決済代行システムの費用内訳・相場は? サービス20選を比較
ECサイトの運営や実店舗のキャッシュレス化において、決済代行システムは欠かせない仕組みとなっています。しかし、「導入にいくらかかるのか」「手数料の相場はどのくらいなのか」と、費用面で導入を迷っている担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、決済代行システムにかかる費用の内訳や、決済手段ごとの手数料相場を詳しく解説します。あわせて20サービスの比較ポイントや、契約前に確認すべきリスクもご紹介しますので、自社に最適なシステムを選ぶ参考にしてください。
【この記事のポイント】
- 決済代行システムの導入と運用には、初期費用や月額費用に加えて、決済手数料やトランザクション手数料などの費用が発生し、決済手段などにより総額が変動する。
- クレジットカード情報の非保持化や国際セキュリティ基準に準拠した、高度な決済環境を利用できるため、自社で専門人材を抱えて対策を講じる手間と運用コストを削減できる。
- 多様な決済手段を一度の契約で網羅して、ユーザーの希望する支払い方法を素早く提供できるため、決済時の途中離脱であるカゴ落ちを防ぎ、購入完了率を大きく向上させられる。
決済代行システムの導入・運用にかかる費用の内訳
| 費用 | 相場 |
|---|---|
| 初期費用 | 無料〜十万円程度 |
| 月額費用 | 数千円〜数万円/月 |
| 決済手数料 |
売上金額の3%〜5% ※決済手段の種類などにより変動 |
| トランザクション手数料 | 決済データ処理1回ごとに数円〜数十円 |
初期費用
決済代行システムを新規に導入する際の初期費用は、システム構築やアカウント登録の枠組みとして無料から十万円程度が相場です。
初期費用が無料に設定されている決済代行会社も存在しますが、その場合は月額固定費や決済手数料が割高に設定される傾向があります。そのため、目先の初期費用の安さだけで判断せず、運用全体でかかるコストを試算することが大切です。
また、導入する決済手段の追加や、ECサイトとのシステム連携にかかるカスタマイズの規模によって、契約時の初期費用は大きく変動します。自社が必要とする機能を整理したうえで、過不足のないプランを選びましょう。
月額費用
決済システムの維持やカスタマーサポートの運営にかかる月額費用は、毎月数千円から数万円程度の固定費として発生します。
この月額費用は、決済の発生件数や売上金額の増減に関わらず、毎月均等に請求される点が特徴です。そのため、売上が少ない月でも一定額がかかる固定の運用コストとして、あらかじめ予算化しておく必要があります。
なお、複数の決済手段をまとめて導入する一括契約プランを選べば、決済手段ごとに個別契約を結ぶよりも月額費用を低く抑えられるケースも少なくありません。導入したい決済手段が複数ある場合は、一括契約の有無も確認しておきたいポイントです。
決済手数料
決済手数料は、ユーザーが購入した金額に対して一定の割合で発生する変動費であり、一般的には売上の3%から5%程度が相場となります。
決済代行会社が提示する手数料の比率は、自社の事業規模や取り扱う商材の業種、選択する決済手段の種類によって個別に決定されるのが一般的です。そのため、同じサービスを利用しても、事業者ごとに適用される料率は異なります。
月間の売上高が高くなるほど決済手数料の負担も増大していくため、自社の想定売上をもとに、年間で発生する総額を試算しておきましょう。わずかな料率の差でも、取扱高が大きくなれば最終的な負担額に大きな影響を及ぼします。
トランザクション手数料
トランザクション手数料は、ユーザーの決済処理が1件発生するごとに引かれる費用であり、1件あたり数円から数十円程度が相場です。
この手数料は、購入手続きが完了したときだけでなく、注文のキャンセル処理や承認の確認を行うタイミングでも都度発生します。売上につながらない処理に対してもコストがかかる点には注意しなければなりません。
特に客単価が低いビジネスモデルでは、商品価格に対してトランザクション手数料の占める割合が高くなり、利益率への影響が大きくなります。少額決済を数多く扱う事業ほど、1件あたりの単価を重視して比較することが重要です。
【決済手段別】決済代行システムの手数料・費用相場
決済手数料の相場は、導入する決済手段の種類によって大きく異なります。
ここでは、以下の主要な決済手段ごとに、手数料や費用の相場について詳しく見ていきましょう。
- クレジットカード決済の手数料相場
- コンビニ決済の費用相場
- キャリア決済の手数料相場
- QRコード・スマホ決済の手数料相場
- 口座振替の費用相場
クレジットカード決済の手数料相場
クレジットカード決済の手数料相場は、売上金額の3%から10%程度であり、国際ブランドや導入する企業の業種によって変動します。手数料のパーセンテージに幅があるのは、業種や事業規模、取り扱う商材などの条件によって料率が決まるためです。
一般的に、事業規模が小さい個人経営の店舗などは、手数料が高くなる傾向にあります。反対に、売上規模が大きい大手企業ほど決済代行会社との交渉を有利に進めやすく、クレジットカードの手数料率を低く抑えられるケースも少なくありません。
クレジットカードは利用者が多い決済手段だけに、わずかな料率の差であっても、会社の利益へ多大な影響を及ぼすと言えるでしょう。
コンビニ決済の費用相場
コンビニ決済の手数料は、ユーザーの購入金額に応じて1件あたり数十円から数百円といった定額で決まっていることが多いです。例えば、1,999円までの決済では1回百円、といった金額帯ごとの料金設定が代表例として挙げられます。
ただし、購入金額が数万円を超える高額な注文の場合には、定額ではなく売上の数パーセントが手数料として請求される料金体系に切り替わることもあります。また、コンビニ決済はユーザーが支払いを完了しないまま注文がキャンセルされるケースが目立つ決済手段です。
