採用管理システム比較14選！ 機能や選び方、メリット・デメリットを徹底解説

採用管理システム比較14選

おすすめの採用管理システムを14選ご紹介します。無料プランの有無や機能などをまとめていますので、ぜひ自社にあったサービスを比較してみてください。

HITO-Linkリクルーティング

HITO-Linkリクルーティングは、採用業務を効率化し、採用成功を支援するクラウド型システムです。

応募者情報の自動取り込みや、カレンダー連携など業務の効率化を支援する機能が充実。採用に欠かせない作業を可能な限り効率化することで、採用状況の分析や、採用戦略の策定に時間を割けます。

寄り添い型のカスタマーサクセスによる手厚いサポートも魅力です。システム操作が苦手な方でも安心して利用できるように支援します。

タレントパレット

タレントパレットは、採用業務を効率化し、企業の成長を加速させるクラウド型システムです。

採用業務に必要な情報を一元管理しており、採用プロセス管理やミスマッチ防止、メッセージ管理などの機能が利用できます。

また、異動シミュレーションや人事評価など、採用に関する機能以外も搭載。人事に必要な機能がオールインワンで揃っています。

さらに、データ分析機能もついているため、人事業務の効率化だけでなく、人材データの分析・活用により科学的人事戦略を実現します。

採用管理システム i-web

採用管理システム i-webは、豊富な機能と充実したサポートで、採用課題を解決へと導くクラウド型システムです。

一社一社に対し、運用サポートを行うカスタマーサクセスが付き、自社の採用活動を支援します。そのため、「ツールが使いこなせるか」、「成果を出せるか」という悩みを抱えずに運用することが可能です。

オンライン面接や録画面接ができるオンライン採用や、面接にかかわる業務のシステム化によるペーパーレス採用などを取り入れており、採用を活動的に行えます。

リクオプ

リクオプは、応募者と採用担当者双方にとって使いやすいクラウド型システムです。

応募者対応＆応募情報管理により、応募者に対してのスピード対応が可能。「NEW」「未読メールあり」「過去応募あり」などの見逃し防止表示がされるため、対応漏れの心配がありません。

また、過去応募者の再応募を自動検知するため、過去の応募者一覧から探す手間を省けます。

さらに、コメント欄を使い申し送りをすれば、応募受付や面接など選考の工程ごとに別の人が対応する場合でもスムーズに情報共有することが可能です。

ハイソル

ハイソルは、人材採用だけでなく入社後の戦力化まで見据えた採用をサポートします。

ホームページや求人広告、電話など、様々なルート経由での応募者を一元管理することで、見える化を実現。応募者数や応募者層だけでなく求人媒体ごとに効果の確認ができます。

また、合格に至らなかった理由を記録しておくなど、採用進捗を可視化することで、求人広告媒体ごとの傾向や記載原稿による違いなどの見直しが可能です。

Entry Pocket

Entry Pocketは、マイナビが提供する、採用担当者のためのクラウド採用支援サービスです。

応募獲得から計画の立案まで幅広く採用活動をサポート。複雑になりがちな採用業務を一か所に集めることで、原稿管理や求人メディアの掲載効果確認を手軽に行えます。

また、ホームページの作成も可能です。テンプレート使用で早く・安く作成できるセミオーダーメイド型の「ライト版」と、コンセプト設計からすべて行うフルオーダーメイドの「オリジナル版」の2種類から選べます。

HITO-manager

HITO-managerは応募者管理から採用ページ作成まで、採用活動を幅広く支えるシステムです。応募者自動取込みや、自動返信メール機能により業務の効率化を実現します。

専門のデザイナーや専門マーケターのノウハウを活かしたホームページ作成が魅力。また、Indeedなどの求人サイトに毎日原稿情報が連携されるため、求職者への露出が増加します。

これにより、質の高い求職者への応募集客が期待できます。

Jobギア採用管理

Jobギア採用管理は、質の高い選考と適正な人事配置による組織最適化を支援する採用管理システムです。

応募者情報、応募媒体、店舗、選考状況など一つの画面で管理可能。求人媒体ごとに管理画面を開く必要がないため使いやすいという点が特徴です。

また、応募者管理やWeb面接、適性診断テストなどの機能が搭載されています。

さらに、媒体別、店舗別、月間、媒体別応募者属性、媒体比較などの効果測定が可能なため、分析レポートを作成し、課題解決の具体的な施策を一緒に考え、提案してもらうことができます。

RPM

RPMは、業界最多水準の求人媒体連携数を誇るクラウド型システムです。400以上の求人媒体と自動連携し、応募者情報を一元管理できます。

応募者との連絡や日程調整を、事前設定しておいた条件に沿って自動化可能。24時間365日対応可能なので、大幅な工数削減と採用数増加につながります。

また、自社の採用フローに合わせて、選考ステータスを柔軟にカスタマイズできます。「メール済み」「返信待ち」などアクションステータスも管理でき、リアルな選考状況の把握に役立つでしょう。

クラウドハウス採用

クラウドハウス採用は、採用管理システムに自社採用サイト作成機能が標準搭載されている採用管理システムです。自社ブランドに合わせたデザイン・構成の採用サイトを作成できます。

