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eラーニングシステム比較26選【比較表付き】! おすすめ機能や選び方も解説

eラーニングシステム比較26選【比較表付き】! おすすめ機能や選び方も解説

どのeラーニングシステムを会社に導入するかで迷っている場合は、まず料金や機能などを比較しましょう。また、導入にあたって使いやすさを確かめておくこともポイントです。

本記事では、eラーニングシステム26選を比較表を用いて紹介します。おすすめ機能も紹介するため、参考にしてください。


この記事の著者

eラーニングシステム比較時の主なチェック項目・選び方

eラーニングシステムを比較する際の主なチェック項目は、以下のとおりです。

  • 料金・利用できるユーザー数
  • 提供スタイル
  • コンテンツのタイプ
  • 機能
  • 無料トライアルの有無

ここから、各チェック項目の内容を解説します。選ぶ際の判断基準にしてください。

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料金・利用できるユーザー数

eラーニングシステムを比較する際は、料金をチェックしましょう。

料金は、月額・1ID単位などで設定されています。単に料金をチェックするだけでなく、自社の受講人数で計算したうえで比較することが大切です。

また、利用できるユーザー数(受講できる人数)が制限されていることもあります。対象者分受講できるか、比較しましょう。

提供スタイル

eラーニングシステムによって、提供スタイルも異なります。主なスタイルは、以下のとおりです。

  • オンプレミス型
  • クラウド型

オンプレミス型とは、自社のサーバー上にeラーニングシステムを構築するスタイルのことです。それに対し、クラウド型はクラウド上にシステムを構築するスタイルを指します。

オンプレミス型を導入するメリットは、社内で安定した環境を提供できる点や、受講者に合わせてカスタマイズしやすい点などです。一方で、導入までに手間がかかる点やサーバーの保守・運用に負担がかかる点などが、オンプレミス型のデメリットとして挙げられます。

クラウド型を導入するメリットは、メンテナンスに手間がかからない点や社外でも学習しやすい点などです。一方で、カスタマイズできる範囲に限りがあることが、クラウド型のデメリットとして挙げられます。

コンテンツのタイプ

コンテンツのタイプも、eラーニングシステムを比較する際の基準のひとつです。

eラーニングシステムは、情報セキュリティ研修向け・コンプライアンス研修向け・DX(デジタルトランスフォーメーション)研修向け・資格取得向け・専門分野の知識習得向けなど、さまざまなコンテンツを提供しています。自社の導入目的に合ったコンテンツを含むeラーニングシステムがどれなのかを確認しましょう。

なお、eラーニングシステム自体にはコンテンツがなく、自社で用意した教材を使って研修を実施するタイプ(プラットフォーム型)もあります。

機能

eラーニングシステムによって、搭載されている機能も異なります。

「受講者の進捗状況をこまめに把握できるか」「受講者のモチベーションを維持できるのか」「教材を作成しやすいか」など、気になる点をカバーできる機能を搭載しているのかを確認しましょう。

また、受講者が利用するデバイスで使用可能かも、チェックしておくことが大切です。

無料トライアルの有無

無料トライアルの有無も、比較基準の1つです。

どれを導入するか決断できない場合は、無料トライアルや無料プランのあるeラーニングシステムで感触を確かめられます。一度試してみて、自社に合っていない場合は導入を取りやめられるため、余計なコストが発生することを防げるでしょう。

ただし、一般的に無料トライアルや無料プランには制限が設けられているため、実際と同じ状況では使用できない可能性がある点に注意が必要です。


bizocean事務局おすすめeラーニングシステム4選

  1. LearnO
  2. バヅクリ
  3. Revot for Business
  4. ひかりクラウド スマートスタディ

ここから、各システムのおすすめポイントを紹介します。

1. LearnO

LearnO(ラーノ)は、従業員教育のために動画や教材を配信・受講できるeラーニングシステムです。受講者のグループ管理やテストの作成・アンケートの作成などの機能も搭載されています。

LearnOのおすすめポイントは、リーズナブルに利用しやすい点です。初期費用は0円で、月額4,900円(税別)から利用できます。

また、モバイル機器に対応していて、誰でも使いやすい点も魅力です。機能や使い方でわからないことがあれば、Web・電話いずれでも相談できるため、サポート体制も充実しています。

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2. バヅクリ

バヅクリは、eラーニングシステムのみの提供ではなく、研修・組織開発サービスを展開しています(eラーニングの活用支援を含む)。

ブランドの1つである「ムキアイ」は、仕事と組織への向き合いを変える対話型実践研修を提供するサービスです。eラーニングやオンライン研修で何から始めればよいかわからない場合でも、「ムキアイ」を利用して、通信環境の整備や研修内容の企画などを任せられます。

また、バヅクリの「らくらくエンゲージメント」なら、月額300円(税別)でエンゲージメントサーベイを実施できる点がおすすめポイントです。エンゲージメントサーベイで自社の課題を明らかにすることで、従業員のモチベーションを高めるためにどのような研修を提供すべきか見えてくるでしょう。

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3.Revot for Business

Revot for Businessは、新人の即戦力化や業務リスクの軽減などを実現するためのツールです。Revot for Businessで動画マニュアルを作成することで、文章だけでは伝えることが難しい手順やノウハウを従業員と共有できます。

サポート体制が整っている点が、おすすめのポイントです。ツールの提供だけでなく、運用支援や定期的なフォローアップなどのサポートも受けられます。

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4. ひかりクラウド スマートスタディ

ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングをワンストップで実現できるサービスです。導入すれば、自社の従業員だけでなく、社外の相手にもコンテンツを提供できます。

おすすめのポイントは、受講者の学習状況を把握するための機能が充実していることです。受講者が解いたドリルを自動採点して理解度を把握したり、コースを完了した受講者に対して修了書を発行して成果を確認したりできます。

