給与計算アプリ・ソフト15選! 無料やクラウド型も紹介
毎月の給与計算業務や明細書の配布作業に、多くの時間を割かれていませんか。総務課の業務は多岐にわたるため、定型業務である給与関連のタスクは可能な限り効率化したいというのが本音でしょう。
近年では、デジタル化の波に伴い、給与明細を電子化してスマートフォンやパソコンで閲覧できるアプリや、複雑な計算を自動化するソフトの導入が進んでいます。
コストを抑えて導入したいと考える企業のために、無料で利用できるプランを用意しているサービスも少なくありません。
本記事では、給与計算アプリ・ソフトの主な機能や選び方、そしておすすめのツール15選を比較・紹介します。自社の課題を解決できる最適なツール選びに、お役立てください。
給与計算アプリ・ソフトでできること
給与計算アプリやソフトは、単に「給与明細を電子化する」だけのものではありません。
従業員の勤怠データをもとに支給額や控除額を自動で計算し、各種帳票の作成から振込データの生成まで、給与業務全体を効率化する機能を備えています。
導入することで、手作業による計算ミスを防ぎ、総務担当者の負担を軽減することが可能です。 アプリやソフトによって搭載されている機能や強みが異なるため、導入前には自社に必要な機能が揃っているかを確認する必要があります。
ここでは、一般的な給与計算アプリ・ソフトで実現できる主な機能について解説します。
給与計算
給与計算機能は、基本給に毎月の残業代や各種手当を加算し、そこから社会保険料や税金を差し引いて、最終的な手取り額を正確に算出する機能です。
従業員ごとの基本給や家族構成、扶養家族の有無などをシステム内にあらかじめ設定しておけば、毎月の勤怠データを入力するだけで、自動的に給与計算が行われる仕組みになっています。
健康保険料や厚生年金保険料の料率は法改正によって変更されることがありますが、クラウド型のソフトであれば自動でアップデートされるため、常に最新の料率で計算できるのが強みです。
所得税の計算も自動化されるため、複雑な税額表を目視で確認する必要がなくなり、担当者の計算ミスを未然に防ぐことができます。
給与明細書の作成
計算結果を基に、給与明細書を自動で作成・発行する機能です。従来の紙の明細書では、印刷、封入、封緘、そして従業員への手渡しや郵送といった物理的な作業が発生していましたが、アプリやソフトを利用すれば、これらの工程を省略できます。
作成された明細書は、従業員のスマートフォンやパソコンにオンラインで配信されるため、ペーパーレス化を実現できるのが大きなメリットです。
また、過去の明細書もデータとして蓄積されるため、従業員はいつでも好きなときに過去の給与内容を確認できるようになります。総務担当者にとっても、明細書の再発行依頼への対応が不要になるなど、業務効率化につながります。
年末調整
年末調整は、総務課にとって特に繁忙な業務の1つですが、この複雑なプロセスも専用のアプリ・ソフトでスムーズに効率化できます。
従業員に対して、扶養控除等申告書や保険料控除申告書などの各種提出依頼をシステム上で行い、回収したデータをそのまま最終的な計算に反映させることが可能です。
従業員自身がスマートフォンなどからアンケート形式で必要な回答を入力するタイプのシステムであれば、紙の書類を回収して手作業で転記する手間が省けます。計算後の源泉徴収票もデータで発行・配布できるため、年末の煩雑な印刷・配布業務の負担を大幅に削減できるでしょう。
給与明細書以外の書類作成
毎月の給与業務には、明細書以外にもさまざまな法定帳票の作成が伴いますが、これらもシステムを使えば自動作成が可能です。
例えば、労働基準監督署などの調査で求められる「賃金台帳」や、社会保険の「算定基礎届」「月額変更届」などの重要書類を、蓄積された給与データを基に数クリックで作成できます。
手書きやExcelでの管理では、転記ミスや作成漏れのリスクがどうしてもありますが、システム内でデータが完全に連動しているため、正確な書類をスピーディーに作成できます。
さらに、マイナンバー管理機能が含まれているソフトであれば、源泉徴収票などへのマイナンバー印字もスムーズに行えます。
勤怠管理
毎月の給与計算の基礎となるのが、従業員の労働時間や残業時間などの正確な勤怠データです。
給与計算ソフトのなかには、タイムレコーダー機能などの勤怠管理機能が標準搭載されているものや、外部の勤怠管理システムとスムーズにAPI連携できるタイプがあります。
勤怠管理システムと連携すれば、打刻データをわざわざCSV形式で出力して取り込む手間もなくなり、ボタン1つで勤怠データを給与計算ソフトに自動で同期させることが可能です。
手作業によるデータの入力ミスや改ざんのリスクを減らすためにも、勤怠管理との連携性はソフト選びの重要なポイントになります。
給与振込のデータ作成
確定した給与額を、従業員が指定する銀行口座に振り込むための全銀協フォーマット(FBデータ)を作成する機能です。作成された振込用データをダウンロードし、インターネットバンキングにアップロードするだけで、毎月の一括振込の手続きが完了します。
従業員一人ひとりの振込額を銀行の画面で手入力する必要が完全になくなるため、手作業の入力ミスによる誤送金や、金額の相違といった重大なトラブルを未然に回避できます。