未入金の発生リスクや、それに伴う事務負担もあわせて考慮しておく必要があります。
キャリア決済の手数料相場
携帯電話の利用料金と合算して支払うキャリア決済の手数料は、売上金額の数%から10%程度と、ほかの決済手段に比べてやや高めに設定されています。キャリア決済は、若年層やクレジットカードを持たない層の購買率を高める効果が期待できる決済手段です。
その一方で、ほかの決済手段と比較すると手数料の負担が大きくなりやすい点には注意しましょう。なお、デジタルコンテンツや月額定額制サービスなどの業種では、決済代行会社によってキャリア決済の手数料率が優遇される場合もあります。
取り扱う商材との相性を踏まえ、導入のメリットとコストを比較検討することが大切です。
QRコード・スマホ決済の手数料相場
主要なQRコード決済やスマートフォン決済の手数料相場は、決済代行会社を経由する場合で売上金額の1%から3%程度です。決済事業者と直接契約を結ぶケースと比べると、決済代行会社を挟むことで導入や運用の利便性が高まります。ただしその反面、仲介に伴う手数料が上乗せされる点は理解しておきましょう。
また、実店舗向けとECサイト向けのオンライン決済では、手数料率の基準が異なることがあります。自社の販売チャネルがどちらに当たるのかを確認したうえで、適した相場感を把握しておくことが欠かせません。
口座振替の費用相場
口座振替の費用相場は決済1件あたり百円程度の定額で、これとは別に初期費用として数万円、月額で数千円程度の固定費が発生します。
口座振替は売上金額の大きさに関わらず1件ごとの処理手数料が一定であるため、客単価が高いビジネスモデルほど手数料の比率を低く抑えられる点が魅力です。そのため、高額な商品やサービスを継続的に販売する事業に適しています。
特に毎月の継続課金やBtoBの定期請求においては、ユーザーの支払い忘れや未回収のリスクを低減できる有効な手段となります。安定した売上を確保したい事業者にとって、検討する価値の高い決済手段だと言えるでしょう。
費用対効果を最大化する決済代行システムの比較・検討基準
決済代行システムは、単純に手数料の安さだけで選ぶと費用対効果を見誤ることがあります。費用対効果を最大化するためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 自社の売上規模に見合った料金プランを選ぶ
- ターゲット層に必要な決済手段を絞り込む
- 複数社から相見積もりを取って比較する
- 将来の売上変動に対応できる柔軟性を確認する
- 売上規模に応じて手数料の引き下げを交渉する
ここでは、上記の比較・検討基準について詳しく解説します。
自社の売上規模に見合った料金プランを選ぶ
料金プランを選ぶ際は、「初期費用が安く、決済手数料が高いプラン」と「月額費用が高く、手数料が低いプラン」のどちらが得かを、自社の月商規模に照らし合わせて計算しましょう。
一般的に、月間の売上高が低いうちは固定費の低いプランが有利になりやすい傾向にあります。そして売上高が一定の損益分岐点を超えた段階で、定額制プランへの移行を検討するのが効率的です。
多くの決済代行会社は売上規模に応じた料金シミュレーションを用意しているため、複数のパターンで試算してみることをおすすめします。将来の売上見込みも踏まえながら、長期的に無駄の少ないプランを選択することが大切です。
ターゲット層に必要な決済手段を絞り込む
決済手段は、自社サイトを訪れる主要ユーザーの年齢層や性別に合わせて、実際によく使われるものだけを厳選して導入しましょう。すべての決済手段を網羅しようとすると、利用されない手段の分まで無駄な固定費が増えてしまいます。
そのため、競合他社の導入状況などもリサーチしたうえで、必要最低限の決済手段に絞り込みましょう。例えば、若年層が中心ならキャリア決済や後払い、シニア層なら銀行振込や代金引換など、顧客属性に基づいた選定が効果的です。
誰に向けて販売するのかを明確にすることが、過不足のない決済環境づくりの第一歩となります。
複数社から相見積もりを取って比較する
決済代行サービスの料金体系は、Webサイトに掲載されていないことも多いため、最低でも3社以上から正式な見積もりを取得することをおすすめします。比較の際は、見積書に記載された初期費用や手数料の金額だけでなく、機能内容やサポート体制の範囲まで含めて、総合的に精査してください。
また、他社の見積もりを比較材料として提示することで、本命の決済代行会社からより好条件な料金プランを引き出せる可能性も高まります。相見積もりは手間がかかるものの、納得のいくサービス選びにおいて不可欠なプロセスです。
将来の売上変動に対応できる柔軟性を確認する
契約前には、ビジネスの拡大や繁忙期による一時的な売上急増があった場合でも、手数料率やプランを柔軟に変更できるかどうかを確認しておきましょう。将来的に海外展開や新規商材の追加を計画しているのであれば、契約変更の手続きに追加のシステム費用がかからないかも見極めておきたいポイントです。
反対に、売上が減少した際に事業を圧迫しないよう、プラン変更の申請から適用までに要する期間や条件も把握しておかなければなりません。事業の状況は常に変化するため、初期段階から柔軟な対応が可能なサービスを選んでおくことが賢明です。
長期にわたって安定した運用を続けるためにも、長く付き合えるパートナーであるかという視点が欠かせません。
売上規模に応じて手数料の引き下げを交渉する
年間の決済取扱高が数千万円から数億円規模に達する見込みがある場合は、個別の手数料引き下げ交渉、いわゆる料率交渉を検討してみましょう。導入初期は標準の手数料率だったとしても、将来的に売上の目標数値を達成した時点で手数料を見直す条項を、あらかじめ契約書に盛り込んでおく方法も有効です。