1人あたり月額198円(税込)で利用できる点も魅力です。定額料金制のため、何度も講義・研修を実施しても料金は変わりません。

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eラーニングシステム比較26選【比較表付き】

ここから、eラーニングシステム26選の特徴を確認していきましょう。まず初めに各サービスの比較表をご紹介します(※)。

※本記事に記載の情報は2025年9月時点のものです。最新の内容や詳細な見積もりについては、各サービスの公式サイトをご確認ください。

eラーニングシステム比較表

システム・サービス名 料金 主な機能
LearnO

初期費用:0円
【eラーニング格安プラン】動画機能以外が使えるプラン
月額4,900円(税別)(〜50人)、月額9,800円(税別)(51〜100人)、月額19,600円(税別)(101〜200人)
以降、100人増えるごとに月額変動
【eラーニング標準プラン】全ての機能が使える標準プラン
月額19,800円(税別)(〜100人)、月額29,600円(税別)(101〜200人)、月額39,400円(税別)(201〜300人)
以降、100人増えるごとに月額変動
【eラーニング開発プラン】
要お問い合わせ

スライドの配信・受講、テスト、組織管理、アンケート
バヅクリ(らくらくエンゲージメント) 月額300円(税別)/人
詳しくは要お問い合わせ
サーベイ(個人・組織)、分析、自動レポート、施策レコメンド
Revot for Business 要お問い合わせ 動画マニュアル作成、資料作成、手順書の一元管理、権限設定
ひかりクラウド スマートスタディ 初期費用:5,500円(税込)/契約
月額198円(税込)/ID
ドリルの自動採点、添削、アンケート収集、修了書発行、リマインド・メッセージ送信
AirCourse 初期費用:0円
【ベーシックプラン】
ライセンス数1〜99の場合
月額360円(税別)/ライセンス(年間契約一括払いは月あたり300円(税別)/ライセンス)
【コンテンツプラスプラン】
ライセンス数1〜99の場合
月額600円(税別)/ライセンス(年間契約一括払いは月あたり500円(税別)/ライセンス)
※100ライセンス以上の場合は、ライセンス数・契約種別・支払方法に応じてボリュームディスカウント料金を適用
自社オリジナルコースの作成・配信、動画視聴、学習管理、情報共有
etudes 初期費用:0円
【etudes】
月額50,000円(税別)
【etudes Plus】
月額30,000円(税別)
※料金体系は利用人数や契約条件によって異なります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
【必要な教材のみ】
要お問い合わせ
自社教材のアップロード、動画視聴、受講履歴管理、権限設定、修了証発行
SAKU-SAKU Testing 【ユーザーID数300未満】(30人〜)
月額660円(税込)~/ID
【ユーザーID数300以上】
月額330円(税込)~/ID
※原則1年間の契約
配信、コンテンツ、ユーザー管理、受講管理、帳票出力、データ取り込み、簡単問題作成
CAREERSHIP 要お問い合わせ eラーニング、研修管理、アンケート、コース管理、スキル管理、キャリアカルテ、社内SNS、教材作成、動画配信
LearningWare 初期費用:要お問い合わせ
【Light】
月額20,000円(税別)〜
【Standard】
月額40,000円(税別)〜
【Premium】
月額52,000円(税別)〜
教材作成、講座管理、結果管理、動画配信、コミュニティ管理、集中度計測、動画視聴、顔認証、ユーザー管理、研修管理
Cloud Campus 【Entry】
1か月あたり70,000円(税抜)
【Standard】
1か月あたり200,000円(税抜)
【Pro】
1か月あたり360,000円(税抜)
※ユーザー登録無制限、年間契約
【コンテンツパック100】
年額999円(税抜)/ID
ビデオスライド視聴・倍速プレイヤー・受講ステータス・ユーザー管理・履歴管理・コース管理・制作
サイバックスUniv. 【会費制サービス】
入会金:50,000円
月額45,000円(税別)(〜50人)
ユーザー数51人以降、50人増えるごとに月額変動
eラーニング視聴
そのほか、Webセミナーや与信管理セミナー、社員研修ポータルなどのサービスも会費に含まれる
STUDYing 要お問い合わせ
受講人数に応じて、割引率の適用あり
動画視聴(問題集付属)、学習管理
オンスク.JP for Biz 月額1,480円(税抜)/名※50名以上からボリュームディスカウント
別途、法人用管理画面利用料やアカウント発行手数料あり
動画視聴、受講講座限定、利用開始時期や利用期間の指定
ALC NetAcademy NEX 要お問い合わせ 動画視聴、学習状況管理、ランキング表示
KnowledgeDeliver 要お問い合わせ ユーザーの管理、クラスの管理、教材の作成、学習状況の確認、学習
KnowledgeC@fe

初期費用:176,000円(税込)
【KnowledgeC@feプラン】
例)100IDで年間契約の場合
月額33,000円(税込)
【KnowledgeC@fe for eラーニングプラン】
例)100IDで年間契約の場合
月額13,750円(税込)