多くのソフトが主要な銀行のフォーマットに標準で対応しており、担当者の振込業務にかかる心理的・作業的負担を大きく軽減してくれるでしょう。
給与計算アプリ・ソフトの選び方
市場には数多くの給与計算アプリやソフトが存在しており、それぞれ特徴や価格帯が異なります。
多機能なものが必ずしも自社に適しているとは限らず、会社の規模や雇用形態、予算に合わせて最適なツールを選ぶことが大切です。選定に失敗すると、かえって業務フローが複雑になったり、無駄なコストが発生したりする可能性があります。
ここでは、自社に合うアプリ・ソフトを選ぶために注目すべきポイントを紹介します。
クラウド型かオンプレミス型か
提供形態には大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型(インストール型)」の2種類があり、それぞれの特性を理解することが重要です。
【クラウド型】
「クラウド型」は、インターネット経由でブラウザ上のシステムを利用するタイプで、現在、多くの中小企業で主流となっている形態です。
最大のメリットは、法改正や税率変更があった際に、ベンダー側でシステムが自動アップデートされる点です。常に最新の法令に対応した状態で計算できるため、コンプライアンスの観点でも安心して利用できます。
また、インターネット環境があれば場所を選ばずアクセスできるため、テレワーク中の給与担当者や、スマートフォンで給与明細を確認したい従業員にとっても利便性が高いツールです。
【オンプレミス型】
一方、オンプレミス型は自社のパソコンやサーバーにソフトをインストールして利用するタイプで、インターネットに接続しない環境でも使える場合があります。
ただし、法改正などの情報は自動更新されないケースが多く、手動でのアップデートや買い替えが必要です。
オンプレミス型は特定の端末にインストールする必要があるため、ほかのパソコンでは利用できません。ただし、外部ネットワークと遮断して管理できるため、セキュリティポリシーが厳しい企業では好まれる傾向にあります。
| 比較項目 | クラウド型 | オンプレミス型 |
| システムの利用方法 | インターネット経由でブラウザ上から利用 | 自社のパソコンやサーバーにインストールして利用 |
| 法改正・税率変更への対応 | ベンダー側で自動アップデート(コンプライアンス遵守に最適) | 手動でのアップデートやソフトの買い替えが必要 |
| 利用場所・アクセス性 | ネット環境があればどこからでもアクセス可能(テレワーク・スマートフォン対応) | インストールした特定の端末のみで利用可能 |
| セキュリティ | クラウドベンダーの環境に依存 | 外部ネットワークから遮断可能で、セキュリティ面に優れる |
| 主な対象・傾向 | 現在、多くの中小企業で主流 | セキュリティポリシーが厳しい企業で好まれる |
導入コストはいくらか
コスト削減を重視する場合、無料で利用できるフリープランやフリーソフトは魅力的な選択肢です。しかし、フリータイプは登録できる従業員数に上限があったり、サポート体制がなかったり、利用できる機能が限定的である傾向にあります。
例えば、「従業員5名まで無料」や「明細書のPDF出力のみ可能」といった制限があることが一般的です。また、「無料で利用可能」と謳っていても、最初の1ヶ月などの一定期間のみ無料で、その後は有料プランへの移行が必要なアプリ・ソフトもあります。
本格導入の前に、実際の使用感を試す目的で無料版を利用するのは有効ですが、より長期的な運用を考える際は、将来的な人員増加や必要な機能をしっかりと考慮し、有料プランも視野に入れて検討しましょう。
どんな機能が搭載されているか
「労務管理」や「マイナンバー管理」など、給与計算以外の機能がどこまで備わっているかも重要なチェックポイントです。これらの機能がオールインワンになっているシステムを選べば、複数のソフトを使い分ける必要がなくなり、データの一元管理が可能になります。
一方で、すでに専用の勤怠管理システムを導入している場合は、給与計算機能に特化したシンプルなソフトを選び、API連携させることにより、トータルで見たほうがコストを抑えられることもあります。
機能が多ければよいというわけではないため、自社の既存システムとの兼ね合いや、実際に利用する機能があるかどうかを確認しましょう。
勤務時間を1分単位で管理できるか
給与計算を行ううえで、労働時間の集計方法は法的に正しいものでなければなりません。労働基準法では、従業員の労働時間は原則として1分単位で管理し、それに基づいた賃金を支払うことが明確に定められています。
例えば15分未満の切り捨てなど、独自の切り捨て処理を行っているソフトを選んでしまうと、未払い賃金の問題に発展するリスクがあります。
したがって、1分単位での厳密な勤怠集計に対応しているか、または自社の就業規則に則った計算設定が柔軟に行えるかどうかは、コンプライアンスの観点からも非常に重要です。
bizocean事務局おすすめの給与計算アプリ・ソフト7選
数ある給与計算ソフトのなかから、特に多くの企業で導入されており、評判の高いおすすめの7選を紹介します。それぞれの特徴を比較し、自社のニーズに合ったものを探してみてください。
マネーフォワード クラウド給与