また、求人の修正や一括変更などの一部業務をカスタマーサービスチームが代行。さらに、運用状況の分析や改善アクションの提案を行ってくれるため、よりよい運用方針を導き出すことが可能です。

手間を省きつつ、採用業務に集中できる環境が作れます。

Talentio

Talentioは、直感的な操作性と豊富な機能で、あらゆる規模の企業の採用活動を支援する採用管理システムです。

候補者管理や採用ページの作成など採用業務を支える機能が充実。また、外部カレンダーとの連携や、タグの自動付与などの、 煩雑な採用業務を効率化する機能も搭載されています。

また、採用を始めたばかりの企業向けに、必要な機能だけを備えた「完全無料プラン」を提供。小規模事業における採用業務の改革を支援しています。

Hirehub

Hirehubは、応募から入社までの採用プロセスを効率化するシステムです。人材エージェント・求人メディア・自社サイトなどの複数経路の応募者管理や、選考管理・面接日程の調整がシステム内で完結します。

すべての機能が無料で利用可能。候補者情報の取込や、人材エージェントとのやり取り一元化をすることで業務の効率化を支援します。

また、自社採用サイト作成ツールであるengageとの連携が可能です。充実した採用ホームページ作成をサポートします。

engage

engageは、求人掲載から採用までをトータルサポートする採用支援ツールです。採用管理システムの利用はもちろん、求人掲載も無制限で無料。

応募者管理や採用ページ作成など、採用業務に必要な機能が充実しています。

また、すべての機能がスマホに対応しており、外出や屋外での業務が多くても手軽に利用できます。さらに、サービスについて不明点が合った場合は、サポートセンターに問い合わせが可能。

求人専門のコピーライターによるノウハウ共有会も実施しているため、求人の書き方が分からない方も安心です。

採用係長

採用係長は、採用ブランディングから採用プロモーション、採用選考までの一貫した支援が魅力の採用マーケティングツールです。

会社PR文や求人内の仕事内容を自動生成する機能があり効率化が可能。文章を書くのが苦手だったり、他の業務に時間を取られてしまい書く時間がなかったりというような悩みを解決します。

さらに、TOPページの作成やYouTube動画掲載ができるため、文章以外でも企業の魅力を伝えられます。

採用管理システムの主な機能

採用管理システムの主な機能は以下の通りです。

採用管理システム導入のメリット

では、採用管理システムを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

採用管理システムの主なメリットは、以下の通りです。

ここでは、上記のメリットについて詳しく解説します。

採用業務を効率化する

採用管理システムはこれまで手作業で行っていた煩雑な採用業務を自動化するため、大幅に時間を節約してくれます。

求人票の作成や応募者対応、面接日程の調整など、採用に関わる様々なタスクをシステム上で効率的に処理可能です。

採用担当者は単純作業から解放されます。候補者との面談や人材の見極めなど、より付加価値の高い業務に注力できるでしょう。

ヒューマンエラーを防止する

採用管理システムを導入することで、人的ミスに起因する様々なトラブルを防げます。

応募者情報の入力ミスや連絡漏れ、重要書類の紛失など、手作業によるヒューマンエラーのリスクを大幅に軽減することが可能です。

システムによる一元管理により、情報の漏れや重複がなくなり、より正確で確実な採用業務を行えるようになります。

採用のスピードを上げる

採用管理システムを活用すると選考プロセスのスピードアップを図れるので、優秀な人材を獲得しやすいです。

応募者との迅速なコミュニケーションや選考状況の見える化により、採用の意思決定を早められます。

競合他社よりも一歩先んじて優秀な人材にアプローチできれば、採用競争で優位に立ちやすくなるはずです。

データの可視化と分析で精度を高める

採用管理システムは採用活動で得られる膨大なデータを収集・可視化できるため、採用戦略の最適化に有効です。

応募者の属性や選考通過率、入社後の定着率など、様々な採用関連データを分析することで、採用活動の改善点を見出せます。

データドリブンな採用戦略を推進することで、ミスマッチの少ない採用の実現につなげられるでしょう。

ミスマッチを防ぐ

採用管理システムを活用することで、応募者との適合性を多角的に判断してミスマッチのない採用を実現可能です。

適性検査や能力テストなどのアセスメントツールを導入すれば、応募者の能力や経験、志向性などを客観的に評価できます。

ミスマッチを防ぐことは、早期離職の防止や定着率の向上にも直結するため重要です。採用基準に適合した人材を見極めて、自社との相性の良い人材を選抜して入社後の活躍をより促進できるでしょう。

採用管理システム導入のデメリット

採用管理システムの導入は、多くのメリットをもたらしますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。