教材作成、テスト作成、アンケート作成、配信、多言語対応Web API
WisdomBase 要お問い合わせ 試験実施、不正対策、コンテンツ管理、グループ権限管理、アカウント管理、データ連携・分析、自動化・受講設定、UIカスタマイズ、多言語対応
Generalist/LM 要お問い合わせ WEBオーサリングツール、テスト・アンケート、動画、カリキュラム、自動メール配信、進捗管理、修了証発行、申請・承認、分析、IPアドレス制限
eden LMS 初期費用:0円
【同時アクセス数プラン】月払の場合
最大同時アクセス数15:月額40,000円(税別)
最大同時アクセス数30:月額60,000円(税別)
最大同時アクセス数50:月額80,000円(税別)
最大同時アクセス数100:月額120,000円(税別)
以降、同時アクセス数100超えるごとに料金増額
【ユーザーID数課金プラン】月払の場合
ユーザー数50〜300:月額300円(税別)/ユーザー
ユーザー数301〜600:月額240円(税別)/ユーザー
ユーザー数601〜1000:月額180円(税別)/ユーザー
ユーザー数1001〜2000:月額140円(税別)/ユーザー
以降、要お問い合わせ
コンテンツ作成、履歴分析、研修履歴・スキル管理、ユーザーID管理・権限管理
UMU 【チーム版】年払い
月あたり4,000円(税込)/1アカウント
最低10アカウント以上の契約必要
※別途割引あり
【エンタープライズ版】
AI Tools、学習ソリューション、学習管理、コース作成、コース設計
Progate for Business 【Progate】
月額1,990円(税込)/1ユーザー
【Progate Professional】
月額9,800円(税込)/1ユーザー
スライド学習、進捗管理、レポートのCSV出力
paizaラーニング for TEAM 月額1,480円(税別)/1アカウント
3アカウントから申込可能
動画視聴、問題演習、進捗・スキル管理
キカガク for Business 【ID単位】1名
5,000円/1コース(1年間)
eラーニング受講、学習管理、デジタルスキル標準アセスメント、テスト
Moodle 要お問い合わせ コンテンツ配信、ユーザー登録・進捗確認、学習、コミュニケーション
【IO Moodleの場合、プランに応じて以下の機能あり】
リマインド、AI小テスト作成、二段階認証、アクセス解析、決済
コーナーストーン 要お問い合わせ コンテンツ視聴など
learningBOX 100アカウントの場合
【スターター】
月額5,500円(税込)
【スターターPlus】
月額8,250円(税込)
【スタンダード】
月額11,000円(税込)
【スタンダードPlus】
月額16,500円(税込)
【プレミアム】
月額22,000円(税込)
教材作成・配布、コンテンツ管理、ユーザー管理、成績管理、AIアシスト、ブラウザ監視、ログ閲覧、AI顔認証(スタンダード・スタンダードPlus・プレミアムの場合)

1. LearnO

LearnO(ラーノ)は、Mogic株式会社が提供するeラーニングシステムです。公式HPによると、2024年時点で3,800社・月間60万人のユーザーに利用されています。

動画の配信・受講(一部の料金プランを除く)やスライドの配信・受講、テストの作成などができる点がLearnOの特徴です。テストの種類が豊富で手軽にアンケート集計も実施できるため、受講生のモチベーションを高める工夫ができます。

料金プランは、eラーニング格安プラン・eラーニング標準プラン・eラーニング開発プランの3種類です。eラーニング格安プランなら、動画機能以外が使用できて、コストも抑えられます。

eラーニング標準プランは、全ての機能を利用できる標準プランです。理想のeラーニングシステムを最初から構築してもらえます。

初期費用0円で利用できる点が、LearnOの魅力です。最短1か月間の利用が可能で、無料トライアルもあるため、本格的に導入する前に自社にあったシステムか確認できます。

また、使い勝手や見やすさを重視している点も、LearnOのポイントです。2024年度のグッドデザイン賞も受賞しています。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:0円
【eラーニング格安プラン】動画機能以外が使えるプラン
月額4,900円(税別)(〜50人)、月額9,800円(税別)(51〜100人)、月額19,600円(税別)(101〜200人)
以降、100人増えるごとに月額変動
【eラーニング標準プラン】全ての機能が使える標準プラン
月額19,800円(税別)(〜100人)、月額29,600円(税別)(101〜200人)、月額39,400円(税別)(201〜300人)
以降、100人増えるごとに月額変動
【eラーニング開発プラン】
要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 スライドの配信・受講、テスト、組織管理、アンケート
無料トライアル
サービス提供会社 Mogic株式会社

参考:Mogic株式会社「LearnO 公式HP」

2. バヅクリ

バヅクリ株式会社が提供するバヅクリは、人材育成や組織開発におけるエンゲージメント課題の解決を支援するサービスです。

人材育成に関する「ムキアイ」、組織開発に関する「らくらくエンゲージメント」「エンゲージメントまるっとサポート」「内定辞退防止くん」、制度設計に関する「人事制度X」「ガッツリ定着」の6ブランドを展開しています。

「ムキアイ」は、対話型実践研修を実施するブランドです。単に動画を視聴するのではなく、リアルタイムで参加者同士の交流ができるため、より実践的なコミュニケーション能力を習得できます。

「らくらくエンゲージメント」は、1人あたり月額300円(税別)で利用できる点が魅力です。「らくらくエンゲージメント」でエンゲージメントサーベイを実施して、従業員個人や組織全体が抱える課題を明らかにすれば、どのようなeラーニング研修を実施すべきか考えやすくなります。

料金・利用できるユーザー数 月額300円(税別)/人
詳しくは要お問い合わせ
提供スタイル 要問い合わせ
コンテンツのタイプ エンゲージメントサーベイ
主な機能 サーベイ(個人・組織)、分析、自動レポート、施策レコメンド
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 バヅクリ株式会社

参考:バヅクリ株式会社「バヅクリ 公式HP」

3. Revot for Business


Revot for Businessは、株式会社ArtsJapanが提供するツールです。紙のマニュアルからデジタルへのシフトをサポートし、新人の即戦力化・技能伝承・業務リスクの軽減を実現します。

動画を作成して文章で伝えにくい手順やノウハウを共有できる点や、スキルアップのための資料を手軽に作成・更新できる点が主な特徴です。また、分析レポート機能で閲覧数などを確認することで、マニュアルが活用されているかを定期的に確認できます。

Revot for Businessの魅力は、現場分析・課題抽出・マニュアル整備・運用/改善・定着支援をワンストップで提供している点です。定期的なフォローアップまでサポートを受けられるため、安心して導入できます。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 動画マニュアル作成、資料作成、手順書の一元管理、権限設定
無料トライアル
サービス提供会社 株式会社ArtsJapan

