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「職務経歴書」は貴方の個性を際立たせる為のツールです。


この記事の著者
  中小企業診断士 

作成のポイント

■読み手を意識した「職務経歴書」を作ろう
■簡単に、簡潔に、言葉選びが成否を分ける
■実績は数値化することで説得力を持つ

書式の説明
職務経歴書のテンプレートです。

読み手を意識した「職務経歴書」を作ろう

職務経歴書は書式自由という場合が多く、その分どう書いてよいかわからない、と頭を悩ます方も多いのではないでしょうか?職務経歴書は、自身の強みを最大限にアピールするプレゼンテーションツールとして様々な工夫を凝らすことが出来ますので、貴方ならではのものを作成してみましょう。基本は職歴を基本軸として、自己の強みや経験の特徴などを判りやすくまとめる事です。ただ時系列に記述するだけでなく、業務内容や獲得スキル、マネジメント経験など幾つかの項目ごとに分けて記述すると相手にとっても割り易いものとなるでしょう。図解を活用して、ビジュアル的に貴方のビジネスパーソンとしての能力をアピールしても良いでしょう。

簡単に、簡潔に、言葉選びが成否を分ける。

今までに所属していた会社の事業内容や、担当していた業務内容を記述する場合には、出来るだけ一般的で平易な言葉を用いるよう注意が必要です。何気なくこれまで使ってきた言葉も、意外と社内用語であったり、言葉は同じでも意味やニュアンスが違っていることはよくあることです。同業種間での転職であっても、こうした配慮は必要です。ただし、分かりやすくと言ってもあまり長文ではかえって逆効果です。簡潔に分かりやすく、箇条書きでまとめるようにしましょう。全体のボリュームは、出来ればA41枚でまとめたいところ。それ以上の場合でも、2〜3枚で収めたいところです。コンパクトに判りやすくまとめることも重要なビジネススキルです。

実績は数値化することで説得力を持つ

実績を記入する場合は出来るだけ数値化するようにしましょう。売上金額や案件数だけでなく、人事担当として採用した延べ人数、コスト削減プロジェクトで何%削減に成功、6ヶ月間で商品開発を成し遂げた、20人の部下をマネージメントした・・・数値化可能な視点は沢山あります。また自己アピールの際に意識したいのが、応募先がどんな目的で今回中途採用を行うかです。未経験であってもチャンレジする人材が欲しいのであれば自分の経験からそういった側面を、マネージャーを採用したいのであればマネージメント経験や対人面でのエピソードなど、自分の経験の中から強調する部分を相手のニーズに合わせて再構築する事が大事です。

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著者プロフィール

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春山 信広

中小企業診断士

1964年生まれ。1989年大学卒業後、印刷会社勤務を経て、計4回の転職を経験。一貫してマーケティング業務に携わる。2005年フリーのマーケティングプランナーとして独立。中小企業診断士。

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