在庫管理システム比較20選|タイプ・業種別の選び方
在庫管理システムは種類が多く、自社にどの製品が合うのか迷ってしまう担当者も少なくありません。システムごとに得意な領域や対応する業務範囲は大きく異なり、選び方を誤ると現場に定着せず投資が無駄になる恐れもあります。
本記事では、在庫管理システムを4つのタイプや業種別の視点で比較し、共通の選定基準や導入の手順、よくある失敗の落とし穴まで詳しく解説します。自社の課題解決に最適なツールを見つけるための参考にしてください。
【この記事のポイント】
- 在庫管理システムは、倉庫管理に特化したWMS、EC受注と連動するOMS、基幹業務と連携するERP、数量管理のみのシンプルな単体型という4つのタイプに分類される。
- システムを選ぶ際は、ECや製造業などの業種ごとに求められる機能が異なるため、自社の業界特有の業務フローや商習慣に合致する製品を見極める必要がある。
- システム導入で失敗しないためには、現場の課題洗い出しから始め、システムタイプを絞り込んで比較表を作成し、無料トライアルで実際の操作感をテストする手順を踏むべきである。
在庫管理システム比較の軸となる4つのタイプ
在庫管理システムと一括りにいっても、その設計思想や得意とする業務範囲は製品ごとに大きく異なります。
ここでは、以下の4つのタイプに分けて、それぞれの特徴と向いている企業について詳しく見ていきましょう。
- 倉庫管理に特化したWMSタイプ
- EC受注と連動するOMSタイプ
- 基幹業務と連携するERPタイプ
- 数量管理のみのシンプルな単体型
倉庫管理に特化したWMSタイプ
WMSタイプは、倉庫内の作業効率と在庫精度の向上を得意とするシステムです。物流現場の生産性に直結する機能が中心となるため、出荷量の多い企業から支持を集めています。
ここでは、WMSタイプならではの特徴や主な機能と、どのような企業に向いているのかを見ていきましょう。
WMSタイプの特徴と主な機能
WMSタイプは、倉庫内の実在庫管理と物流現場のオペレーション効率化に特化したシステムです。入出荷時の検品や棚卸し作業を効率化するとともに、商品をどこに保管したかを正確に追える緻密なロケーション管理機能が充実しています。
さらに、ハンディターミナルやスマートフォンと連携し、バーコードを読み取るだけでリアルタイムに作業進捗を把握できる点も大きな強みです。現場の動きをデータ化することで、属人化しがちな倉庫業務の標準化を後押しします。
WMSタイプが向いている企業
WMSタイプは、実在庫のズレや出荷ミス、誤配送といった物流現場の課題を根本から解決したい企業に向いています。自社倉庫を保有する製造業や卸売業、EC事業などで、出荷作業の属人化を防ぎたい場合に最適です。
特に複数の拠点で大量の荷物を動かしており、在庫の移動状況やロケーションをリアルタイムに把握する必要があるケースでは、その効果を実感しやすいでしょう。紙やExcelでの管理に限界を感じ始めた現場ほど、導入メリットは大きくなります。
EC受注と連動するOMSタイプ
OMSタイプは、ECサイトの受注業務と在庫管理を結びつけることに長けたシステムです。ネット通販ならではのスピード感や、複数チャネルの運用に対応できる点が特徴といえます。
ここでは、OMSタイプの具体的な機能と、導入によって効果を発揮しやすい企業の条件を確認していきましょう。
OMSタイプの特徴と主な機能
OMSタイプは、ECサイトの注文情報と連動し、店舗在庫とネット在庫を自動で一元管理できるシステムです。複数のECモールや自社サイトから注文が入るたびに、各販売チャネルの在庫数をリアルタイムで自動更新します。これにより、人手による在庫の付け替え作業から解放されます。
さらに、受注処理から出荷指示データの作成、購入者へのサンクスメール自動送信までをシームレスに効率化できる点も魅力です。
OMSタイプが向いている企業
OMSタイプは、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなど複数のECサイトを同時に運営している事業者に適しています。ネットショップで起こりがちな注文の重複による売り切れや、在庫更新のタイムラグによる売り逃しを防ぎたい企業にもおすすめです。
また、実店舗とECサイトの両方を運営しており、それぞれの在庫情報をひとつのシステムでリアルタイムに共有したい場合にも役立ちます。販売チャネルが増えるほど、一元管理の恩恵は大きくなるでしょう。
基幹業務と連携するERPタイプ
ERPタイプは、在庫だけにとどまらず企業全体の経営情報を統合する大規模なシステムです。部署をまたいだデータの一元化により、経営判断のスピードアップを支えます。
ここでは、ERPタイプが備える機能の広さと、導入が効果的な企業像について見ていきましょう。
ERPタイプの特徴と主な機能
ERPタイプは、在庫データだけでなく会計や生産、人事といった企業全体のあらゆる基幹業務のデータを一元管理するシステムです。販売情報や仕入情報が在庫データとリアルタイムに連動するため、売上や利益などの経営指標を素早く可視化できます。
全部署が同じデータベースを共有する仕組みのため、情報の二重入力や部署間の伝達漏れも防げます。社内の情報をひとつにまとめ、経営の透明性を高めたい企業にとって心強い基盤となるでしょう。
ERPタイプが向いている企業
ERPタイプは、在庫データと財務会計、仕入管理などの複数システムが分断され、データ統合に手間取っている中堅・大企業に最適です。経営層が最新の在庫状況や仕入原価を瞬時に把握し、迅速な経営判断を下したい組織にも向いています。
さらに、社内のレガシーシステムを刷新し、全社的な業務プロセスの一元化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい企業にも合致します。こうした全社的な一元管理へ投資できる規模の企業ほど、その価値を最大限に引き出せるでしょう。