参考:株式会社ArtsJapan「Revot for Business 公式HP」

4. ひかりクラウド スマートスタディ

ひかりクラウド スマートスタディは、NTT東日本株式会社が提供している定額制のeラーニングシステムです。スライド資料や動画教材をアップロードして自社の社員向けに研修を実施したり、他社に研修コンテンツを提供したりできます。

機能が充実している点が、ひかりクラウド スマートスタディの特徴です。受講者が解いたドリルを自動採点する機能や、提出された課題を添削してフィードバックする機能などが備わっています。

学習履歴機能を使って受講生の状況を把握したうえで学習進行を促せるため、受講者のモチベーションを維持しやすい点も魅力です。また、質問メッセージ機能が搭載されているため、受講生はいつでも研修担当者に相談できます。

そのほか、サポート体制が整っており、操作方法がわからない場合に担当者に気軽に質問できる点も、魅力の1つです。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:5,500円(税込)/契約
月額198円(税込)/ID
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 ドリルの自動採点、添削、アンケート収集、修了書発行、リマインド・メッセージ送信
無料トライアル
サービス提供会社 NTT東日本株式会社

参考:NTT東日本株式会社「ひかりクラウド スマートスタディ 公式HP」

5. AirCourse

AirCourse(エアコース)は、KIYOラーニング株式会社が提供するクラウド型のeラーニングシステムです。ベンチャー企業から大企業まで、さまざまな規模の企業に利用されています。

自社で作成した教材を従業員に配信するだけでなく、AirCourseのさまざまな動画を従業員に視聴させられる点が主な特徴です。動画研修コンテンツは1,000コース・6,000本以上あり、受講生は何本でも視聴できます(コンテンツプラスの場合)。

スムーズに受講者の状況を把握できる点が、AirCourseの魅力です。レポート機能で各受講者の進捗やテスト結果を収集・分析したり、重点的に育成を目指す従業員をグループ化して管理したりできます。

研修を通じて得た知識やノウハウを社内で共有しやすい点も、利用するメリットです。ディスカッション機能を使ってメンバーにSNSのように気軽にテキストメッセージを送ったり、ファイルや動画などを一元管理したりできます。

プランは、「フリープラン」「ベーシックプラン」「コンテンツプラン」の3種類です。コンテンツプラスプランでは、自社オリジナルコースの作成や配信に加え、動画研修コンテンツを受け放題で利用できます。

ベーシックプランは、自社オリジナルコースの作成・配信を中心に導入したい会社向けのコースです。フリープランは無料で利用できる分、一部機能や容量に制限があります。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:0円
【ベーシックプラン】
ライセンス数1〜99の場合
月額360円(税別)/ライセンス(年間契約一括払いは月あたり300円(税別)/ライセンス)
【コンテンツプラスプラン】
ライセンス数1〜99の場合
月額600円(税別)/ライセンス(年間契約一括払いは月あたり500円(税別)/ライセンス)
※100ライセンス以上の場合は、ライセンス数・契約種別・支払方法に応じてボリュームディスカウント料金を適用
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型 【ベーシックプラン】
ビジネススキル・マネジメントスキル・ITスキル・コンプライアンスなど、
※プラットフォームとしての役割もあり【コンテンツプラスプラン】
主な機能 自社オリジナルコースの作成・配信、動画視聴、学習管理、情報共有
無料トライアル 有(フリープラン)
サービス提供会社 KIYOラーニング株式会社

参考:KIYOラーニング株式会社「AirCourse 公式HP」

6. etudes

etudesは、アルー株式会社が提供するeラーニングシステムです。eラーニングシステムを導入するにあたって、自社に研修素材があるかないかで選択するプランが異なります。

「etudes」は、システム利用のみのプランです。自社教材を無制限でアップロードできます。

「etudes Plus」は、自社教材の無制限アップロードだけでなく、アルー教材の定額受け放題も利用可能です。一方、「必要な教材のみ」のプランでは、自社教材をアップロードできず、一部のアルー教材のみ利用できます。

直感的でシンプルなUI/UXで、誰でも使いやすい点がetudesの特徴です。スマートフォンやタブレットにも対応しているため、時間や場所を選ばず、気軽に学習できます。

学習履歴をこまめに管理できる点も魅力です。学習履歴を1秒単位で取得可能なため、随時受講者がどこまで進んだかを確認できます。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:0円
【etudes】
月額50,000円(税別)
【etudes Plus】
月額30,000円(税別)
※料金体系は利用人数や契約条件によって異なります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
【必要な教材のみ】
要お問合せ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ

※プラットフォーム型【etudes】、ビジネススキル・OJT・マネジメント・グローバル・DXなど【etudes Plus】

主な機能 自社教材のアップロード、動画視聴、受講履歴管理、権限設定、修了証発行
無料トライアル
サービス提供会社 アルー株式会社

参考:アルー株式会社「etudes 公式HP」

7. SAKU-SAKU Testing

SAKU-SAKU Testing(サクテス)は、株式会社イー・コミュニケーションズが提供するeラーニングシステムです。「CBT」(コンピューターを利用した試験)の運営で培った技術と実績を基に開発されました。

社内で独自に作成したコンテンツとイーコミュニケーションズのコンテンツを組み合わせて、より効果的な研修を実施できる点が特徴です。マニュアル不要で誰でも操作できることをコンセプトに開発されているため、手軽にテストを作成できます。

学習管理機能が充実している点も魅力です。進捗状況や受講結果はExcelに出力できるため、報告書の作成もスムーズに進められます。

料金・利用できるユーザー数 【ユーザーID数300未満】(30人〜)
月額660円(税込)~/ID
【ユーザーID数300以上】
月額330円(税込)~/ID
※原則1年間の契約
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ コンプライアンス講座・ビジネスベーシック・ビジネスファーストステップ・ハラスメント・情報セキュリティなど
※プラットフォームとしての役割もあり
主な機能 配信、コンテンツ、ユーザー管理、受講管理、帳票出力、データ取り込み、簡単問題作成
無料トライアル
サービス提供会社 株式会社イー・コミュニケーションズ

