第3回 ビジネスで残暑お見舞いを出す場合

前回まで、残暑お見舞いの基本構成や、心を動かすための配慮についてご紹介してきました。
今回は、残暑お見舞いをビジネスで出す場合、実際に書き始めるのに実際にどうすればいいのか、いくつか文例を挙げておきます。
文例を参考にしながら、ご自身なりの形に変えていくと作りやすいでしょう。
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自分なりの残暑お見舞い、まずは画像から
ここでは、残暑お見舞いの冒頭の挨拶の画像を選んでみました。
この画像を見て、どんな印象を受けますか?
涼しげな、さわやかな印象を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
bizoceanでは、他にも異なる雰囲気の文字画像があるので、検索なさってみてくださいね。
【文例1】どの取引先にも使える、基本的なパターン
どの取引先にも使える、基本的な文例をご紹介します。
残暑お見舞い申し上げます。
平素は格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
日中はまだまだ暑さが残りますが、幾分朝晩に涼しい風が感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私どもも、おかげさまで元気に動き回っております。
夏の疲れが出るのはこれからと申します。どうかお健やかにお過ごし下さいませ。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ビジネスで出す場合には、日ごろのお付き合いの感謝と今後のお付き合いを願う言葉を添えておきましょう。
【文例2】会社の近況を伝えるパターン
こちらは、会社の近況を具体的に伝えていく場合の参考例です。
前向きな取り組みを具体的に書くことで、相手に臨場感が伝わっていきます。
残暑お見舞い申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
今年はいつになく厳しい残暑が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
このところ環境が厳しく弊社もチャレンジが続いておりましたが、おかげさまで一致団結し、これまでを見直すチャンスとなっております。
たくさんのアイデアが出て明るい見通しが見えてきました。
これも日ごろから皆様に支えていただいているおかげです。
一層の精進をしてまいりますので引き続きご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
涼しさを感じるにはもう少しかかりそうですので、どうかご自愛下さいませ。
【文例3】個人の近況を伝えるパターン
取引先との関係にもよりますが、個人の近況を伝えることで、気持ちが伝わり関係がスムースになりやすくなります。
相手の状況にも配慮してお伝えしていきましょう。
残暑お見舞い申し上げます。
暑さの中蝉の鳴き声で夏の終わりを感じられるようになってきましたが、〇〇様はお変わりありませんか。
今年は思い切ってお休みをいただき、子供たちと自然を満喫してくることができました。
普段とは違う一面も見られて、おかげさまで充実した時間になりました。
心機一転、集中して仕事に取り組んでまいりますので、引き続きご指導よろしくお願い申し上げます。
時節柄、体調にご留意のほど願っております。
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