数量管理のみのシンプルな単体型
単体型は、機能を在庫の数量管理に絞り込んだ手軽さが魅力のシステムです。高度な連携をあえて省くことで、低コストかつ簡単に始められる点が支持されています。
ここでは、単体型ならではの特徴や主な機能と、導入が向いている企業について確認していきましょう。
単体型の特徴と主な機能
単体型は、他システムとの高度な連携をあえて行わず、在庫の入出庫と数量管理の機能のみに絞ったシステムです。複雑な設定が不要で操作画面もシンプルなため、ITツールに不慣れなスタッフでも直感的に使いこなせるでしょう。
クラウド型を中心に低コストで導入できるものが多く、スマホアプリでバーコードを読み取るだけで運用を始められる製品も増えています。余計な機能に迷わされず、まずは在庫の見える化から着手したい現場に有効です。
単体型が向いている企業
単体型は、これまでExcelや紙の台帳で在庫を管理しており、まずは手軽にデジタル化を進めたい小規模事業者に向いています。倉庫内の複雑なオペレーションやEC連携の必要性が低く、保管している資材や備品の数量だけを正確に把握したい場合にも最適です。
また、高額なシステム導入予算を確保しづらい一方で、スマートフォンを活用してすぐに在庫差異をなくしたい現場にも適しています。小さく始めて運用に慣れていきたい企業からも選ばれているシステムです。
業種別で見る在庫管理システム比較のポイント
同じ在庫管理システムでも、業種によって求められる機能や重視すべきポイントは大きく変わります。自社の業界特有の業務フローに合わない製品を選んでしまうと、せっかくの機能を活かしきれません。
ここでは、代表的な4つの業種を取り上げ、それぞれ確認すべきポイントを詳しく解説します。
- EC・小売業では複数モールとの連動性を確認する
- 製造業ではロット管理や工程ごとの在庫を重視する
- 卸売業では自社の業種や業界に合っているかを確認する
- 物流業ではロケーション管理と端末連携を評価する
EC・小売業では複数モールとの連動性を確認する
EC・小売業の在庫管理システム比較では、受注情報から在庫数が自動で減算される在庫連動機能のスピードを必ず確認しましょう。セール時などに大量の注文が集中してもシステムに遅延が発生せず、在庫切れによる販売機会の損失や注文キャンセルを防げるかどうかが重要なポイントです。
複数のモールに同じ商品を出品している場合、一方で売れた在庫が他方へ即座に反映されないと、二重販売のトラブルを招きかねません。さらに、実店舗を持つ場合は、POSレジとECサイトの在庫データを双方向でリアルタイムに同期できる機能を備えているかも比較しておきましょう。
製造業ではロット管理や工程ごとの在庫を重視する
製造業の在庫管理システム比較では、原材料の入荷から製品の出荷までを追跡できるロット管理機能の有無を重視すべきです。万一の品質トラブルが発生した際にも、どのロットに問題があったかを素早く特定し、迅速な回収やトレースにつなげられます。
また、製造途中の仕掛品や、工程ごとに分散している部品の在庫状況をリアルタイムに可視化できる製品の選定が理想的です。加えて、部品の構成表(BOM)と連動し、生産計画に合わせて必要な原材料の在庫を自動で計算できるかも、事前に確かめておきたい要素といえます。
卸売業では自社の業種や業界に合っているかを確認する
ひと口に卸売業と言っても、食品や機械、化学製品など取り扱う商材によって業務フローや商習慣は大きく異なり、それぞれ特有の要件があります。そのため、在庫管理システムの比較では、自社の業界や業種に本当に合っているか、ベンダーに同業種への導入実績があるかを確認することが大切です。
業界知識のあるベンダーであれば、独自の商習慣を踏まえた提案や設定を期待できます。例えば、食品卸売業の場合は、納品期限を定めたいわゆる3分の1ルールに対応しているかどうかが、選定の大きな判断材料となるでしょう。
物流業ではロケーション管理と端末連携を評価する
物流業の在庫管理システム比較では、常時変動する倉庫内の荷受位置を正確に把握できるフリーロケーション対応を評価します。空いた棚へ柔軟に商品を格納できるため、限られた保管スペースを無駄なく活用できる点がメリットです。
あわせて、作業スタッフが携行するハンディターミナルやスマートフォンなどの端末と、データの送受信を遅延なく行えるかも確認しておかなければなりません。さらに、ピッキング作業のルートを最適化する指示書発行機能など、現場の移動コストを削減する仕組みが備わっているかも精査すべきポイントです。
在庫管理システム比較で確認すべき共通の選定基準
システムタイプや業種にかかわらず、どの在庫管理システムを選ぶ場合でも、共通して押さえておくべき選定基準があります。特に以下の項目は、必ずチェックしましょう。
- 現場のスタッフが迷わず使える操作性かを検証する
- 既存システムやPOSレジと外部連携できるかを調べる
- クラウド型かオンプレミス型か、自社の環境で選ぶ
- トラブル時に迅速に対応できるサポートかを確かめる
ここでは、上記のポイントについてそれぞれ詳しく解説します。
現場のスタッフが迷わず使える操作性かを検証する
在庫管理システムは現場スタッフが毎日使うツールのため、比較の際は画面デザインの分かりやすさと操作性を重点的に検証しましょう。文字の大きさやメニューの配置が直感的で、外国人スタッフやアルバイトでも最小限のマニュアルで教育できる製品が望ましいです。
また、入出庫の入力ステップが少なく、作業の手間を増やさずに短時間で正確な処理を完了できるインターフェースかどうかも、システム定着を左右する重要な要素となります。
既存システムやPOSレジと外部連携できるかを調べる
データの二重入力を防ぐため、現在利用している会計ソフトや販売管理システム、POSレジとの連携可否を必ず調べてください。API連携やCSVファイルの自動取り込みに対応していれば、手動でのデータ突合や転記といった無駄な作業を削減できます。