参考:株式会社イー・コミュニケーションズ「SAKU-SAKU Testing 公式HP」

8. CAREERSHIP

CAREERSHIPは、株式会社ライトワークスが提供するeラーニングシステムです。規模が大きく複雑な組織構造の会社でも、チーム別・部門別などで分けて柔軟に教材を配信したり、管理したりできます。

プランは、「eLクラウド」「LMクラウド」「HRDクラウド」の3つです。eLクラウドはeラーニングに特化したプランで、シンプルにeラーニングを利用する場合に向いています。

LMクラウドは、eラーニングだけでなく、研修管理・アンケート・コース・ルーム(社内SNS)の機能も使用できるプランです。HRDクラウドはLMクラウドの機能に加えてスキル管理やキャリアカルテの機能も利用できるため、人材開発マネジメントまで実現したい場合に向いています。

ユーザーごとにログイン画面をカスタマイズできるため、学びやすい点がCAREERSHIPの特徴です。また、CAREERSHIPとeラーニング受け放題サービスの「まなびプレミアム」を連携すれば、300タイトル1,000本以上の教材から学べるようになります。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 eラーニング、研修管理、アンケート、コース管理、スキル管理、キャリアカルテ、社内SNS、教材作成、動画配信
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社ライトワークス

参考:株式会社ライトワークス「CAREERSHIP 公式HP」

9. LearningWare

LearningWareは、株式会社プロシーズが提供するeラーニングシステムです。企業研修はもちろんのこと、代理店・フランチャイズ研修、研修ビジネス・オンライン講習・オンライン試験など幅広い分野で活用されています。

LearningWareのプランは「Light」「Standard」「Premium」の3種類です。Lightは、eラーニングシステムの提供や導入サポートに特化しているため、独自の教材を作成・配信したい場合に向いています。

Standardは、eラーニングシステムの提供や導入サポートに加え、全27講座のeラーニングを受け放題のプランです。Premiumの場合は、さらに多くの講座(全39講座)を受けられます。

豊富な機能を搭載していることが、LearningWareの特徴です。例えば、「ConcentrateLMS」サービスを利用すれば、受講者の顔の特徴点から講義への集中度を測定できます。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:要お問い合わせ
【Light】
月額20,000円(税別)〜
【Standard】
月額40,000円(税別)〜
【Premium】
月額52,000円(税別)〜
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型 【Light】、OFFICE、ビジネススキル、コンプライアンス、マネジメント、WEB制作など
※プラットフォームとしての役割もあり 【Standard、Premium】
主な機能 教材作成、講座管理、結果管理、動画配信、コミュニティ管理、集中度計測、動画視聴、顔認証、ユーザー管理、研修管理
無料トライアル
サービス提供会社 株式会社プロシーズ

参考:株式会社プロシーズ「LearningWare 公式HP」

10. Cloud Campus

Cloud Campusは、ソフトバンクグループの株式会社サイバー大学が運営するeラーニングプラットフォームです。自社で作成したコンテンツだけでなく、ITやビジネススキルなどに関する100種類以上のコンテンツでも学べます(「コンテンツパック100」を利用した場合)。

料金プランは「Entry」「Standard」「Pro」の3種類です。会社でコンテンツを制作する人の数や利用するデータ容量によって、適したプランが異なります。

ユーザーの登録を無制限でできる点が、Cloud Campusを利用するメリットです。また、学習履歴データや受講後の評価などで、研修の成果をはっきりと確認できます。

料金・利用できるユーザー数 【Entry】
1か月あたり70,000円(税抜)
【Standard】
1か月あたり200,000円(税抜)
【Pro】
1か月あたり360,000円(税抜)
※ユーザー登録無制限、年間契約
【コンテンツパック100】
年額999円(税抜)/ID
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ITやビジネススキルなど 【コンテンツパック100加入条件】
※プラットフォームとしての役割もあり
主な機能 ビデオスライド視聴・倍速プレイヤー・受講ステータス・ユーザー管理・履歴管理・コース管理・制作
無料トライアル
サービス提供会社 株式会社サイバー大学

参考:株式会社サイバー大学「Cloud Campus 公式HP」

11. サイバックスUniv.

サイバックスUniv.は、リスクモンスター株式会社が提供するeラーニングサービスです。実績豊富なプロ講師の研修を、いつでもどこでも受講できます。

5,000種類の研修を定額受け放題で受講できる点が、サイバックスUniv.の特徴です。内定者研修・新入社員研修・新任管理職研修などの階層別研修プログラムや、IT・資格・人事・経理・営業などの職種別研修プログラムがそろっています。

料金プランは、会費制・従量制の2種類です。会費制の場合、利用者によって金額が異なります。

料金・利用できるユーザー数 【会費制サービス】
入会金:50,000円
月額45,000円(税別)(〜50人)
ユーザー数51人以降、50人増えるごとに月額変動
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ キャリア、業務遂行スキル、コミュニケーションスキル、マインド、IT、資格、人事、経理・財務、与信管理、営業/接客、製造物流/多言語対応など
主な機能 eラーニング視聴
そのほか、Webセミナーや与信管理セミナー、社員研修ポータルなどのサービスも会費に含まれる
無料トライアル
サービス提供会社 リスクモンスター株式会社

参考:リスクモンスター株式会社「サイバックスUniv. 公式HP」

12. STUDYing

STUDYingは、KIYOラーニング株式会社が提供するeラーニングサービスです。主に、オンラインで効率的にDX人材を育成することや、新たなスキルの習得を促すことを目的としています。

