますね。
手書きのメッセージを添える
最近では年賀状を始めとする季節の挨拶状のほとんどが手書きが減り、印刷されたものが届くことが多くなりました。
人によっては、コメントのない季節の挨拶状は捨てるが、手書きがあるものは取っておくということがあるようです。人の手が加わったメッセージは、相手にとってうれしいものです。
「元気ですか?」「今度お会いできる機会を楽しみにしています」「◯◯に熱中しています」など、短い一言で構いませんので、一筆添えましょう。
このきっかけをどう活かすかはあなた次第
暑中お見舞いが届いた後に相手がうれしい感想を持ってくださったとしても、そのままにしておけば結果を委ねることになります。
お届けした後にどのように接点を作っていくのか、いかないのかも考えておきましょう。つまり、この機会をどう生かしていくのかをプロセスの一部として捉えると、全体のコミュニケーション活動との整合性が取れ、より効果を発揮しやるくなるでしょう。
暑い夏が続きますが、お体に気を付けられ、元気にお過ごしになられますよう、心よりお祈りしております。
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