さらに、将来的な事業拡大を見据え、今後導入する可能性のある外部ツールとも柔軟に連携できる拡張性を備えているかも、比較しておきたいポイントです。
クラウド型かオンプレミス型か、自社の環境で選ぶ
提供形態も、システムの比較における重要な軸となります。導入の手軽さとコストを重視するなら、インターネット経由で常に最新機能を利用できるクラウド型が有力な選択肢です。
一方、自社独自のセキュリティ要件が厳しい場合や、高度なカスタマイズが必要な場合は、自社サーバーに構築するオンプレミス型が適しています。災害時のデータバックアップ体制や、複数拠点からのアクセス制限といったネットワーク環境の要件も踏まえ、自社に最適な形態を見極めることが重要です。
トラブル時に迅速に対応できるサポートかを確かめる
システムの不具合による現場の作業停止を防ぐため、サポート窓口の対応時間帯や連絡手段(電話、チャット、メールなど)を確かめましょう。土日祝日にも出荷業務を行っている企業は、平日の日中以外でもトラブル対応や復旧支援を受けられる体制があるかをチェックしておくと安心です。
加えて、導入初期の設定サポートだけでなく、運用の定着に向けたスタッフ向けの講習会やアドバイスが用意されているかどうかも見逃せません。これらは長期的な運用を見据えるうえで、不可欠な選定基準となります。
在庫管理システム|20サービスを比較
ここからは、実際に導入を検討する際の参考として、主要な在庫管理システムをご紹介します。
提供形態や複数拠点管理への対応、無料トライアルの有無、料金などを同じ項目で比較することで、各サービスの違いを横並びで把握しやすくなるでしょう。気になるサービスは、自社の必須要件と照らし合わせながら、ぜひチェックしてみてください。
| ツール名 | 複数拠点管理 | 無料トライアル | 費用 |
|---|---|---|---|
| SmartMat Cloud | 〇 | - |
|
| zaico | 〇 | 〇 |
|
| ロジクラ | 〇 | 〇 |
|
| eeeCLOUD | 〇 | 〇 |
|
| GoQSystem | 〇 | 〇 |
|
| ConnectedLinc | 〇 | - |
|
| ASPAC-食品・菓子卸 | 〇 | - |
|
| mylogi | 〇 | - |
|
| @wms | 〇 | - |
|
| まとまるEC店長 | 〇 | 〇 |
|
| らくらく在庫 | 〇 | 〇 |
|
| INTERSTOCK | 〇 | - |
|
| みえぞう | 〇 | 〇 |
|
| SMARTSTOCK | - | 〇 |
|
| セールスノート | 〇 | 〇 |
|
| Tana | 〇 | 〇 |
|
| MieLU | 〇 | - |
|
| LOGILESS | 〇 | - |
|
| クラウドトーマスPro | 〇 | - |
|
| W3 mimosa | 〇 | - |
|
SmartMat Cloud
公式サイト:https://www.smartmat.io/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | サービス |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「SmartMat Cloud」は、商品をIoT重量計(スマートマット)の上に「置くだけ」で重さから在庫数を自動でカウントし、リアルタイムに可視化できる在庫管理システムです。日々の在庫確認や棚卸し、さらには発注業務までを自動化できるため、現場の負担を大幅に削減します。
特に、ネジやボルトといった大量の細かい部品、液体や粉末、段ボールに入っていて中身が見えにくいものなど、手作業では数えにくい商材の管理において強みを発揮します。マットのサイズや耐荷重(最大500kgなど)のバリエーションも豊富で、軽量な医薬品から重量のあるドラム缶まで幅広く対応可能です。
また、自社倉庫だけでなく、客先に設置した商品の残量監視や自動発注による補充の効率化など、IoTの強みを活かした無人化・省人化を実現できます。累計1,400社以上に導入されており、信頼性も高いシステムです。
zaico
公式サイト:https://www.zaico.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 8,980円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「zaico」は、パソコンとスマートフォンをリアルタイムに同期し、クラウド上で在庫情報を一元管理できるシステムです。
最大の特徴は、現場のスマートフォンを最大限に活用できる点です。スマートフォンのカメラを使ってバーコードやQRコードをスキャンし、その場で在庫を更新できるため、別途バーコードリーダーを用意する必要がありません。
また、直感的に操作できるシンプルな画面設計になっており、ITツールに不慣れなスタッフでも教育の手間なくすぐに使いこなすことができます。
さらに、AI機能を活用した強力な業務サポートもほかにはない独自の強みです。写真からの物品特定や、手書きの表・帳票の自動データ化、さらにはデータ分析に基づく最適な発注点の提案などが可能で、手作業によるミスや入力・集計の手間を大幅に削減します。
月間有料継続率は98%で、現場での使いやすさと、最新技術による圧倒的な省人化・自動化を両立できるシステムです。
ロジクラ
公式サイト:https://logikura.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 12,800円~ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「ロジクラ」は、ECサイト、実店舗、卸売など、複数の販売チャネルを展開する企業に最適な在庫管理システムです。