決済代行会社にとって、取扱高の大きい大口顧客は魅力的な存在と言えます。そのため、具体的な売上予測データを提示しながら、積極的にコスト削減の交渉を進めていくことが重要です。交渉次第で年間のコストが大きく変わる可能性もあるため、事前に相談しておくのが望ましいです。
決済代行システム費用一覧|20サービスを比較
ここからは、決済代行システムを20選ご紹介していきます。
費用や対応決済方法はシステムによって異なるため、自社のニーズに合っているかを見極めることが肝心です。より最適な製品を選べるよう、各システムの特徴やコスト構造を比較検討してみましょう。
| 会社名 | 費用 | 対応決済方法 |
|---|---|---|
| VeriTrans4G |
|
|
| SBペイメントサービス |
|
|
| ゼウス |
|
|
| STORES決済 |
|
|
| ペイジェント |
|
|
| Airペイ |
|
|
| SP.LINKS |
|
|
| サブスクペイ |
|
|
| NP掛け払い(企業間取引請求業務代行システム) |
|
- |
| atone |
|
|
| マックスコネクト決済代行サービス |
|
|
| ルミーズ |
|
|
| UnivaPay |
|
|
| PAY.JP |
|
|
| クロネコ掛け払い(企業間取引請求業務代行システム) |
|
- |
| NTTスマートトレード |
|
|
| AXESPayment |
|
|
| マルチペイメントサービス |
|
|
| ASJペイメント |
|
|
| データ・ジャパン |
|
|
VeriTrans4G
公式サイト:https://www.dgft.jp/lp/4g.html
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「VeriTrans4G」は、30種類以上の決済手段を一括で導入・管理できる多様性と利便性を兼ね備えた決済代行システムです。
株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが提供しており、クレジットカードや電子マネー、ID決済などを1つの契約で簡単に利用開始できます。売上も一括で入金されるため、経理業務の負担を大幅に削減できるのが強みです。
独自の機能として、Webサイトを持っていなくても、メールやSNSで決済画面のURLを送信するだけで支払いを受け付けることができます。さらに、サブスクリプションなどの継続課金にも対応し、カード情報の自動更新(洗替)機能によりサービス継続率の向上に貢献します。
費用に関しては問合せが必要ですが、他社と比べて少しでも高ければ相談が可能です。国際基準「PCI DSS」に準拠したセキュリティ環境も完備されており、安心かつスムーズに運用できるシステムです。
SBペイメントサービス
公式サイト:https://www.sbpayment.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「SBペイメントサービス」は、ソフトバンクグループの総合力を活かし、多様なニーズに応える決済代行システムです。
最大の強みは、40ブランド以上の決済手段に対応している点です。クレジットカード決済に加えて、PayPayなどのオンライン決済や携帯キャリア決済も網羅しており、幅広いターゲット層の購入離脱を防ぎます。
また、システム独自の魅力として、無償で利用できる「AI不正検知サービス」が挙げられます。膨大な決済データと機械学習を用いてクレジットカードの不正利用を高精度でブロックし、ECサイトの安全な運営を強力にサポートします。
費用面は要問合せですが、自社のビジネスモデルや要望に合わせた提案を受けられるため、コストを最適化した柔軟な運用が可能です。オンラインとオフラインを融合させたオムニチャネル展開を検討している事業者にとって、ビジネスの成長を力強く後押ししてくれるシステムです。
ゼウス
公式サイト:https://www.cardservice.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 |
|
| 月額費用 | 3千円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「ゼウス」は、設立30年以上の確かなノウハウと最高評価のサポート体制を誇る決済代行システムです。
国内14,000サイト以上への豊富な導入実績があり、はじめて決済システムを導入する事業者でも、最高評価「三つ星」を獲得した手厚いサポートによって安心して運用を開始できます。
また、独自の特徴は、業界や取引形態に特化した専用決済サービスが充実している点です。一般的な決済手段だけでなく、BtoB取引に特化した「Bizクレカ」や、司法書士・税理士など士業向けの「士業PAY」、研究室・学会・セミナー向けの「学会PAY」といったユニークなサービスを展開しています。
初期費用は無料で、システム利用料は月額3千円となっており、明瞭で導入しやすい料金設定です。自社のビジネスモデルや業界特有の運用フローに合わせて最適な決済環境を構築したい企業にとって、安全性と利便性を両立した信頼性の高いシステムです。
STORES決済
公式サイト:https://stores.fun/payments
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 1.98%~ |
| 月額費用 | 0円~ |
| 初期費用 | 0円~ |
「STORES決済」は、業界最安水準の手数料と店舗運営システムのトータル連携が魅力の決済代行システムです。
最大の強みは、コストを最小限に抑えてキャッシュレス環境を構築できる点です。月額0円から利用でき、クレジットカードや電子マネーの決済手数料は1.98%からと業界最安水準を誇ります。また、スタンダードプランを利用すれば、決済端末が1台無料で提供されます。