STUDYingの利用と合わせて、KIYOラーニングのAirCourseを利用することで、学習の進捗状況を細かく分析できる点が特徴です。連携にあたって、費用はかかりません。

また、幅広いラインナップのなかから受講できることがメリットです。ビジネス・経営や法律、ITなどビジネスに直結する資格取得を従業員に促進できます。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
受講人数に応じて、割引率の適用あり
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ 各種資格取得講座やビジネススキル習得講座など
主な機能 動画視聴(問題集付属)、学習管理
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 KIYOラーニング株式会社

参考:KIYOラーニング株式会社「STUDYing 公式HP」

13. オンスク.JP for Biz

オンスク.JP for Bizは、株式会社オンラインスクールが提供するeラーニングサービスです。スマホやPCを使って、資格対策講座をオンラインでいつでもどこでも受講できます。

さまざまな資格取得に関する講座を定額制の料金で受講できる点が、オンスク.JP for Bizの特徴です。2,900本以上の動画視聴や14,000問以上の問題演習ができます。

受講講座や利用開始期間を指定できる点も、メリットです。そのため、とくに業務に直結しそうな講座を従業員に学んでもらえます。

料金・利用できるユーザー数 月額1,480円(税抜)/名※50名以上からボリュームディスカウント
別途、法人用管理画面利用料やアカウント発行手数料あり
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ 秘書検定講座・ITパスポート講座・FP3級講座・証券外務員講座・サービス接遇講座・販売士講座など
主な機能 動画視聴、受講講座限定、利用開始時期や利用期間の指定
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社オンラインスクール

参考:株式会社オンラインスクール「オンスク.JP for Biz 公式HP」

14. ALC NetAcademy NEXT

ALC NetAcademy NEXTは、株式会社アルクエデュケーションが提供しているeラーニングサービスです。アルクエデュケーションは、1998年からさまざまな企業や学校にオンラインの学習教材を提供しています。

英語に特化したプログラムである点が、ALC NetAcademy NEXTの特徴です。実践的な英語が身に付くため、ビジネスに活用できるでしょう。

受講者のモチベーションを向上させる取り組みがされている点が、サービスの魅力です。受講者は、現在一緒に学習している人数や自分の現在の位置を把握できるため、学習意欲が高まります。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ 総合英語トレーニング・英文法トレーニング・英単語パワーアップなど
主な機能 動画視聴、学習状況管理、ランキング表示
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社アルクエデュケーション

参考:株式会社アルクエデュケーション「ALC NetAcademy NEXT 公式HP」

15. KnowledgeDeliver

KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)は、株式会社デジタル・ナレッジが提供するeラーニング統合プラットフォームです。クラウド型でもオンプレミス型でも構築できます。

テキスト教材の作成機能が搭載されている点が、KnowledgeDeliverの特徴です。会社で持っている資料を手軽に教材として活用できます。

また、近年のオンライン教育ニーズに対応している点も、魅力です。Web会議ツールと連携したり、オープンバッジ(学習やスキルをデジタルで証明するもの)を発行したりできます。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド・オンプレミス
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 ユーザーの管理、クラスの管理、教材の作成、学習状況の確認、学習
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社デジタル・ナレッジ

参考:株式会社デジタル・ナレッジ「KnowledgeDeliver 公式HP」

16. KnowledgeC@fe

KnowledgeC@feは、株式会社富士通ラーニングメディアが提供するeラーニングプラットフォームです。企業内研修の全体運用として利用できる「KnowledgeC@feプラン」と、一斉研修に使うための「KnowledgeC@fe for eラーニングプラン」があります。

「FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure」上で稼働し、大規模ユーザーにも安定したサービスを提供できる点が、KnowledgeC@feの特徴です。「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」の基準を満たすとして、クラウドサービスリストにも登録されています。

eラーニングを通じて、社員同士のつながりを強化できる点も魅力です。プロフィール情報を社内で公開して、コミュニケーションを促します。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:176,000円(税込)
【KnowledgeC@feプラン】
例)100IDで年間契約の場合
月額33,000円(税込)
【KnowledgeC@fe for eラーニングプラン】
例)100IDで年間契約の場合
月額13,750円(税込)
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 教材作成、テスト作成、アンケート作成、配信、多言語対応Web API
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社富士通ラーニングメディア

参考:株式会社富士通ラーニングメディア「KnowledgeC@fe 公式HP」

17. WisdomBase

WisdomBaseは、株式会社シェアウィズが提供するeラーニングシステムです。教材の作成・配信や受講者の進捗管理など、オンライン上で研修を実施する流れを一気通貫で導入できます。

研修だけでなく、講習会や採用・昇進試験もオンラインで開催できる点がWisdomBaseの特徴です。顔認証機能やインカメラによる不正監視機能が搭載されているため、講習会や各種試験を厳格な環境下で実施できます。

自社のブランドイメージを反映したUIのカスタマイズをできる点や、直感的な操作で手軽に学習環境を構築できる点も魅力です。多言語対応のため、外国人社員にも配慮した環境を整えられるでしょう。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 試験実施、不正対策、コンテンツ管理、グループ権限管理、アカウント管理、データ連携・分析、自動化・受講設定、UIカスタマイズ、多言語対応
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社シェアウィズ

参考:株式会社シェアウィズ「WisdomBase 公式HP」

18. Generalist/LM

Generalist/LMは、東芝デジタルソリューションズ株式会社が提供するeラーニングサービスです。クラウドだけでなく、オンプレミスなどでの提供も可能で、幅広いニーズに対応しています。

機能が充実している点が、Generalist/LMの特徴です。手軽に教材を作成できる機能や効率よくテストやアンケートを作成する機能、受講を完了した人に対して修了証を発行する機能などが搭載されています。