最大の強みは、実店舗とECの在庫情報をリアルタイムに連携し、複数拠点や委託倉庫の在庫までをクラウド上で一元管理できる点です。在庫情報が統合されることで、無駄な過剰在庫を削減しつつ、売り越しや欠品による機会損失を強力に防ぎます。
また、自社開発の高機能スマートフォンアプリを活用し、高額な専用バーコードリーダー不要で誰でも簡単に検品や入出荷作業が可能です。パートやアルバイトなど、システムに不慣れなスタッフでも手軽に現場で使いこなせます。
さらに、Shopifyやスマレジなどの主要ECプラットフォームとの連携に優れているほか、専任のカスタマーサクセスチームによる導入・運用支援も充実しています。オムニチャネル販売を強化し、物流全体の効率化を図りたい企業に特におすすめのシステムです。
eeeCLOUD
公式サイト:https://www.tbtech.co.jp/lp/stock/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 980円/ユーザー~ |
| 初期費用 | 0円~100,000円 |
「eeeCLOUD」は、低コストと高い拡張性を両立させたクラウド型在庫管理システムです。
独自の魅力は、低価格でありながら「データ登録数無制限」と「自由自在なカスタマイズ」を実現している点です。キャンペーン適用による初期費用無料での導入が可能で、最も安価な「Quick」版なら1ユーザー月額980円から利用できます。
安価なシステムにありがちなデータ件数の制限が一切なく、大規模な在庫データも制約なく管理できるのが強みです。
さらに、導入企業の8割以上が実施している柔軟なカスタマイズ性も特徴です。自社の業務フローに合わせた最適なシステムを構築できるため、現場に定着しやすく、運用効果を最大限に高めることができます。
シンプルな画面設計で初心者に優しい一方で、ハンディターミナルやラベルプリンタと連携した高度な検品体制の構築にも対応しています。コストを最小限に抑えつつ、自社専用の使いやすい在庫管理環境を構築できるシステムです。
GoQSystem
公式サイト:https://goqsystem.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 0円~ |
| 初期費用 | 0円~ |
「GoQSystem」は、ネットショップや通販業務における受注・在庫・商品・出荷などを一元管理できるクラウド型のシステムです。
最大の特徴は、月額15,000円から利用できる「注文件数に関わらない定額料金制(※受注管理プラン)」です。どれだけ注文数が増えてもシステムにかかるコストが変わらないため、売上が拡大してもランニングコストを抑えることができます。
また、「使い始めやすさ」と「充実のサポート体制」も独自の強みです。商品マスターの事前登録が不要で、複数のモールとの連携設定が最短40分で完了し、即日利用を開始できます。
さらに、LINEを活用した土日の緊急サポートにも対応しており、休日も稼働するネットショップ運営者にとって非常に心強い味方となります。
最低利用期間が3ヶ月と短く、データも1年間保持されるため、お中元やお歳暮といった繁忙期のみの一時的な利用など、自社の状況に合わせた柔軟な使い方ができる点も他システムにはない大きな魅力です。
ConnectedLinc
公式サイト:https://www.cnd-g.co.jp/lp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド・オンプレミス |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「ConnectedLinc」は、多様な運用ニーズに柔軟に対応できる高機能な倉庫管理システムです。
導入形態の自由度とデータ管理項目の拡張性が特徴で、外部へのデータ保存に不安がある企業向けにオンプレミスでの導入にも対応しています。必要に応じてサーバーの調達から依頼することも可能です。
また、ロット番号やシリアル番号、賞味期限といった基本項目に加え、最大10個のフリー項目を設定できる点も魅力です。商材に応じた自社独自の管理項目を設けることで、きめ細かい在庫管理を実現します。
さらに、基幹システムや受発注システムとの連携もスムーズで、CSV連携フォーマットがマスタ化されているためカスタマイズ不要で接続可能です。
バーコードがない商品への現品票発行や複数倉庫管理にも標準で対応しており、自社の環境に最適化された物流体制を構築したい企業に特におすすめのシステムです。
ASPAC-食品・菓子卸
公式サイト:https://www.ascot.co.jp/ascot/products/industry/food/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | - |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「ASPAC-食品・菓子卸」は、食品や菓子、飲料などの卸売業に特化した販売・物流・在庫管理システムです。
独自の機能として、食の安全を守るための高度な「賞味期限管理機能」が備わっています。入出荷時に賞味期限の逆転がないかを自動でチェックし、古い在庫の誤出荷や不良在庫の受け入れを未然に防ぐことが可能です。
また、期限が迫った在庫のアラーム通知により、早期の返品や在庫処分などの対策を促し廃棄ロスを削減します。
また、業界特有の商慣習にきめ細かく対応している点も魅力です。「ボール単位」での入出荷や在庫表示機能に加えて、複雑なメーカーリベートの計算から回収管理までを一貫して行える機能を標準搭載しています。
さらに、業界標準の「流通BMS」や「ファイネット」といった各種EDIにも対応しており、メーカーや小売企業とのデータ連携をスムーズに行えます。業界ならではの課題を解決し、適正な在庫と利益の管理を実現できるシステムです。
