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「履歴書」はスキを見せずに、細心の注意を払って作成しよう。

著者:   春山 信広


作成のポイント

■プロフィールは”事実”に基づくのが鉄則
■自己PRは戦略を持って作成すべきである。
■「履歴書」は貴方の仕事の品質を語ります。

書式の説明
就職・転職活動のときなどに使用するための履歴書

プロフィールは”事実”に基づくのが鉄則

履歴書の書式は、一般的に右側が応募者のプロフィールを記入するようになっています。プロフィール記入の大原則は「事実を書く」ということです。何故か?は説明の必要もないでしょう。ただ、学歴・職歴の「いつ」の部分は間違いやケアレスミスが起こりやすいので、一旦「自分年表」を作成してから転記した方が、記憶に頼って直接記入するよりミスが少ないでしょう。また、西暦標記と年号標記が混在すると間違い易いし、なにより読み手にとって判りづらいので、どちらかに統一しておきましょう。学歴・職歴は、分けて記入します。この時に、転職経験が多いなどでスペースが足りない場合は、学歴を卒業年だけ記入するなど柔軟に対処しましょう。

自己PRは戦略を持って作成すべきである。

自己PRで有効に活用したいのが保有資格です。国家資格はもちろん、民間資格でも積極的に記入しましょう。ただし、自己のキャリアや年齢に照らして不釣合いな場合(初歩的、入門的なもの)や、業務と関係がない場合(趣味に関するもの)は、敢えて記入しないのも一つの戦略です。志望動機は自らの気持ちを強く打出せる部分ですので有効に活用しましょう。その時のポイントは、応募先企業と自分との間にどんな親和性があるかを明示することです。自分が有しているスキルだけでなく、自分にとって力を発揮できる環境にあることや、企業理念の何処に共鳴できるか等、出来るだけ具体的に書きましょう。紋切り型の表現では説得力がありません。

「履歴書」は貴方の仕事の品質を語ります。

「履歴者は手書きで書くべき」と言われます。ただ、最近では応募書類を添付してメールで送ったり、状況も変化してきていますので、必ずしもこだわる必要は無いでしょう。それよりも、「何故手書きなのか?」と言えば、そこに書き手の真剣な気持ち、ひいて仕事に対する姿勢等が映し出される、とされて来たからでしょう。そういった意味では、応募に際して履歴書に間違いが無いのはもちろん、添付された顔写真や捺印の仕方、送付状やメールの文面、宛名の表記など、細部に亘って意識が向けられているか、貴方のビジネスパーソンとしての力量を反映するものだと言えるでしょう。単に手書きか否かではなく、こうした認識を持つ事の方が大事ですし。

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著者プロフィール

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春山 信広

1964年生まれ。1989年大学卒業後、印刷会社勤務を経て、計4回の転職を経験。一貫してマーケティング業務に携わる。2005年フリーのマーケティングプランナーとして独立。中小企業診断士。

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