営業とマーケの連携で成果を高めるMeta広告活用術
「リードは取れているのに、商談が増えない」その背景には、マーケと営業の分断という根深い課題が潜んでいるかもしれません。
Meta広告でリードを獲得するだけでは、成果にはつながりません。
本記事では、マーケと営業が連携し、商談・受注へと導くMeta広告活用の設計ポイントを解説します。
なぜMeta広告は「営業につながらない」と言われるのか?
BtoB企業では「広告でリードは取れているのに、営業が動かない」「リードの質が悪いと言われる」といった声がよく聞かれます。
このような現象の多くは、マーケティングと営業の間にある“認識と情報の壁”から生まれています。
マーケは「良いリードを取っているつもり」でも、営業から見ると「連絡がつかない」「ニーズが薄い」などの理由で、追客が後回しにされてしまう。
こうした“ズレ”を解消しなければ、どれだけ良質な広告施策を打っても、商談にはつながりません。
成果を最大化する連携の3ステップ
マーケと営業が協力してMeta広告の成果を最大化するには、以下の3つのステップが必要です。
① リードの定義とKPIを“共通言語化”する
- 「質の良いリード」とは何か、MQL/SQLの基準を両部門で合意
- マーケのKPIを「CV数」だけでなく「商談化率」など営業に近い指標に設定
→ 連携の前提となる“評価軸の共有”が最も重要です。
② Meta広告訴求と営業トークを一致させる
- 広告やLPで伝えた価値・期待値に即したトーク設計を営業にも共有
- 「何に反応して来たのか」を踏まえた接触で、初回の打ち手が変わる
→ ユーザーの“入り口の温度感”を無視しないことが鍵です。
③ リード情報を共有し、ナーチャリングに活用する
- 資料DL、閲覧履歴、広告クリックなどの行動ログをCRM/MAで見える化
- インサイドセールスが温度確認→営業へ引き渡すプロセスを設計
→ すべてのリードを営業が追うのではなく、育ててから渡す発想が必要です。
bizoceanでの実践例と成果
bizoceanでは、Meta広告で獲得したリードに対して以下のような“広告→営業”導線を整備しています。
- リード獲得時に、広告訴求・クリッククリエイティブ・資料DL履歴などをSalesforceと自動連携
- インサイドセールスがメール開封・ページ閲覧状況を元に温度感を分類
- MQL→SQL基準を営業とすり合わせ、確度の高い案件のみを引き渡し
- 広告経由の成約率を常時トラッキングし、マーケ側へフィードバックを還元
この連携によって、広告経由の商談化率が約2.3倍、営業からの評価も大幅に改善しています。
今のMeta広告、営業に“つながっていますか?”
広告施策と営業活動がバラバラでは、リードの成果は限定的になります。
Meta広告を商談の入り口に変えるには、マーケと営業の連携設計が欠かせません。
bizoceanでは、広告運用・ナーチャリング・営業接続まで一気通貫で支援し、成果につながる仕組みを構築しています。
「広告をただ回すだけ」から一歩先へ。
連携型の成果創出をまずは、お気軽に無料相談をご利用ください。