mylogi
公式サイト:https://system.mylogi.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | - |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 15,000円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「mylogi」は、長年ECサイト運営を行ってきた企業が、そのノウハウを詰め込んで開発したEC特化型の物流・在庫管理システムです。
最大の特徴は、受注管理(OMS)と倉庫管理(WMS)の機能をワンストップで備えつつ、小規模・小ロットから手軽に導入できる点です。初期費用は無料で月額15,000円から利用でき、物流のプロが用いるような高精度なバーコード管理機能を低予算で導入できます。
また、カラーやサイズのバリエーションが豊富な商材の管理に非常に強いのも独自の魅力です。アパレルやシューズなど、種類が多くミスが起こりやすい商品でも、バーコード検品やフリーロケーション管理により、誤出荷や在庫差異を徹底的に防ぐことができます。
Shopifyや楽天市場などの主要プラットフォームと連携し、複数サイトの在庫情報を自動で一元管理できるため、アパレル商材などを扱うEC事業者様に特におすすめのシステムです。
@wms
公式サイト:https://www.zaikokanri.com/wms/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「@wms」は、3PL・倉庫業からネット通販、卸売、製造業まで幅広い業種の物流改善を実現するクラウド型システムです。
最大の魅力は、導入コストが抑えられていながらも、賞味期限管理やロット管理、複数倉庫対応といった本格的な倉庫管理機能が「標準搭載」されている網羅性の高さです。
ハンディターミナルやスマートフォンを活用した検品により、帳簿上の理論在庫ではなく現場の「実在庫」を正確に把握し、誤出荷の防止や在庫差異の解消を強力にサポートします。
また、ビジネスの変化に応じた「柔軟な拡張性」もほかにはない強みです。出荷量の増減や拠点の追加に伴うユーザー数や機能の変更が容易なうえ、自社特有の運用に合わせたオリジナルカスタマイズにも対応しています。
さらに、サーバー運用やセキュリティ対策はシステム提供側が担当するため、社内のIT保守担当者の負担を大きく軽減できます。常に最新の環境で、事業成長に合わせて長く利用できるシステムです。
まとまるEC店長
公式サイト:https://www.ec-tencho.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 9,800円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「まとまるEC店長」は、複数のネットショップを運営するEC事業者向けに、受注・在庫・商品を一元管理できるシステムです。
最大の特徴は、受注件数や出店モール数が増加しても月額料金が一切変わらない「安心の定額制」を採用している点です。これにより、売上が拡大して処理件数が増えてもランニングコストが変動しないため、費用を気にすることなくビジネスの成長に集中できます。
また、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonといった主要なECプラットフォームに特化することで、システムの安定稼働と低価格を両立している点も独自の強みです。各モールの仕様変更にも追加費用なしで迅速に対応するため、メンテナンスの手間もかかりません。
多モールの在庫は24時間365日自動で連携・更新され、売り越しや販売機会の損失を強力に防ぎます。無料の電話・メールサポートも充実しており、コストを抑えつつ複数店舗の運営を効率化したいEC事業者に特におすすめのシステムです。
らくらく在庫
公式サイト:https://zaiko.greenwich.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | - |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 3,000円/店舗~ |
| 初期費用 | 0円 |
「らくらく在庫」は、複数のネットショップを運営する事業者向けに、在庫の一元管理を自動化するシステムです。
追加料金なしで提供される「業界トップクラスの在庫更新スピード」が特徴で、ひとつの店舗で注文が入ると自動で他店舗の在庫数も迅速に更新されます。売り越しやクレームを強力に防ぎ、販売機会を最大化することが可能です。
また、「手厚いサポート体制」も他システムにはない強みです。電話やメールでいつでもすぐに相談でき、初めてのシステム導入でも自力で運用できるようになるまで丁寧にサポートしてくれます。この充実した支援により非常に高い顧客満足度を誇っており、利用者の継続率は90%以上です。
さらに、管理が複雑な「セット商品と単品」の在庫連動や、eBayやShopeeといった越境ECプラットフォームにも対応しています。手厚いサポートのもとで販路拡大をスムーズに行い、安心して長く利用したい企業に特におすすめのシステムです。
INTERSTOCK
公式サイト:https://www.inter-stock.net/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「INTERSTOCK」は、製造業の物流現場に特化したローコード対応のクラウド型倉庫管理システム(WMS)です。