独自の特徴として、一部の業種に対する「特別料率」が挙げられます。医療機関や鍼灸院・整骨院、学習塾、ゴルフ場などの対象業種であれば、クレジットカード決済手数料が1.30%〜となり、大幅な経費削減が可能です。
さらに、国内すべての金融機関で最短翌々日のスピーディな入金に対応しています。同社が提供するPOSレジや予約システムとも無料で連携でき、決済にとどまらず店舗業務全体の効率化を後押ししてくれるシステムです。
ペイジェント
公式サイト:https://www.paygent.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「ペイジェント」は、豊富な決済手段と安定した経営基盤が魅力の決済代行システムです。
最大の強みは、NTTデータと三菱UFJニコスがそれぞれ50%を出資する強固な経営基盤と、クレジットカードからPayPay、後払いまで多彩な決済手段を一括導入できる点です。多様な支払いニーズに柔軟に対応し、販売機会の損失を防ぎます。
また、入金サイクルの早さも特徴です。通常の入金サイクルでも9営業日とスピーディですが、「早期入金オプション」を利用すれば締日から最短5営業日で入金され、キャッシュフローの安定化に大きく貢献します。さらに、システム開発不要の「メールリンク」決済など、導入ハードルの低さも魅力です。
初期費用や月額費用、各種決済手数料などは事業規模や導入内容に応じた個別見積もりとなります。確かな入金スピードと高い安全性を両立させ、確固たる決済基盤を構築したい事業者に最適なシステムです。
Airペイ
公式サイト:https://airregi.jp/payment/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 0.99%~3.24% |
| 月額費用 | 0円 |
| 初期費用 | 0円 |
「Airペイ」は、初期費用や月額費用、振込手数料が0円で導入できる、実店舗向けの決済代行システムです。
最大の強みは、業界最安水準である0.99%からの決済手数料と、81種類もの豊富な決済ブランドに対応している点です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済はもちろん、各種ポイント払いまで幅広く網羅しており、国内外の多様な顧客ニーズやインバウンド対応にも応えられます。
また、独自の特徴として、0円で使えるPOSレジアプリ「Airレジ」をはじめとする関連ツールとシームレスに連携できることが挙げられます。レジと連動させることで、注文入力からお会計、売上の自動集計までを一括で行えるため、金額の二度打ちによるミスやレジ締め作業の時間を大幅に削減することが可能です。
コストを極限まで抑えてキャッシュレス化を実現しつつ、店舗業務全体のデジタル化や効率化も同時に進めたい事業者に強くおすすめできるシステムです。
SP.LINKS
公式サイト:https://www.splinks.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「SP.LINKS」は、サービス開始から30年の確かな実績と、平均1.0秒の高速決済を誇る決済代行システムです。
最大の強みは、その圧倒的な処理スピードです。大量の注文が殺到するECサイトや、スピーディーな対応が求められる実店舗のレジでも、平均1.0秒の高速レスポンスにより顧客を待たせることなくスムーズな支払い体験を提供します。
また、高度なセキュリティ環境も独自の特徴です。カード会社へダイレクトに本人確認を行う独自の「認証アシストサービス」や「不正検知サービス」など、二重三重の強固なセキュリティ体制が構築されており、なりすましなどの不正利用を未然に防ぎます。
さらに、クレジットカード決済に加え、オンラインID決済やコード決済など多様な支払い手段に一括で対応可能です。費用は問合せる必要があります。オンラインから実店舗まで、あらゆるビジネスシーンで安全性と利便性を高いレベルで両立させたい事業者に強くおすすめできるシステムです。
サブスクペイ
公式サイト:https://www.robotpayment.co.jp/service/payment/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 |
|
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「サブスクペイ」は、サブスクリプションビジネスに特化し、決済から顧客管理までを自動化できる決済代行システムです。
株式会社ROBOT PAYMENTが提供しており、業界最安水準である2.5%からの決済手数料で利用できる点が魅力です。課金日や周期、回数、金額などを細かく設定できる充実した継続課金機能を備え、毎月の決済処理にかかる業務負担を大幅に削減できます。
システム独自の強みは、顧客の契約状況や行動履歴を一元管理できる高度なデータベースと、AIエージェントによる解約防止アプローチです。更新時の「サイレント解約」リスクが高い休眠顧客をAIが特定・サポートすることで、売上の最大化に貢献します。
さらに、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応した領収書の自動発行・メール送付機能も完備。サブスク事業の立ち上げから運用業務の効率化、ビジネスの成長までをワンストップで後押ししてくれるシステムです。
NP掛け払い
公式サイト:https://np-kakebarai.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス内容 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 0円 |
