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採用のミスマッチ・離職を防止する「ミキワメ」シリーズ。新プロダクト「ミキワメ マネジメント」リリースと事業構想を発表。

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採用のミスマッチ・離職を防止する「ミキワメ」シリーズ。新プロダクト「ミキワメ マネジメント」リリースと事業構想を発表。

少子化による慢性的な労働力不足が問題視されている中、日本企業の採用コストは世界的に見ても高いと言われています。高いコストをかけて採用しても離職・休職に至ってしまうケースもあるなど、多くの企業にとって採用と社員の定着が喫緊の課題となっています。

株式会社リーディングマーク(以下、リーディングマーク)は、社員一人ひとりの心の状態や性格にもとづいたパーソナルなソリューションを提供し、採用のミスマッチと離職を防止する「ミキワメ」シリーズを展開しています。同シリーズは累積導入社数4000社、累計総受検者135万人以上(2025年2月現在)となり、近年活況の「HR✕AI」領域で注目を集めています。

2025年2月、1on1を起点にしたマネジメント支援プラットフォーム「ミキワメ マネジメント」を新たにリリース。合わせて16.2億円の資金調達の実施と「ミキワメ」事業構想の発表が行われました。今回、bizocean編集部はメディア向け説明会の取材レポートをお届けします。


ミキワメとは?

代表取締役社長 飯田悠司さん

「ミキワメ」のコア技術は、社員の性格や心の状態を可視化する技術です。各シリーズの基本的な使い方は、社員や入社候補者に性格検査やエンゲージメントサーベイアンケートを実施し、検査結果をデータ分析。それを上司や人事部がダッシュボードで一元管理できるというもので、シンプルな操作感です。

ただ、リーディングマークは採用・人事にまつわるデータの収集・蓄積に注力し続けており、それらの膨大なデータは、心理統計学の知見を取り入れた独自アルゴリズムのAIによって解析され、導入企業の人事担当者やマネージャーが「最適なネクストアクション(次の一手)」を迷いなく打てるサポートをしてくれます。

既存の主力商品は、採用のミスマッチを防ぐ「ミキワメ 適性検査」と、離職防止につながる「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」の2つ。まずはこれらの商品の概要をご説明します。

ミキワメ 適性検査

人事担当者のよくある悩みに「面接官によって採用基準がバラバラ」「よいと思った人材が、入社数年で早期離職してしまう」「活躍すると思っていた人材から『成果を出せず苦しい』と相談を受ける」などがあります。これらはいずれも採用候補者と企業の間のミスマッチにより起こりがちな問題です。

ミキワメ 適性検査」は、社員の性格面の傾向と採用候補者とを比較し、入社後の定着・配属先でどのような活躍ができるか可能性を見える化するツールです。「自社オリジナルの採用基準を作成する」ことで適性の高い採用・配属を実現できるという考えです。

基本的な使い方は、約10分間の性格検査を社員と採用候補者に受検してもらい、「自社で活躍しやすい人材・自社っぽい人材(=自社独自の採用基準)」と比較するというもの。採用基準は部署・チームごとに複数作れるため、相性のいい配属先はどこかという評価を行えます。

さらに、面接サポート機能として、採用時の懸念点の言語化、選考フェーズごとの質問スクリプトや面接ガイドも作成。複数の面接官の間の情報ギャップもタイムラグなく解消できます。

採用基準の策定から配置・配属判断まで幅広くカバーする「ミキワメ 適性検査」は、従来の面接官の主観的なレポートやあいまいな表現に頼らざるを得なかった採用活動から一線を画しています。導入企業からは新卒採用の離職者ゼロ、内々定者数が10倍になったなどの反響があります。

ミキワメ ウェルビーイングサーベイ

ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」は、性格データを用いて社員一人ひとりの「心の状態」を見える化し、最適なケアアドバイスを生成・提示するツールです。

社員が離職・休職を決断するまで、さまざまな経緯や理由があったことが見逃がされているのではないか。そう考えつつ、個々の社員の心理状態は感覚的にしかつかめず、実際の接し方もわからないという人事担当者やマネージャーの方は多くいます。「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」は、人の目の見落としをカバーし、要ケア社員をいち早く見つけて離職・休職の防止策を打ち出すことを目指しています。

基本的な使い方は、「ミキワメ 適性検査」にもある性格検査を年に1回受検し、約3分のアンケートサーベイを月に1回程度社員に受けてもらうというもの。社員のアンケート回答が簡単なので全社的な活用がしやすいでしょう。

これらの結果を、臨床心理学の知見を組み合わせた高精度のアルゴリズムで解釈。個々人の性格をふまえながら心理状態の変化を把握・トレースし、ケアを必要とする社員に対して最適なマネジメントや面談のシナリオをAIが生成・提示します。

導入企業の中でも、在宅勤務が増えたことで社員同士のコミュニケーションに溝ができていると感じている企業が高く評価。対面フォローの機会が減り「部下をオンラインでどのようにフォローすれば良いのかわからない」というマネージャー職の方が、要ケア社員と1on1で相互の理解を深めて人事配置などの対応を素早く取れたケースが多いようです。


ミキワメの強み・課題解決の独自性は?