なお、ECサイトからコンテンツを購入すれば、600コース以上の講座も受講可能です。購入すれば1年間定額で何度も受講できる「受け放題コンテンツ」もあります。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド、オンプレミスなど
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
別途購入すれば、マネジメント・戦略・営業・情報セキュリティ・DX・技術などのコンテンツ利用可能
主な機能 WEBオーサリングツール、テスト・アンケート、動画、カリキュラム、自動メール配信、進捗管理、修了証発行、申請・承認、分析、IPアドレス制限
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 東芝デジタルソリューションズ株式会社

参考:東芝デジタルソリューションズ株式会社「Generalist/LM 公式HP」

19. eden LMS

eden LMSは、エデン株式会社が提供するeラーニングシステムです。使い方に応じて「同時アクセス数プラン」「ユーザーID数課金プラン」を選べます(そのほか「休止プラン」もあり)。

同時アクセス数プランは、同時にアクセスできる人数が制限される代わりに、無制限でユーザー登録できるプランです。一方、ユーザーID数課金プランは、ユーザー全員が同時にアクセスできる代わりに、ユーザー数に応じて料金が変わります。

専門知識がなくても手軽に教材を作成できる点が、eden LMSの特徴です。PowerPointファイルから穴埋めテストの作成もできます。

AIによるコンテンツ作成支援があることも、魅力です。文字をAIに読ませることで、業務の効率化を実現できるでしょう。

料金・利用できるユーザー数 初期費用:0円
【同時アクセス数プラン】月払の場合
最大同時アクセス数15:月額40,000円(税別)
最大同時アクセス数30:月額60,000円(税別)
最大同時アクセス数50:月額80,000円(税別)
最大同時アクセス数100:月額120,000円(税別)
以降、同時アクセス数100超えるごとに料金増額
【ユーザーID数課金プラン】月払の場合
ユーザー数50〜300:月額300円(税別)/ユーザー
ユーザー数301〜600:月額240円(税別)/ユーザー
ユーザー数601〜1000:月額180円(税別)/ユーザー
ユーザー数1001〜2000:月額140円(税別)/ユーザー
以降、要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 コンテンツ作成、履歴分析、研修履歴・スキル管理、ユーザーID管理・権限管理
無料トライアル
サービス提供会社 エデン株式会社

参考:エデン株式会社「edenLMS 公式HP」

20. UMU

UMUは、ユームテクノロジージャパン株式会社が提供するeラーニングシステムです。とくに、AIを使いこなせるようになることを目指しています。

企業版のプランは「チーム版」と「エンタープライズ版」の2種類です。チーム版は主に小規模チーム向けに提供するプランであるのに対し、エンタープライズ版は大規模組織向けに提供しています。

受講者のモチベーションを向上させる機能が充実している点が、UMUの特徴です。受講者の学習状況や属する組織を踏まえ、適したコンテンツをAIが推奨します。

なお、UMUマーケットプレイスを通じて、コミュニケーション・営業スキル・マーケティング・マネジメントなどに関するコースを購入可能です。

料金・利用できるユーザー数 【チーム版】年払い
月あたり4,000円(税込)/1アカウント
最低10アカウント以上の契約必要
※別途割引あり
【エンタープライズ版】
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
UMUマーケットプレイスでコミュニケーション・営業スキル・顧客対応・マーケティング・マネジメントなど購入可能
主な機能 AI Tools、学習ソリューション、学習管理、コース作成、コース設計
無料トライアル
サービス提供会社 ユームテクノロジージャパン株式会社

参考:ユームテクノロジージャパン株式会社「UMU 公式HP」

21. Progate for Business

Progate for Businessは、株式会社Progateが提供するeラーニングサービスです。未経験からでも、仕事につながるプログラミングスキルを身に付けることを目指しています。

スライド形式の学習のため、受講者が理解したタイミングで次に進める点が特徴です。「経験値」「レベルアップ」など、ゲームのように学ぶ工夫が施されているため、受講者のモチベーションを維持できます。

プランは、「Progate」と「Progate Professional」の2種類です。Progateはサブスク型で、気になる言語の基礎を学べます。一方、Progate Professionalは買い切り型で、実務につながる内容を学ぶためのプランです。

料金・利用できるユーザー数 【Progate】
月額1,990円(税込)/1ユーザー
【Progate Professional】
月額9,800円(税込)/1ユーザー
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ プログラミング(Ruby・Python・Java・Reactなど)
主な機能 スライド学習、進捗管理、レポートのCSV出力
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社Progate

参考:株式会社Progate「Progate for Business 公式HP」

22. paizaラーニング for TEAM

paizaラーニング for TEAMは、paiza株式会社が提供するeラーニングサービスです。JavaやPythonといったプログラミング主要言語だけでなく、SQLやLinuxのように、周辺知識も習得できます。

動画と問題を使って身に付くエンジニアを育成することを目指している点が、paizaラーニング for TEAMの特徴です。4,000以上の問題があるため、実践で使えるプログラミングが学べます。

飽きずに学習を続けられる点も魅力です。動画のナレーションは、プロの声優が担当しています。

料金・利用できるユーザー数 月額1,480円(税別)/1アカウント
3アカウントから申込可能
提供スタイル サービス
コンテンツのタイプ プログラミング(Java・Python・C#・Rubyなど)、周辺知識(SQL・Linuxなど)
主な機能 動画視聴、問題演習、進捗・スキル管理
無料トライアル
サービス提供会社 paiza株式会社

参考:paiza株式会社「paizaラーニング for TEAM 公式HP」

23. キカガク for Business

株式会社キカガクのキカガク for Businessは、実務につながるDX研修を実現するためのeラーニングシステムです。各従業員のデジタルスキルを可視化したり、eラーニング前後での結果比較に関する情報を提供したりしています。

動画とテストを通じて、ITに関するスキルを身に付けられる点が、キカガク for Businessの特徴です。管理者画面では、受講者の学習状況や研修スケジュールなどを管理できます。