「NP掛け払い」は、企業間取引(BtoB)における請求業務をすべて代行し、未回収リスクを100%保証する企業間の後払い決済システムです。
最大の強みは、与信調査から請求書発行、代金回収、入金管理、督促までの煩雑な業務を丸ごと代行してくれる点です。与信通過率99%という高い実績を持ち、月末月初に集中しがちな請求業務の手間や残業を限りなくゼロに近づけることができます。
また、未入金が発生した場合でも代金が100%保証される「未回収保証型」であることもシステム独自の特徴です。未回収リスクを気にすることなく新規取引先を開拓できるため、販売機会の拡大に大きく貢献します。
さらに、初期導入費用は0円で、業界最安水準の料金設定で利用可能です。請求データの登録もWeb画面からのCSVアップロードやAPI連携で簡単に完了するため、決済業務の負担を手放してコア業務に専念したい企業に強くおすすめできるシステムです。
atone
公式サイト:https://atone.be/business/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 2.5%~ |
| 月額費用 | 0円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「atone」は、クレジットカード不要で手軽に利用できる後払い決済システムです。
後払い決済のリーディングカンパニーである株式会社ネットプロテクションズが提供しており、携帯電話番号とメールアドレスの入力だけでスムーズに支払いができる点が最大の強みです。面倒な情報登録が不要で不正利用のリスクもないため、顧客の心理的ハードルを下げて購入を後押ししてくれます。
また、後払い決済でありながら「お買い物に使えるポイントが貯まる」という点も特徴です。ポイントは次回のネットショップでの決済時に値引きとして利用できるため、顧客のリピート促進も期待できます。
さらに、利用金額がスマホアプリに即時反映される機能や、使いすぎを防ぐ予算設定機能など、ユーザーが安心して使える工夫が充実しています。ネットショップだけでなく実店舗でのコード決済にも対応しており、幅広い顧客ニーズに応えたい事業者に最適なシステムです。
マックスコネクト決済代行サービス
公式サイト:https://maxconnect.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス内容 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「マックスコネクト」は、最短3日〜のスピード審査と、入金確認の完全自動化が魅力の決済代行システムです。
最大の強みは、「銀行振込決済サービス」における圧倒的な処理スピードです。ユーザーが振り込んでから約10分という早さでデータが反映され、入金通知が行われます。これにより、煩雑な入金確認や消込作業を完全自動化でき、管理業務の負担を大幅に削減できます。
また、独自の審査ノウハウを持ち、多様な業種や業態に柔軟に対応している点も特徴です。クレジットカード決済の導入においては、最短3日〜というスピード審査を実現しており、ビジネスチャンスを逃さずスムーズに導入できます。
さらに、システム独自の強みとして、プロ仕様の決済システムを自社で運用できる「OEMサービス」を提供しています。売上金が決済代行会社を介さずダイレクトに自社口座へ入金されるため、資金滞留がゼロになり、キャッシュフローの最適化やランニングコストの大幅な削減を実現できるシステムです。
ルミーズ
公式サイト:https://www.remise.co.jp/service/ec/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「ルミーズ」は、オンラインから実店舗、コールセンターまであらゆるビジネスシーンを網羅する決済代行システムです。
最大の強みは、20,000社以上の豊富な導入実績と、最短5営業日で利用開始できるスピーディーな導入体制です。クレジットカード決済や各種オンラインID決済、コンビニ決済など多様な決済手段を一括で導入でき、ビジネスのニーズに合わせた柔軟な決済環境を構築できます。
また、独自の大きな特徴として、ECサイトを持っていなくても利用できる「口座振替(自動引き落とし)」機能が挙げられます。専用のURLを送信するだけで、ペーパーレスかつWeb上で口座登録が即座に完結するため、クレジットカードを利用しない顧客層も手軽に取り込むことが可能です。
国際セキュリティ基準である「PCI DSS V4.0.1」に完全準拠した強固なセキュリティ環境で、安心・安全な取引を実現したい事業者におすすめのシステムです。
UnivaPay
公式サイト:https://univapay.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「UnivaPay」は、オンライン販売から実店舗、越境ECまで幅広いビジネスを支える、多通貨・多言語対応の決済代行システムです。
最大の強みは、海外からのオンライン決済や、訪日インバウンド客を見込んだ各種海外ウォレット決済を簡単に同時導入できる点です。国内向けの豊富な決済手段に加え、中国、韓国、東南アジア向けの多様な支払いニーズをカバーし、グローバルな販売展開を後押しします。
また、独自の大きな特徴として、分割決済を導入した場合でも「即時一括入金」を実現している点が挙げられます。これにより、キャッシュフローを安定させながら高額商品の販売促進が可能です。さらに、「突然のアカウント凍結リスクがゼロ」である点も、持続的で安心なビジネス運営において強力なメリットとなります。
導入時には有人による審査サポートがあるほか、審査前や審査中から運用テストができるアカウントも即時発行されるため、スピーディかつ確実に決済をスタートしたい事業者に最適なシステムです。
PAY.JP