株式会社マネーフォワードが提供する、クラウド型の給与計算ソフトです。 専用ソフトのインストールが不要でそのまま使えるクラウド型であり、給与計算業務だけでなく、Web給与明細によるペーパーレス化もスムーズに実現します。バックオフィス業務全体を一気通貫で効率化できる点が、非常に大きな強みとなっています。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/moneyforward_PAY/
KING OF TIME 給与
株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供している給与計算システムであり、日々の勤怠データとの連携が非常にスムーズに行える点が、本サービスの最大の特徴です。
勤怠管理システムとセットで導入することで、集計から給与計算までのタイムラグを極限までなくすことが可能となります。また、過去の計算結果を確実にロックする機能など、担当者の誤操作を未然に防ぐための機能もしっかりと充実しています。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/human-tec_PAY/
ジンジャー給与
jinjer株式会社が提供する「ジンジャー」シリーズの1つです。人事データを1つのデータベース(Core)で一元管理できるため、従業員情報の変更があった場合でも、給与システム側の情報を手動で更新する手間がありません。
入社手続きから給与計算、年末調整まで、人事労務に関する情報をシームレスに連携できるため、人事担当者の工数削減に大きく貢献します。直感的な操作性と、手厚いサポート体制も魅力です。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/jinjer_PAY/
オフィスステーション 給与明細
株式会社エフアンドエムが提供する、給与明細の電子化に特化したサービスです。現在使用している給与計算ソフトを変えることなく、明細配布業務だけを効率化したい企業に最適です。CSVデータを取り込むだけで簡単にWeb明細を作成でき、従業員はスマートフォンからいつでも確認できます。
導入のハードルが低く、初期設定が簡単であることから、スモールスタートしたい企業にも選ばれています。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/fm_PAY/
web明細くん
株式会社大江戸コンサルタントが提供する、Web給与明細システムです。
パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンでの閲覧に最適化されており、従業員が場所を選ばず明細を確認できる利便性が特徴です。
セキュリティ対策も万全で、安否確認機能や社内掲示板機能など、給与明細以外のコミュニケーションツールとしても活用できる機能が搭載されています。コストパフォーマンスの良さも導入企業から支持されています。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/ohedo-consul_PAY/
奉行Edge 給与明細電子化クラウド
株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供する「奉行シリーズ」の明細電子化サービスです。
「給与奉行」を利用している企業はもちろん、他社の給与ソフトを利用している場合でも、CSV連携によって明細の電子化が可能です。明細書の配布にかかる時間とコストを削減し、誤配布のリスクをゼロにします。
源泉徴収票のWeb照会にも対応しており、年末調整時期の業務負担も軽減します。
https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/payment
給与奉行クラウド
同じく株式会社オービックビジネスコンサルタント提供の、本格的なクラウド給与計算システムです。使いやすさはそのままに、クラウドの利便性をプラスしており、法令対応の自動化や専門家とのデータ共有が可能です。
給与計算業務のプロセスを自動化し、正確性とスピードを向上させます。賃金のデジタル払い(資金移動業者口座への給与支払)などの最新トレンドにも対応しており、企業の成長に合わせた運用を実現できます。
https://dx.bizocean.jp/category/payroll/obc_PAY/
【無料タイプあり】給与計算アプリ・ソフト15選
ここからは、無料で試せるプランがあるものや、低コストで導入できるものを含めた、おすすめの給与計算アプリ・ソフト15選を詳しく紹介します。それぞれの特徴や費用感を比較表とともに解説しますので、予算や規模に合わせて検討してください。
| サービス名 | 運営会社 | 機能 | 初期費用 | 月額費用 |
| マネーフォワード クラウド給与 | 株式会社マネーフォワード |
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0円 | 2,480円〜(ひとり法人プラン) |
| KING OF TIME 給与 | 株式会社ヒューマンテクノロジーズ |
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0円~ | 300円〜/1ユーザー |
| ジンジャー給与 | jinjer株式会社 |