独自の強みは、「ソースコードとデータベースの完全公開」を行っている点です。これにより、特定のシステム会社に依存するベンダーロックインから解放され、自社ベースでのシステム内製化と長期的な運用コストの削減を実現できます。
また、ローコード開発によりカスタマイズ性が非常に高く、ドラッグ&ドロップでの直感的な業務画面の作成や、使い慣れたExcelでの帳票作成が可能です。
さらに、生成AIを活用し、日本語で指示するだけでデータベースから必要な情報を抽出する「SQL」を自動生成できる機能も搭載しており、専門知識がなくても高度なデータ分析をサポートします。
デジタル棚札やPSI在庫計画といった製造業に特化した機能や、多言語対応も備えており、自社の業務に完全にフィットした独自の物流環境を低コストで構築できるシステムです。
みえぞう
公式サイト:https://miezou.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド・オンプレミス |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 29,800円~ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「みえぞう」は、導入・運用コストを抑えつつ操作性を追求したWeb型の在庫管理システムです。
最大の特徴は、一般的な物品管理に適した「スタンダード型」と、製造業向けの「生産管理支援型」の2つのモデルから、自社の業務に最適なシステムを選択できる点です。
特に「生産管理支援型」では、階層無制限のBOM(部品構成表)を標準搭載しており、部品の所要量計算や不足数の自動算出など、製造業特有の複雑な在庫・工程管理を強力にサポートします。
また、独自の強みとして「同時ログインユーザー数」をベースとした課金体系を採用している点が挙げられます。アカウント自体は何人でも登録できるため、利用スタッフが多い企業でもランニングコストを大幅に抑えることが可能です。
導入形態は、SaaS(月額29,800円~)からプライベートクラウド、オンプレミスまで、企業のセキュリティ基準や予算に合わせて柔軟に選ぶことができます。
SMARTSTOCK
公式サイト:https://www.sankyo-it.co.jp/products/zisha-zidoninshiki-smartstock/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | - |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | - |
| 無料トライアル | 〇 |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「SMARTSTOCK」は、「簡単・正確・ローコスト」を重視して開発された在庫管理システムです。
入出庫や棚卸といった基本機能が充実しているだけでなく、「複数画面の同時表示」に対応している点が特徴です。タブ切り替えや画面の分割表示が可能なため、複数の情報を並行して確認しながら効率的に作業を進めることができます。
また、単に数を管理するだけでなく、保管場所や使用期限の管理による廃棄ロスの削減、さらには「総在庫金額の把握」による在庫削減や経営戦略の推進まで幅広くサポートします。
ハンディターミナルを活用したデータ入力で現場の作業負担を軽減しつつ、上位の基幹システムとのデータ連動など要望に応じた柔軟なカスタマイズにも対応可能です。シンプルでありながら、経営にも寄与する精度の高い在庫管理を低コストで実現したい企業におすすめのシステムです。
セールスノート
公式サイト:https://pita-ri.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 無料プランあり |
| 月額費用 | 0円~ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「セールスノート」は、顧客管理から在庫・発注管理まで、バックオフィス業務全般をひとつのツールで完結できるクラウド型の販売管理・業務管理システムです。
最大の特徴は、見積りから受注、納品、請求に至る一連の販売プロセスと、在庫・発注管理をシームレスに連動できる点です。受注や出荷に合わせてリアルタイムに在庫数が更新されるため、欠品や発注漏れを強力に防ぎます。また、インボイスにも完全対応しており、ワンクリックで請求書のPDF発行が可能です。
さらに、他システムにはない独自の強みとして「期間制限のない完全無料プラン」が用意されている点が挙げられます。1名での利用であれば機能制限なくずっと無料で使い続けることができ、クレジットカードの登録も不要で即日導入が可能です。
Excelでの管理に限界を感じている小規模企業や、コストを一切かけずに手軽にバックオフィスのシステム化を始めたい企業に特におすすめのシステムです。
Tana
公式サイト:https://get.tana.app/ja/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | 無料プランあり |
| 月額費用 | 0円~ |
| 初期費用 | 0円 |
「Tana」は、大学の研究室における「実験資材の管理課題」から生まれた、シンプルで使いやすいクラウド型の在庫管理アプリです。
最大の特徴は、手持ちのスマートフォン(iOS/Android)だけで全ての機能を利用できる点です。スマートフォンのカメラをそのままバーコードスキャナとして活用し、11種類のバーコードを読み取って簡単に入出庫や棚卸しができるため、高額な専用機器を揃える必要がありません。
また、独自の強みとして、英語にも対応している点が挙げられます。海外からの商品のスキャンや、外国人スタッフが多い現場でもスムーズな導入が可能です。