公式サイト:https://pay.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 2.59%~ |
| 月額費用 | 0円 |
| 初期費用 | 0円 |
「PAY.JP」は、開発のしやすさと業界最低水準の手数料が魅力の、シンプルで拡張性の高いオンライン決済代行システムです。
最大の強みは、導入費用やトランザクション費用が一切かからず、2.59%〜という低コストでクレジットカード決済を導入できる点です。充実したAPIドキュメントや豊富な言語・モバイルに対応したSDKが用意されており、開発者がスムーズに自社サービスへ決済機能を組み込めるよう設計されています。
また、過去の売上実績をもとに将来の売上を予測して資金調達ができる「PAY.JP YELL BANK」というサービスを提供しています。これにより、スタートアップや新規事業の成長に向けた資金面の支援も受けることが可能です。
さらに、審査や導入後のサポート体制も手厚く、サポート満足度は94.7%を誇ります。コストを最小限に抑えつつ、スピーディかつ柔軟に決済環境を構築したい開発者やスタートアップ企業におすすめのシステムです。
クロネコ掛け払い
公式サイト:https://www.yamato-b2b-pay.com/settlement
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス内容 |
|
| 決済手数料 | ~3.5% |
| 月額費用 | 0~1万円 |
| 初期費用 | 0円 |
「クロネコ掛け払い」は、BtoB(企業間取引)における請求業務を丸ごと代行し、未回収リスクを100%保証する決済代行システムです。
最大の強みは、与信審査から請求書発行、代金回収、督促までの業務を一括でアウトソースでき、万が一未入金が発生しても代金が100%保証される点です。未回収リスクを気にすることなく新規開拓や営業活動に専念できます。
また、多彩なECカートや受発注システムと連携して業務効率を最大化できる点や、ヤマトグループならではの充実したBtoBビジネス支援が受けられる点も魅力です。さらに、最短5分というスピーディな審査や、最短15日の早期精算にも対応しており、キャッシュフローの改善にも大きく貢献します。
初期費用と請求書発行費用はずっと「0円」で、手数料は取引額の最大3.5%と導入しやすい料金設定になっており、コストを抑えつつバックオフィス業務を効率化したい企業に最適なシステムです。
NTTスマートトレード
公式サイト:https://www.nttsmarttrade.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「NTTスマートトレード」は、決済業務だけでなく経理業務全体のアウトソーシング(BPO)にも強みを持つ決済代行システムです。
最大の特徴は、決済機能の提供にとどまらず、企業のバックオフィス業務を総合的にサポートする「BPOサービス」が充実している点です。特に、完全成功報酬型で銀行の振込手数料を削減するアドバイスを行う「振込手数料削減コンサルティング」や、請求書の作成・郵送の手間を省く「請求業務サポートサービス」など、ユニークなサービスを展開しています。
また、クレジットカードや各種コンビニ決済をはじめ、自社提供の「ちょコムeマネー」など多様な支払い方法に一括対応可能です。リンク接続タイプやメール決済タイプなど、システム開発の手間やコストを軽減して手軽に導入できる仕組みも用意されています。
国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS」にも完全準拠しており、決済に関わるコスト削減と業務の効率化を同時に実現できるシステムです。
AXESPayment
公式サイト:https://www.axes-payment.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「AXESPayment」は、万全のセキュリティ体制と充実したオプション機能が魅力の決済代行システムです。
特筆すべき点は、昼夜を問わずいつでも対応可能な24時間体制のカスタマーサポートを完備していることです。深夜帯に利用者が多いビジネスでも、トラブル時に迅速なサポートが受けられるため、安心して運用を続けられます。
また、独自の便利な機能も揃っており、決済完了メール内に加盟店が自由にコメントを記載してキャンペーン告知などに活用できるほか、リピーターのカード情報入力の手間を省く「クイックチャージ」や、資金繰りの改善に役立つ「入金サイクルの細分化」など、販促や業務効率化を後押しするオプションが豊富に用意されています。
費用は、事業規模や用途に合わせた個別見積もりとなります。国際基準「PCI DSS」に完全準拠した強固なセキュリティ環境下で、手厚いサポートを受けながら安全に決済基盤を構築したい事業者に最適なサービスと言えるでしょう。
マルチペイメントサービス
公式サイト:https://multiple-payment.biz/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
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| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
ウェルネットの「マルチペイメントサービス」は、リアルタイムな入金確認と豊富な導入実績が魅力の決済代行システムです。
最大の強みは、常時リアルタイムで入金状況を把握できる点です。入金確認や反映までのタイムラグが解消されるため、エンドユーザーからの問合せを削減し、スムーズな商品発送やサービス提供が可能になります。