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要問合せ | 300円/1ユーザー |
| オフィスステーション 給与明細 | 株式会社エフアンドエム |
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110,000円 | 1,100円~ |
| web明細くん | 株式会社大江戸コンサルタント |
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要問合せ | 2,400円~ |
| 奉行Edge 給与明細電子化クラウド | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
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要問合せ | 1,200円~ |
| 給与奉行クラウド | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
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0円〜 | 5,500円~ |
| ポケット給与 | 株式会社ICSソリューションズ |
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要問合せ | 要問合せ |
| PaySheet | 株式会社ヒューアップテクノロジー |
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要問合せ | 要問合せ |
| Macの給与 | マグレックス株式会社 |
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19,840円(買い切り型) | - |
| 給料王 | ソリマチ株式会社 |
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44,000円(買い切り型) | - |
| PayBook | 合同会社Pay-book.jp |
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0円 | 1,100円~ (10名まで無料) |
| 円簿給与 | 株式会社円簿インターネットサービス |
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0円 | 0円 |
| Combosite人事給与 | 株式会社パトスロゴス |
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要問合せ | 要問合せ |
| Bulas Payroll | 株式会社ビジネスブレイン太田昭和 |
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要問合せ | 要問合せ |
マネーフォワード クラウド給与
「マネーフォワード クラウド給与」は、導入しやすいクラウド型であり、給与計算から明細の発行、年末調整までをWeb上で完結できます。
さらに、銀行振込との連携もスムーズに行うことが可能で、シリーズ製品である「マネーフォワード クラウド勤怠」や会計ソフトとの連携が強力なサービスです。複雑な給与規定にも対応できる柔軟な計算式設定が可能で、初心者でも使いやすい画面設計が評価されています。
連携機能が豊富で、勤怠管理システム等の他社サービスともAPI連携が可能です。従業員数に応じた従量課金制ですが、小規模事業者向けの無料トライアルやプランも用意されています。
初期費用は無料です。料金はプランや支払い形態によって異なり、従業員数が増えるごとに料金が加算される仕組みとなっています。
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
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| 機能 |
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KING OF TIME 給与
株式会社ヒューマンテクノロジーズが手がける「KING OF TIME 給与」は、勤怠管理システム市場において高いシェアを獲得している、「KING OF TIME」シリーズの給与計算システムです。
特筆すべき点は、同社が提供する勤怠管理システムとの「完全自動連携」が可能であることです。ワンクリックで日々の勤怠実績を反映させ、時間外労働や欠勤に伴う控除などをただちに自動計算します。
シンプルで分かりやすい画面設計となっており、専門知識がなくても直感的に操作できます。
導入時の初期費用は無料で、従業員1人あたり300円から利用可能です。毎月の給与計算の実務を飛躍的に効率化したい中小規模の企業にとって、非常に強力なシステムとなります。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 登録人数に応じた従量課金制(1人300円〜) |
| 機能 |