さらに、料金体系もユニークで、1名での利用は機能制限なくずっと無料で使い続けることができます。複数名で在庫を共有する場合でも、メンバー1名につき月額200円(税別)という安価な従量課金制を採用しており、小規模なチームで手軽に共同管理を始めたい組織に最適なシステムです。
MieLU
公式サイト:https://www.tisa.co.jp/mielu/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「MieLU」は、製造業や流通業をはじめ、幅広い業種・業態の現場にマッチするよう設計されたパッケージ型の倉庫管理システム(WMS)です。
単なる在庫管理にとどまらず、人やモノの動きを一元管理して「業務」と「課題」まで可視化できる点が特徴です。ABC分析や在庫推移図などの高度な分析機能を搭載しており、データに基づいて在庫と人の動きを検証し、現場の改善を強力にサポートします。
また、パッケージシステムでありながら豊富なオプションを活用できる「柔軟なカスタマイズ性」も独自の強みです。さらに、自動倉庫やシャッターアソートシステム(GAS)といった各種マテハン機器との連携実績も豊富で、現場のニーズに合わせた高度な物流環境を構築できます。
ハンディターミナルを用いた正確な作業やフリーロケーションの実現にも対応しており、自社特有の物流フローを変えずに現場の効率化を図ることができるシステムです。
LOGILESS
公式サイト:https://www.logiless.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「LOGILESS」は、ECサイトの受注から出荷までの業務を自動化する、OMS(受注管理)とWMS(倉庫管理)の一体型システムです。
最大の特徴は、手作業でのデータ連携なしで「全注文の90%以上を自動出荷」できる圧倒的な効率性です。システムが一体化しているため、EC店舗で注文を受けると倉庫へ自動で出荷指示が連携され、日々の出荷オペレーションにおける人的ミスや手間を大幅に削減します。
また、「複数拠点からの自動出荷」に強い点もほかにはない独自の魅力です。購入者の居住地に近い倉庫からの発送や、温度帯(冷蔵・冷凍)が異なる商品の分割出荷などを自動で振り分けられるため、配送コストの最適化に直結します。
さらに、特定の顧客へのおまけ同梱など、条件に応じた複雑な出荷指示もシステム設定だけで自動化が可能です。物流業務を徹底的に自動化・共通化し、売上拡大や商品企画に注力したいEC事業者に特におすすめのシステムです。
クラウドトーマスPro
公式サイト:https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/lp/professional/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 150,000円~ |
| 初期費用 | 要問合せ |
「クラウドトーマスPro」は、多数の物流拠点を構える物流アウトソーシング企業「関通」が、実際の現場で使い込み、長年培った改善ノウハウを詰め込んで開発した倉庫管理システム(WMS)です。
最大の魅力は、大規模な物流現場や特殊な在庫管理ニーズにも対応できる「高度なカスタマイズ性」です。独自のAPIを公開しており、既存の基幹システムや外部の受注管理システム、さらには物流ロボットとも最小限の改修で容易にデータ連携が可能で、自社の運用に合わせた最適な自動化環境を構築できます。
また、医療品のロット管理や食品の賞味期限管理、複数倉庫での自動振り分け出荷など、現場で真に求められる機能が網羅されています。
さらに、単なるシステム提供にとどまらず、物流のプロが直接現場へ訪問し、最適な倉庫レイアウトやロケーションの作成まで踏み込んだ手厚い導入支援を行ってくれる点も、ほかにはない独自の強みです。
W3 mimosa
公式サイト:https://www.dialog-inc.com/service/w3-wms/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 複数拠点管理(倉庫・モールなど) | 〇 |
| 無料トライアル | - |
| 月額費用 | 37,500円~ |
| 初期費用 | 200,000円~ |
「W3 mimosa」は、豊富な標準機能を備え、各種外部システムとの連携にも強いSaaS型の倉庫管理システム(WMS)です。
最大の特徴は、新規荷主の受け入れや新拠点への展開をスムーズにする「稼働作業の簡単コピー機能」です。既存の拠点で稼働している業務設定をそのままコピーできるため、事業拡大に伴うシステム構築の手間を大幅に削減できます。
また、現場での使いやすさを追求し、表計算ソフトに近い直感的な画面設計を採用している点も魅力です。初めてシステムに触れるスタッフでも迷わず操作でき、教育の手間なく現場へ定着させることができます。
さらに、ダッシュボードでの人別生産性の可視化や、入出荷データに基づく中長期的な「在庫予測機能」も搭載しており、現場の属人化解消や効率化だけでなく、データに基づく高度な運用までサポートします。
月単位での短期契約にも対応しているため、状況に応じて柔軟にシステムを利用したい企業におすすめのシステムです。
失敗しない、在庫管理システム導入に向けた具体的な手順
自社に合うシステムを検討する際は、導入を成功させるためのプロセスを把握しておくことが重要です。手順を踏まずに勢いで契約してしまうと、現場に合わない製品を選んでしまうリスクが高まります。
ここでは、システム導入に向けた具体的な4つのステップについて見ていきましょう。
- 自社の在庫管理における現状の課題を洗い出す
- 自社の運用にマッチするシステムタイプを絞り込む
- 複数社の資料を請求して、一覧の比較表を作成する
- 無料トライアルを活用して、実際の操作感をテストする
自社の在庫管理における現状の課題を洗い出す