また、2000年からの稼働で培われた高い信頼性が特徴として挙げられます。国内の主要航空会社すべてや大手高速バス会社などで利用されており、大規模な取引にも安定して対応できるのが特徴です。
さらに、クレジットカードやコンビニ決済、各種電子マネーに加え、スマホバーコード決済、「支払秘書」など多様な決済手段を一括で導入できます。ShopifyやCS-CartなどのECカートを利用していればシステム開発不要で連携できるため、導入の手間とコストを抑えて豊富な決済環境を構築したい事業者におすすめのシステムです。
ASJペイメント
公式サイト:https://www.asjpayment.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決済手段 |
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| 決済手数料 | 3.1%~ |
| 月額費用 | 5千5百円 |
| 初期費用 | 0円 |
「ASJペイメント」は、初期費用0円で始めやすく、EC構築システムとの連携に優れた決済代行システムです。
最大の強みは、業界最安水準である3.1%〜のクレジットカード決済手数料と、初期費用0円という導入ハードルの低さです。また、独自の特徴として、オープンソース用の決済プラグインやモジュールを無料で提供している点が挙げられます。
インストールするだけで、クレジットカードやコンビニ決済、後払い決済などを自社サイトに簡単に導入できます。
さらに、システム開発やECサイトへの組み込みが不要な「メールリンク型決済」にも対応しており、メールで決済URLを送信するだけで支払いを受け付けることが可能です。複雑な送料計算や個別見積もりが必要な商品の販売に重宝します。
加えて、カード情報の自動更新機能を備えたサブスクリプション・継続課金にも対応しています。最新のセキュリティ基準にも完全準拠しており、手軽さと高い安全性を兼ね備えたシステムです。
データ・ジャパン
公式サイト:https://www.shu-kin.net/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス内容 |
|
| 決済手数料 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「データ・ジャパン」は、年1回・1件からの小口集金にも対応し、独自の高回収率を誇る集金・決済代行システムです。
最大の強みは、個人・法人を問わず、事業開始直後の件数が少ない場合や年1回の集金でも利用でき、最短2日で導入できる圧倒的なスピード感です。専用ソフトのインストールは不要で、パソコン1台あればWebシステムから手軽に利用を開始できます。
また、「回収率の向上」に徹底してこだわっており、他社には珍しい「口座振替決済とコンビニ決済の併用」サービスを提供しています。
さらに、キャッシュカードのみで面倒な書類手続きなく口座登録が完了する「ワンタッチ口座振替」や、口座振替にかかる事務処理のほとんどを代行する「ワンストップサービス」など、柔軟なカスタム対応が可能です。
電話の自動音声案内を使わず、専任の担当者が直接対応してくれる手厚いサポート体制も完備されており、小規模からでも確実かつスムーズに集金業務を効率化したい事業者に最適なシステムです。
契約前に必ずチェックすべき費用面の規約とリスク
決済代行システムを契約する前には、基本料金として提示される費用以外にも目を向けることが欠かせません。特に以下の4点は、契約前に必ず確認すべき項目です。
- 基本料金に含まれない追加費用が発生する
- ユーザーの返金処理時にも決済手数料が差し引かれる
- 売上高に関わらず毎月の最低手数料が適用される
- 売上金が口座に入金される際に振込手数料が引かれる
ここでは、上記の規約とリスクについて詳しく解説します。
基本料金に含まれない追加費用が発生する
標準の見積書に記載されている初期費用や月額費用とは別に、特定の決済手段を維持するための追加費用が請求されるケースがあります。例えば、システムの定期メンテナンスやセキュリティのバージョンアップに伴って、臨時のサポート費用が発生しないかどうかは事前に確認すべきポイントです。
こうした費用は契約時の説明だけでは分かりにくいため、規約の細部まで読み込んでおきましょう。
また、売上金の入金回数を標準設定よりも増やすスピード振込を利用する場合は、回数に応じた追加のオプション費用が加算されることもあります。基本料金の安さだけで判断せず、運用全体でかかる費用を把握しておくことが大切です。
ユーザーの返金処理時にも決済手数料が差し引かれる
ユーザーから商品の注文キャンセルや返金の要望があった場合、売上そのものが取り消されても、すでに発生した決済手数料は返金されず自社負担となるケースが一般的です。
さらに、返金の処理手続きを行う際には、決済手数料に加えて1件ごとに数十円の取り消し処理手数料が別途発生する決済代行会社も少なくありません。
このように、返金が発生するたびに二重のコストが請求されるリスクが存在します。そのため、返品やキャンセルが頻繁に起こりやすいアパレルなどの業種では、返金時の手数料負担が店舗の利益を圧迫する要因となりかねません。返金に関する手数料の扱いについては、契約前に必ず確認しておきましょう。
売上高に関わらず毎月の最低手数料が適用される
決済代行会社によっては、月間の決済発生件数が極端に少ない場合でも、あらかじめ定められた最低手数料の基準額を毎月支払わなければならない規約を設けていることがあります。
例えば、最低手数料が5千円に設定されている場合、実際の決済手数料が2千円であっても、差額の3千円が上乗せされて請求される仕組みです。売上が少ない月ほど、この最低手数料の負担割合は重く感じられるでしょう。
そのため、新規事業の立ち上げ直後など売上が不安定な時期には、最低手数料の規定がない決済代行会社を選ぶことがコスト削減に直結します。自社の売上見込みと照らし合わせ、最低手数料の有無をあらかじめ確認しておくことが不可欠です。
