【第3回】ヒューリスティック評価×アクセスログ分析-多角的なサイト評価アプローチとは
定性×定量の組み合わせが、サイト改善の成功を決める
前回は、アクセスログ分析による定量的なアプローチを紹介した。
ユーザーアクションの計測、行動プロセスに沿った分析、そして月次・四半期といった定期的な分析サイクルを通じて、ユーザーの実際の行動を数値で把握する手法を解説した。
玩具メーカーではトップページや商品ページのクリック傾向を詳細に計測し、金融機関では1〜2年の四半期分析を経てユーザーを三パターンに分類し、定点ダッシュボードを構築するまでのプロセスを明らかにした。
しかし、ここで重要な問いが浮かぶ。定性評価と定量分析、どちらか一方だけでは不十分なのだろうか。
答えは明確である。専門家視点のユーザビリティ診断とデータに基づくアクセスログ分析を組み合わせることで、初めてサイトの課題を多角的に捉え、本質的な改善につなげることができる。
本記事では、この2つのアプローチを統合する意義を明らかにし、トライベックが提供するユーザビリティ診断スコアリングレポート、改善提案レポート、GA4アクセスログ分析レポートという三つのサービスの全貌を紹介する。
登壇企業
トライベック株式会社
2001年設立。ウェブコンサルテーション・インテグレーションサービス、デジタルマーケ
ティング支援事業を展開。調査分析から戦略策定、システム開発・運用支援まで一気通貫したデジタルマーケティング支援を提供している。
このセミナーで得られること
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定性評価と定量分析を組み合わせる多角的アプローチの重要性
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ユーザビリティ診断スコアリングレポートの具体的内容と活用方法
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改善提案レポートにおける情報構造設計・画面設計の実践
- GA4アクセスログ分析レポートの3つの支援サービスの違い
- 各サービスの費用感、納期、報告会までのプロセスの全体
こんな方におすすめ
- サイトリニューアルを検討しているが、現状診断の方法を具体的に知りたい経営層
- 定性・定量の両面から説得力のある改善提案を行いたいコンサルタント
- 限られた予算内で最適なサイト診断サービスを選びたいマーケティング担当者
- ユーザビリティとアクセスログ分析を統合的に活用したいウェブ担当者
- サービス導入から報告会までの具体的な流れを知りたいDX推進責任者
この記事の著者
目次
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