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ジンジャー給与
jinjer株式会社が開発・展開する「ジンジャー給与」は、人事・労務の関連データを「Core」となるデータベースに集約する、「ジンジャー」シリーズの給与計算システムです。
人事や勤怠、給与、経費といった各種データベースが、1つに統合されているのが特徴です。
例えば、従業員が引っ越して住所が変わったり、扶養家族に増減があったりした場合でも、1つのシステム上で情報を更新するだけで、ただちに給与計算へと連動します。その結果、データの重複入力や変更手続きの漏れといった人的エラーを劇的に減らすことが可能です。
初期費用は、問い合せが必要です。月額料金は、1ユーザーあたり300円からとなっていますが、別途システム利用料などが発生する場合があります。詳細な見積もりは問い合せが必要です。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 初期費用+月額利用料(300円×利用人数) |
| 機能 |
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オフィスステーション 給与明細
株式会社エフアンドエムが提供している「オフィスステーション 給与明細」は、「迷わず使える」をコンセプトに、初期設定が簡単であることが強みの給与計算ツールです。
主要な給与計算ソフトのデータ形式に対応しており、現在使っているソフトのCSVデータを取り込むだけで、最短即日でWeb明細化が可能です。従業員への周知やログイン情報の配布もスムーズに行える機能が備わっています。
登録料として110,000円(税込)が必要です。利用料は、従業員1人あたり月額33円(税込)からで、最低利用料金が月額1,100円(税込)から設定されています。
まずは給与明細のペーパーレス化から始め、ゆくゆくは同シリーズの勤怠管理や労務管理といった機能を組み合わせて、包括的な情報管理を目指す企業におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 登録料+製品利用料(従業員数に応じて変化)(税込) |
| 機能 |
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web明細くん
株式会社大江戸コンサルタントが提供する「web明細くん」は、給与明細の電子化・配信に特化したサービスです。
パソコンのブラウザだけでなくスマートフォンでも閲覧可能で、ガラケーにも対応しているため、幅広い年代の従業員がいる企業でも安心して導入できます。
場所や時間を問わず、従業員が自分の給与情報を手軽に確認できるため、従業員満足度の向上にも寄与します。SSL暗号化通信によるセキュリティ対策も万全です。給与明細だけでなく、源泉徴収票やシフト表の配信にも活用できます。
初期費用については、問い合せが必要です。月額料金は、利用人数に応じたプラン設定となっており、例えば10名までのプランで月額2,400円から利用可能です。
複雑な機能は不要で、毎月の勤怠データと連動したシンプルな明細配信サービスを適正な料金で導入したい企業に向いています。
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
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| 機能 |
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奉行Edge 給与明細電子化クラウド
株式会社オービックビジネスコンサルタント提供の「奉行Edge 給与明細電子化クラウド」は、給与明細のペーパーレス化に特化したクラウドサービスです。
毎月の給与明細のペーパーレス化を確実に実現し、印刷や封入作業にかかるコストと時間を大幅に削減します。明細書はPDF形式での出力も可能であるため、紙での保管が必要な場合にも柔軟に対応できます。
また、強固なセキュリティ環境で情報が保護されるため、個人情報の漏えいリスクを抑えたい企業にも最適です。クラウドサービスのため、自社でのサーバーのメンテナンスやバックアップの手間が不要です。
導入時の初期費用については、要問合せとなります。年間利用料は、従業員数に応じた設定となっており、小規模な場合で月額換算約1,200円程度から導入可能です。
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
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| 機能 |
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給与奉行クラウド
株式会社オービックビジネスコンサルタントが展開する「給与奉行クラウド」は、管理部門の定番システムとして広く知られる「奉行シリーズ」をベースにした、クラウド型の給与計算アプリです。
最も大きな特徴は、経験豊富な給与担当者がこなしていた複雑な手作業を自動化できることにあります。社会保険料の料率や税率が改定された際にもシステムが自動でアップデートされるため、常にミスのない正確な計算処理を実現します。