売上金が口座に入金される際に振込手数料が引かれる
決済代行会社へ一時的に預けられた売上金が自社の銀行口座へ振り込まれる際には、1回ごとに数百円程度の振込手数料が売上から差し引かれます。
入金サイクルを月2回や週1回などに増やすと、その都度振込手数料が発生するため、年間のトータルコストは増大していきます。こまめな入金は資金繰りの面で安心感がある一方、手数料がかさみやすい点に留意しなければなりません。
なお、振込手数料の金額は一律ではなく、振込先となる金融機関の種類や入金金額の規模によって段階的に変動する場合があります。入金サイクルと手数料のバランスを考慮しながら、自社の財務状況に合った設定を選択することが肝心です。
コストをかけてでも決済代行システムを導入するメリット
ここまで費用やリスクを中心に解説してきましたが、決済代行システムにはコストを上回る多くのメリットがあります。
ここでは、費用をかけてでもシステムを導入するメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 決済システムの独自開発コストを大幅に削減できる
- 入金管理や経理業務の手間と人件費を省ける
- 高度なセキュリティ対策の運用コストを軽減できる
- 豊富な決済手段を揃えてユーザーのカゴ落ちを防止できる
- 不正利用によるチャージバックのリスクと損失を減らせる
決済システムの独自開発コストを大幅に削減できる
決済代行会社が提供する接続パッケージを利用すれば、各決済機関と個別にシステムを通信させるための独自開発コストを大きく削減できます。
自社で一から安全な決済環境を構築する場合と比較して、開発期間を大幅に短縮できる点も見逃せません。その結果、新規事業をスピーディーに立ち上げられるため、ビジネスチャンスの獲得に直結します。
さらに、システム連携後の仕様変更や法改正に伴うメンテナンスも決済代行会社が対応するため、将来的な改修コストも抑えられるでしょう。開発と運用の両面で負担を軽減できる点は、システム導入の大きな魅力です。
入金管理や経理業務の手間と人件費を省ける
決済代行システムを導入すると、複数の決済手段の売上入金日や手数料の計算が、1つの管理画面に一元化されます。そのため、経理担当者が行う照合事務の手間が減り、人件費の削減にもつながるでしょう。
また、決済手段ごとに異なる入金サイクルを統一できるため、企業のキャッシュフロー管理が明確になり、財務の予測も立てやすくなります。入金エラーや未払いが発生した際にも原因の特定がしやすく、限られた人員でもバックオフィス業務を効率的に運用できる点は大きな利点です。
業務の属人化を防ぎ、組織全体の生産性を高める効果も期待できます。
高度なセキュリティ対策の運用コストを軽減できる
クレジットカード業界の国際セキュリティ基準であるPCI DSSに準拠した決済環境を、自社で莫大な費用を投じることなく導入できます。さらに、ユーザーのクレジットカード情報を自社のサーバーに保持しない「非保持化」にも対応できるため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられるでしょう。
万が一の事態に備える意味でも、非保持化は非常に重要な対策です。最新の不正アクセスやサイバー攻撃へのセキュリティ対策は決済代行会社側で継続的に行われるため、自社で専門人材を抱える必要もありません。結果として、セキュリティ運用にかかる手間やコストを大幅に削減できます。
豊富な決済手段を揃えてユーザーのカゴ落ちを防止できる
ユーザーが希望する決済手段が用意されていないことによる「カゴ落ち」を防ぎ、ECサイトの購入完了率を大きく向上させられます。
多様な決済手段を一度の契約で網羅できるため、ターゲット層の年齢や好みの変化に合わせた柔軟な決済環境を素早く提供可能です。購入者にとって支払い方法の選択肢が多いことは、安心感や利便性にも直結します。
また、決済手続きのスムーズなUIが用意されていれば、購入画面での途中離脱を防ぎやすくなります。その結果、広告費に対する投資対効果を最大化できる点は、マーケティングにおける大きなメリットと言えるでしょう。
不正利用によるチャージバックのリスクと損失を減らせる
クレジットカードの不正利用が発生した際に、店舗が売上金を失ってしまう「チャージバック」のリスクを、決済代行会社の不正検知ツールによって減らせます。また、決済代行会社が提供する3Dセキュアなどの本人認証システムを活用すれば、不正注文による商品の不当な流出を未然に防げるでしょう。
こうしたセキュリティの仕組みは、店舗とユーザーの双方を守るうえで不可欠です。
さらに、万が一の不正利用に備えてチャージバック保証サービスをオプションで追加しておけば、予期せぬ多額の損害から自社を守れます。安心して事業を運営するためにも、不正対策の充実度はシステム選定における重要な評価基準です。
決済代行システムで、無駄のない最適な決済環境を構築しよう!
決済代行システムの費用は、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション手数料という4つの項目で構成されています。さらに、決済手段ごとに手数料の相場は異なり、契約内容によっては追加費用や最低手数料などのコストが発生する場合もあります。
そのため、自社の売上規模やターゲット層に合ったプランを見極め、複数社の見積もりを比較することが欠かせません。一方で、決済代行システムには開発コストの削減やセキュリティ対策、カゴ落ち防止といった、費用を上回るメリットも存在します。
初期費用などの目先の安さに捉われず、中長期的な運用コストや業務効率化の恩恵まで含めて総合的に判断することが大切です。
本記事で紹介した比較・検討基準を参考に、自社に適した決済環境を整えていきましょう。