「離職を防ぐならミキワメ」というメッセージを公表している通り、「ミキワメ」は組織・個人の双方にとってのウェルビーイング(=幸福)を実現するサポートを提供している点が特徴的です。

代表取締役社長の飯田悠司さんは、創業後にコロナ禍など自社の経営の厳しい時期を経験し、社員の離職や働くことへの満足度にまつわる問題に直面しました。この経験から「苦しい思いをする経営者・社員を減らしたい!」と強い思いを抱き、「社員の心の満足度」に光を当てた組織的なウェルビーイングを支援するサービスを志したといいます。

リーディングマークが長年蓄積してきた知見・技術に、定量データの分析や解釈が得意なAIをかけあわせることで相乗効果を出す点が「ミキワメ」の強みと言えるでしょう。


ミキワメの事業構想・計画は?

今後の「ミキワメ」シリーズは、採用、オンボーディング、研修、タレントマネジメント、社員のメンタルケアなど、長い目線で人と企業の生産性を向上させるプロダクトや機能をリリースしていく計画ということです。

新規採用の難易度が上がる中で、社員を辞めさせず、活躍できる仕組みを構築するのがミキワメの取り組む課題。社員の成果と成長も支援していくHRプラットフォーム計画に期待が高まります。


新プロダクトのミキワメ マネジメントとは?

この2月に発表された「ミキワメ マネジメント」は、社員のパフォーマンスを最大化するマネジメントの仕組みを提供する目的の新プロダクトで、第1弾には1on1支援ツールを打ち出しています。

1on1は、会社として社員の活躍と生産性向上を支援する大事な機会。社員の現状理解を深め、対話を通して内省と行動を促し、振り返りを行うサイクルが健全に回っているときに効果を発揮します。

「ミキワメ マネジメント」は、限られた時間内で、マネージャーがメンバーに効果的なフィードバックや支援を効率よく行うための機能を搭載しています。例えばメンバーの性格や1on1の推移の可視化、アジェンダと議事録の自動作成、AIによるアドバイスやリスクの早期発見などがあります。

採用ミスマッチと離職を防止する「ミキワメ 適性検査」「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」がマイナス面をカバーする機能なら、「ミキワメ マネジメント」はプラス面を最大化する支援を行う機能といえるでしょう。


取材当日のメディア質疑応答

説明会に参加したメディアからのコメント・質疑応答からいくつかピックアップします。

Q. 他社製品と比べたときの「ミキワメ マネジメント」の強みは?

A.人の性格や心の状態における経験値とデータの豊富さ、AIテクノロジーの活用が「ミキワメ」の強みで、性格に寄り添ったパーソナライズしたアドバイスができる点です。

また、社員から目標達成の進捗も記入してもらうので、「そもそも仕事がうまく行っているか?」のデータもプロダクト側に取り入れて状態を可視化できます。

取締役 執行役員CPO 山田桐汰さん

Q.市場での勝算は?また、ロードマップとしてどのくらいのプラットフォームを築いていくかの計画はありますか?

A.性格データとメンタルデータをかけ合わせたプロダクトにより、実際に離職率・休職率が減ったという結果を出せていること。また、AIにはない、個人の性格・離職・休職といった独自のHRタレントデータを保有しており、プロダクトの将来性が評価されて今回の資金調達が実施できたと思います。

ロードマップはある程度イメージができています。これまでのプロダクトも「社員が活躍するために、どういうものが必要になるんだろう?」という理想から逆算してリリースしています。将来何をやっていけばいいのか、今後も引き続き考えていくことになると思います。

Q.パンデミックのようなドラスティックな社会変化が起こった場合、タレントデータも質的・量的・構造的に変化すると思いますが、それらもデータとして吸い上げて活用する予定ですか?

A.AI化をはじめとする社会変化は起こっていくし、コロナ禍のような大きな変化のタイミングもあるかもしれません。そのタイミングではどのような変化が起きたかのデータを蓄積します。これまでリモートワークの社員とオフィス出社の社員ではメンタルの問題の出方やケアの方法が違ったり、職種や業界での違いなど特徴があることを確認してきました。よりその会社にフォーカスしたアドバイスができるようにと考えています。

Q.導入企業が導入前に不安を感じていたことはあるか、また安心・納得いただくためにどのような取り組みをしているか教えてください。

A.「本当に人の特徴・状態がわかるの?」「本当に採用や離職防止の成果が出るの?」というお問合せがほとんどです。そうした企業様には「ミキワメ」を一定期間トライアルとして活用いただいています。

「活躍社員が採れそうだ」「離職社員が減りそうだ」といった実感を持っていただけるよう、成果を示すことを丁寧にやっております。実際にお打ち合わせした企業の20%以上が「ミキワメ」を導入いただいており、受注率も高い水準を維持しております。

取締役 執行役員CFO / 財務経理部 部長 兼 人事部 部長 深井俊平さん


ミキワメは「日本の生産性を上げること」を目指すHRプラットフォーム

「AI時代のNo.1 HRプラットフォーム」を目指し、日本の生産性アップを支えていきたいと掲げるリーディングマーク。AIテクノロジーを活用する一方、個々の「人」の心や性格に焦点を当てるという人間志向の発想が同社の強みであり、今後の発展が期待されるところでしょう。

<問い合わせ先>

株式会社リーディングマーク

担当:黒澤

電話:03-6712-7431

メールアドレス:contact@leadingmark.jp

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