また、賃金のデジタル払いに対応しており、多様な給与支払いニーズに応えることができます。社会保険労務士などの専門家ライセンスが付属しており、データ共有がスムーズに行えるため、外部委託している場合でも便利です。
iEシステム(小規模向け)の場合、初期費用は無料です。月額料金は5,500円(税込)から利用可能です。年間契約が基本となります。
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
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| 機能 |
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ポケット給与
株式会社ICSソリューションズ提供の「ポケット給与」は、給与計算の自動化と、最新税制への迅速な対応を強みとしている給与計算ソフトです。
毎月の勤怠データを入力するだけで、各種控除や手当が正確に計算されるため、効率的な給与管理が実現します。情報の入力画面も直感的で分かりやすく設計されており、専門知識が少ない担当者でも扱いやすいサービスです。
パソコン、スマートフォン、携帯電話、タブレットなどマルチデバイスに対応し、外国語表示機能もあるため、外国人労働者が多い職場でも活用できます。
料金については、企業の規模や利用機能によって異なるため、要問合せとなっています。自社の従業員規模や必要な機能に合わせて最適なプランが提案されるため、まずは見積もりを依頼して、自社の予算に合うか確認してみましょう。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 要問合せ |
| 機能 |
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PaySheet
株式会社ヒューアップテクノロジーが提供する「PaySheet」は、外部の勤怠管理システムと簡単に連携できる、柔軟な機能性を持ったWeb給与明細サービスです。 すでに導入済みの勤怠打刻ツールがある場合でも、CSVデータなどを介してスムーズに労働時間情報を取り込むことができ、手入力による転記ミスを防止できます。自社の運用フローを大きく変えることなく、毎月の給与計算業務のみを効率化したい企業に適したソフトです。 従業員へのメッセージ配信機能や、緊急時の安否確認機能なども備えており、社内のコミュニケーションツールとしても役立ちます。シンプルで使いやすいインターフェースが大きな特徴です。 料金プランは公開されていないため、導入を検討する際は公式サイトから問い合せが必要です。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 要問合せ |
| 機能 |
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Macの給与
マグレックス株式会社が開発・提供する「Macの給与」は、その名称が示すとおりMac環境での利用に最適化された、Mac環境で完結させたい企業や個人事業主に重宝されている給与計算ソフトです。
毎月の給料やボーナスの算出機能にとどまらず、年末調整、社会保険における算定基礎届の作成といった、日本の関連法規にしっかり対応した機能を網羅しています。
また、一度購入すれば使い続けられる買い切り型のシステムであるため、導入した後に毎月のランニングコスト(固定費)が発生することはありません。源泉徴収票の作成やマイナンバー管理にも対応しており、Macらしい直感的な操作感で給与業務を行えます。
価格は19,840円(税込)で、一度購入すれば月額料金などはかかりません(法改正対応版へのアップグレード等は別途費用がかかる場合があります)。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 標準価格:19,840円(税込) |
| 機能 |
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給料王
ソリマチ株式会社が展開する「給料王」は、個人事業主から中小規模の企業まで、幅広く対応する買い切り方式の給与計算ソフトでありながら、クラウド上への自動バックアップといったクラウド連携機能も併せ持っています。
法律の改正に素早く対応する点や、初めて操作する方でも直感的に進められる丁寧なナビゲーション機能が高く評価されています。
月々の給与やボーナスの計算にとどまらず、社会保険の算定基礎届や月額変更届の処理、年末調整、さらにはマイナンバーの管理に至るまで、給与関連業務に欠かせない機能がすべて網羅されています。
パッケージ版またはダウンロード版を購入する形態です。標準価格は44,000円(税込)であり、ソフトを購入するため、初期費用や月額料金はかかりませんが、保守サービス(バリューサポート)への加入は別途費用が必要です。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 44,000円(買い切り型) |
| 機能 |
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PayBook