システムを比較する前の最初の手順として、現在の在庫管理で発生している具体的な問題や作業の無駄をすべて洗い出します。「在庫の数が合わない」「棚卸しに時間がかかりすぎる」といった声を、現場の作業スタッフから直接ヒアリングすることが欠かせません。
経営層が感じている課題と、現場が日々苦労している課題は必ずしも一致しないため、両方の視点を集めることが重要です。そのうえで課題に優先順位をつけ、システム導入によって最も解決すべきボトルネックがどこにあるのかを明確にしておきましょう。
自社の運用にマッチするシステムタイプを絞り込む
次に、洗い出した自社の課題と業種特性に照らし合わせ、WMSやOMSなどのどのシステムタイプが適切かを絞り込みます。自社の企業規模や取扱商品数、倉庫の拠点数をもとに、必要な機能の網羅性と予算規模のバランスを見極めることが不可欠です。
この段階で明確な方向性を定めておくと、その後の製品比較を効率的に進めやすくなります。多機能すぎる高額なシステムを選択するのは避け、自社に必要な機能を過不足なく満たしている製品カテゴリーを特定しましょう。
複数社の資料を請求して、一覧の比較表を作成する
タイプを絞り込んだら、該当する主要な開発ベンダー数社に対して製品資料やパンフレットを請求します。各社の資料から「初期費用」「月額料金」「主要機能」「サポート範囲」といった基本項目を抽出し、自社専用の比較表を作成しましょう。
情報を一枚にまとめることで、各社の強みや弱みが一目で把握できるようになります。このとき、自社が譲れない必須要件を満たしているか、どの機能にオプション料金が発生するのかを明確に整理しておくと、その後の意思決定が円滑になります。
無料トライアルを活用して、実際の操作感をテストする
比較表で候補を2~3社に絞り込めたら、無料トライアルやデモ画面の貸し出しを依頼して、実際にシステムを動かしてみましょう。情報システム部門だけでなく、実際に倉庫や店舗で在庫管理を行う現場担当者にも試用してもらい、リアルな操作感を確かめることが大切です。
カタログ上のスペックだけでは分からない使い勝手の差は、実際にシステムに触れることで初めて見えてきます。バーコードの読み取り速度やデータの反映スピードなど、業務の流れに支障がないかを本契約の前に必ず評価しましょう。
在庫管理システム比較における注意点と落とし穴
在庫管理システムの導入は決して安い投資ではないため、あらかじめ典型的な失敗パターンを知っておくことが重要です。よかれと思って選んだ製品が、かえって現場の負担を増やしてしまうケースも少なくありません。
ここでは、特につまずきやすい以下の4つの注意点と落とし穴について詳しく解説します。
- 多機能さに惑わされて、不要な製品を選ばない
- 初期費用だけでなく、運用を含む総額コストで比べる
- 現場の意見を無視して、経営層だけで導入を決めない
- 導入後のサポート範囲や追加料金の条件を確認する
多機能さに惑わされて、不要な製品を選ばない
製品の比較時は、機能一覧の豊富さだけで判断せず、自社で本当に使う機能が網羅されているか見極めましょう。使わない高度な分析機能や自動化オプションが多い製品を選ぶと、操作画面が複雑になり、かえって現場の入力ミスを誘発する恐れがあります。
「あれもこれもできる」という魅力的な売り文句に引っ張られると、本来の目的を見失いかねません。自社の運用に必要なコア機能に絞られたシンプルなシステムを選ぶことが、結果的に安定した運用につながります。
初期費用だけでなく、運用を含む総額コストで比べる
価格を比較する際は、初期のシステム構築費用だけでなく、月額の保守費用やアカウントの追加料金まで含めた総額コストで比べます。データ容量の増加や取扱商品数の拡大に伴って発生する従量課金についても、あらかじめシミュレーションしておくことが不可欠です。
導入時は安く見えても、運用を続けるうちに想定外の費用がかさむケースは珍しくありません。数年間の長期運用を前提としたトータルコストを算出し、自社の費用対効果に見合うかどうかを厳しく検証しましょう。
現場の意見を無視して、経営層だけで導入を決めない
システム導入の失敗を防ぐため、経営層やIT部門の独断だけで製品を決めず、実際にツールを使う現場の作業環境を十分に考慮すべきです。使い勝手を無視してシステムを導入すると、現場の反発を招き、最終的には使い慣れたExcel管理に逆戻りしてしまう事態にもなりかねません。
どれほど高機能な製品でも、現場で使われなければ投資の回収は困難です。選定プロセスの初期段階から現場のリーダーを巻き込み、実務で本当に役立つシステムかどうかの合意形成を丁寧に進めることが求められます。
導入後のサポート範囲や追加料金の条件を確認する
トラブル発生時の対応力を担保するため、基本料金のなかにどこまでのサポートメニューが含まれているかを事前に確認してください。操作に関する問い合わせへの対応回数に制限がないか、不具合時のデータ復旧対応に追加料金が発生しないかも、契約前に細かく調べておきましょう。
契約後に別料金であることが判明し、想定外の出費が発生する事態は企業のコスト管理において避けたいリスクです。さらに、法改正やシステムの定期アップデートに伴うメンテナンス費用が基本料金に含まれているかどうかも、あらかじめ精査しておくと安心でしょう。
在庫管理システム比較で、自社に最適なツールを見つけよう!
在庫管理システムは、WMS・OMS・ERP・単体型という4つのタイプごとに得意分野が異なり、業種によって重視すべきポイントも変わります。そのため、まずは自社の課題を洗い出し、運用にマッチするタイプを絞り込んだうえで、比較表や無料トライアルを通じて慎重に見極めることが重要です。
また、操作性や外部連携、提供形態、サポート体制といった共通の基準も忘れずに確認しましょう。多機能さやコストだけにとらわれず、現場の使いやすさも含めて総合的に判断し、自社の運用に本当に最適なシステムを見つけてください。