採用管理システム導入の主なデメリットは、以下の通りです。

ここでは、上記のデメリットについて解説します。

初期コストと運用コストがかかる

採用管理システムの導入には、もちろん初期費用と運用費用というコストが発生します。システムの購入や設定、カスタマイズなど、導入時に一定の初期投資が必要です。

また、システムを運用していく中で、利用料金や保守料金、バージョンアップ費用など、継続的なコストも発生します。

費用対効果を見極めつつ、自社に最適なシステムを選択することが大切です。

システム導入・運用の習得に時間を要する

採用管理システムは導入後すぐに使いこなせるようになるわけではありません。そのため操作方法や機能の理解には、一定の学習時間と慣れが必要不可欠です。

運用開始後も、スムーズに活用するためには、継続的な社内トレーニングや情報共有が必要になります。

システムを効果的に活用するには、導入・運用を習得するための時間と労力を惜しまず投資することが重要なのです。

既存の採用プロセスとの整合性を図る必要がある

採用管理システムの導入に際しては、既存の採用業務との整合性を図ることが課題です。現行の採用フローやルールとシステムの機能を上手く融合させる必要があります。

環境によっては、採用プロセスの一部を変更・修正しなければならないこともあるでしょう。

また、採用基準の見直しや、社内の関連部署との連携など、採用業務全体の最適化も求められます。採用業務全体の変革を伴うことを認識しておきましょう。

採用管理システムの選び方

採用管理システムは、各社のニーズに合わせて様々な製品が提供されています。自社に最適なシステムを選択するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

ここでは、採用管理システム選定の6つの着眼点を解説します。

自社の採用形態に適したシステムを選ぶ

自社の採用ニーズに合致した採用管理システムを選ぶことは非常に重要です。新卒採用を中心に行う企業と、中途採用が主体の企業では、求められるシステムの機能や性能が異なります。

アルバイトやパート採用のウェイトが高い企業なら、応募者の管理や面接日程調整に特化したシステムが適しているでしょう。

自社の採用規模や採用頻度、採用体制などを踏まえ、最適なシステムを選定することが大切です。

必要な機能が揃っているか確認する

採用管理システムを選ぶ際は、自社に必要不可欠な機能が備わっているかどうかを入念にチェックしてください。

求人管理、応募者管理、選考管理、コミュニケーション機能など、基本的な機能は抑えておく必要があります。

適性検査や面接評価、人材紹介会社との連携など、自社独自の採用プロセスに対応できる柔軟性も重視したいポイントです。

現在の採用業務で必要な機能と、将来的に必要になりそうな機能を洗い出してシステム選定の判断材料にしましょう。

導入後のサポート体制をチェックする

優れた採用管理システムを選ぶ際は、導入後のサポート体制の充実度も見逃してはいけません。システムの不具合や不明確な操作方法に関して、すぐに相談できるサポート窓口の存在は心強いものです。

問い合わせへの回答スピードや、トラブル解決力の高さも重要な選定ポイントになります。

また定期的なバージョンアップへの対応や、機能改善の要望への柔軟な対応など、長期的なサポートの質も見極めておきましょう。

システムの使いやすさを重視する

採用管理システムは、使いやすさも重視して選びましょう。直感的に操作できるユーザーインターフェースや、シンプルで見やすい画面設計は、ユーザーの利便性を大きく左右します。

また、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも利用できるモバイル対応は、いつでもどこでも採用業務が行える点で大きなメリットです。

クラウド型のシステムなら、場所を選ばずに利用できる点も魅力と言えます。そのため、実際に管理システムを使うことになる現場の声も取り入れて選んでみてください。

セキュリティ対策が万全か確認する

採用管理システムを選ぶ際は、個人情報保護のようなセキュリティ面の信頼性を入念にチェックすることが不可欠です。

システムのセキュリティ対策や、データ暗号化、アクセス制御などの仕組みが適切に機能しているかを確認しましょう。

また、プライバシーマークや情報セキュリティ認証（ISMS）などの第三者認証を取得しているかどうかも重要なポイントです。認証の取得は、システムのセキュリティ水準の高さを示す一つの指標となります。

費用対効果を検討する

採用管理システムの選定では、導入コストと期待される効果を比較検討することが欠かせません。

また、システムの初期費用や月額料金、カスタマイズや追加機能の費用などを総合的に判断する必要があります。

加えてシステム導入に伴う教育コストや、運用に必要な人的リソースのコストも考慮に入れてください。

その反面で、採用管理システムがもたらす効果には採用業務の効率化による工数削減や、採用の質の向上による採用コストの削減などが挙げられます。

そのため導入コストに対して、採用業務の効率化や採用の質の向上といった効果を試算しておきましょう。

採用管理システム導入で採用活動を効率化しよう

採用管理システムの導入は、採用業務の効率化と採用の質の向上に大きく寄与します。求人情報の一元管理や応募者情報の集約、コミュニケーションの自動化など、煩雑な採用業務をシステム化できるのです。

採用担当者の工数も大幅に削減しつつ、ミスや見落としを防ぎ、採用判断の精度を高められるのが大きなメリットです。

また蓄積された採用データを分析することで、採用活動の課題や改善点を明らかにし、採用戦略の最適化を図ることができるでしょう。

しかし、採用管理システムの導入コストは決して安くはありません。自社の採用特性に適したシステムを選択して運用ルールを整備し、採用活動全体の効率化と高度化を実現させていきましょう。