合同会社Pay-book.jpが開発・提供する「PayBook」は、パソコンやタブレットなど使用する端末を選ばず、どのような環境からでもアクセス可能なクラウド型給与計算システムです。
「3分で完了する給与計算」というコンセプトを掲げ、直感的に操作できる無駄のないユーザーインターフェースを取り入れています。従業員数が10名以下の場合は、基本的な機能を無料で使えるフリープランが用意されているため、本格導入前の試験的な運用を簡単に行えます。
有料プランを利用する場合でも月額1,100円からというリーズナブルな価格設定で、Web上での給与明細発行機能も備わっているため、明細書のペーパーレス化を進めたい小規模事業者や中小企業にぴったりです。
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
月額:1,100円(年額:11,000円)
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| 機能 |
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円簿給与
「円簿給与」は、株式会社円簿インターネットサービスが提供する、コストパフォーマンスに優れた給与計算ソフトです。「すべての機能を無料で」というコンセプトのもと、広告表示によって収益を得るモデルを採用しています。
本サービス最大の特徴は、無期限で利用できる無料版が提供されている点で、さらに、いつでもどこでもデータにアクセス可能な、クラウド型サービス「クラウド円簿」シリーズも展開されています。
また、頻繁に行われる税制変更や社会保険料率の改定など、最新の法改正に自動で対応する機能が搭載されており、担当者が手動で情報を更新する手間とミスを大幅に削減できます。
基本的に無期限の無料版があり、コストをかけずに利用を開始できます。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 0円(有料プランあり) |
| 機能 |
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Combosite人事給与
株式会社パトスロゴスが開発・提供する「Combosite人事給与」は、人事関連データを中核に据え、多種多様なSaaSプロダクトと接続可能な次世代を担う、大企業・中堅企業向けの人事給与システムです。
「共創」というコンセプトの下、自社ですでに稼働している勤怠管理ツールやタレントマネジメントツールといった、代表的なHR系SaaSと自動的にデータ連携を行える点が強みです。
給与計算そのものの機能も非常に高く、複雑な条件の手当算出や遡及計算、日割りでの計算といった作業をすべて自動化してくれます。
また、人事に関するデータと給与に関するデータが1つの場所で統合管理されることから、新入社員の入社時や人事異動などで発生するデータ更新の負担が、飛躍的に軽減されます。
企業の規模や要件に合わせてカスタマイズされるため、料金は要問合せとなります。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 要問合せ |
| 機能 |
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Bulas Payroll
株式会社ビジネスブレイン太田昭和が展開する「Bulas Payroll」は、毎月の給与やボーナス、年末調整などの計算業務を、従業員1,000名を超えるような大規模な環境でもスムーズに処理できるクラウド型の給与計算システムです。
24時間365日いつでもアクセスが可能で、計算のプロセスを常に監視することで、システムの安定的な稼働をバックアップします。
さらに、ベースとなる機能に加えて、アウトソーシング(業務代行)などのサービスを柔軟に組み合わせることが可能で、それぞれの利用環境や運用方法に沿った細やかな設定変更にも対応しています。
給与処理の遅れを最小限に留めて確実な運用を目指す企業や、システムおよび実務のアウトソーシングを取り入れることで、人事担当者をより重要度の高い業務に専念させたい企業に最適なサービスです。
利用形態や委託範囲によって異なるため、詳細は要問い合せです。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 要問合せ |
| 機能 |
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まとめ
給与計算アプリ・ソフトの導入は、毎月の給与計算や明細書配布にかかる時間を大幅に短縮し、計算ミスなどのリスクを低減させるための有効な手段です。
近年では、給与計算だけでなく、勤怠管理やシフト管理も一元化できるアプリ・ソフトも増えており、バックオフィス業務全体の効率化が進んでいます。無料で利用できるものから、大企業向けの多機能なものまで選択肢は豊富にあります。
「クラウド型かオンプレミス型か」「必要な機能は揃っているか」「コストは見合っているか」といった視点で比較検討し、自社に最も合うアプリ・ソフトを導入しましょう。
適切なツールを活用することで、業務負担とミスの軽減を図り、より付加価値の高い業務に時間を割ける体制を整えてください。