デジタルスキル標準に準拠したアセスメントの仕組みが整っている点も、利用するメリットです。eラーニングを通じて、受講者のDXリテラシーや知識などを定量評価します。

料金・利用できるユーザー数 【ID単位】1名
5,000円/1コース(1年間)
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ IT関連(DXファーストステップ、AI・クラウド、データサイエンスなど)
主な機能 Eラーニング受講、学習管理、デジタルスキル標準アセスメント、テスト
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社キカガク

参考:株式会社キカガク「キカガク for Business 公式HP」

24. Moodle

Moodleは、2024年時点で240か国以上で採用され、4.0億人以上が利用しているeラーニングシステムです。株式会社イオマガジンは、Moodleの構築・カスタム・運用のエキスパートとして、日本でサービスを提供しています。

Moodleの特徴は、登録するユーザー数が増えても料金が一定額である点です。同時にアクセスする人数によって料金が決まります。

別途プロバイダとの有料契約を結ぶことで、AIと連携して業務の効率化を図れる点も魅力です。AIを使えば、説明文をスムーズに作成できるうえに、必要な画像を探す手間も省けます。

なお、イオマガジンのカスタマイズ版Moodle(IO Moodle)のプランは、「ミニマム」「スタンダード」「プレミアム」「プレミアム+決済」の4種類です。付加する機能によって、料金が異なります。

料金・利用できるユーザー数 要お問合せ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 コンテンツ配信、ユーザー登録・進捗確認、学習、コミュニケーション
【IO Moodleの場合、プランに応じて以下の機能あり】
リマインド、AI小テスト作成、二段階認証、アクセス解析、決済
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 株式会社イオマガジン

参考:株式会社イオマガジン「Moodle 公式HP」

25. コーナーストーン

コーナーストーンは、人材開発や事業拡大を効率的に実現するためのeラーニングサービスです。対応言語やコース、学習方法などによって「Silver」「Gold」「Platinum」の3プランに分かれています。

Silverは4,700以上のコースを提供し、英語・スペイン語のみに対応したプランです。一方、GoldやPlatinumには22,000以上のコースがあり、40以上の言語にも対応しています。

Platinumは、より実践型の学習ができる点が特徴です。また、テクノロジーやデータサイエンスはもちろん、プログラミングや生成AIについても学べます。

料金・利用できるユーザー数 要お問い合わせ
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ 【Silver】
コミュニケーション・企業コンプライアンス・マネジメント・Office・自己開発など
【Gold】
Silverの内容に加え、テクノロジー・データサイエンス・戦略・生産性など
【Platinum】
Goldの内容に加え、プログラミング・生成AI・サイバーセキュリティなど
主な機能 コンテンツ視聴など
無料トライアル 要お問い合わせ
サービス提供会社 コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社

参考:cornerstone「コーナーストーン 公式HP」

26. learningBOX

learningBOXは、learningBOX株式会社が提供するeラーニングシステムです。専門知識がなくても、簡単にeラーニングの問題を制作できます。

穴埋め・並び替えなど出題形式が豊富なため、受講者の理解を深めやすい点がlearningBOXの特徴です。また、AI認証やブラウザ監視により、不正対策もできます。

10アカウントまでであれば、期間無制限で有料プランと同じ機能を使える点が魅力です。eラーニングシステムの導入に不安がある場合でも、納得いくまで試せます。

なお、プランは「スターター」「スターターPlus」「スタンダード」「スタンダードPlus」「プレミアム」の5種類です。アップロード上限や機能、動画の画質などが異なります。

料金・利用できるユーザー数 100アカウントの場合
【スターター】
月額5,500円(税込)
【スターターPlus】
月額8,250円(税込)
【スタンダード】
月額11,000円(税込)
【スタンダードPlus】
月額16,500円(税込)
【プレミアム】
月額22,000円(税込)
提供スタイル クラウド
コンテンツのタイプ ※プラットフォーム型
主な機能 教材作成・配布、コンテンツ管理、ユーザー管理、成績管理、AIアシスト、ブラウザ監視、ログ閲覧、AI顔認証(スタンダード・スタンダードPlus・プレミアムの場合)
無料トライアル 有(フリープランを利用)
サービス提供会社 learningBOX株式会社

参考:learningBOX株式会社「learningBOX 公式HP」


eラーニングシステムとは

eラーニングシステムとは、オンラインで学習コンテンツを提供する仕組みのことです。LMS(Learning Management System、学習管理システム)や、教育管理システム・研修管理システムなどと同じような意味で用いられることもあります。

Eラーニングシステムが活用される場面は、新入社員研修・中堅社員向け研修・マネジメント研修・採用試験・昇進試験・自己啓発などさまざまです。

総務省が発表した「令和6年通信利用動向調査の結果」によると、インターネット利用者のうち、利用目的として「eラーニング」と回答している人が19.1%占めていました。

参考:総務省「令和6年通信利用動向調査の結果 別紙1 PDF」


近年eラーニングシステムが注目されている理由

各企業でeラーニングシステムが導入されるようになった理由として、インターネットが浸透したことが挙げられます。また、近年は多くの人がスマートフォンを所有するようになったため、PCを持っていなくても各自でeラーニングシステムを受講できるようになりました。

新型コロナウイルスの感染が広がった時期に、従業員を集めて研修を実施することが困難になったことも、eラーニングシステムが普及したきっかけの1つです。

eラーニングシステムを導入することで、会場を確保して集合研修を実施しなくても、同等のプログラムを提供できるようになりました。


eラーニングシステム導入のメリット

eラーニングシステムを導入するメリットは、主に以下のとおりです。

  • 時間と場所を気にせずに研修を実施できる
  • 受講者に一定の知識・スキルを身に付けさせられる
  • 受講者の進捗状況や理解度を把握できる
  • コストや手間を軽減できる

各メリットを解説します。

時間と場所を気にせずに研修を実施できる

時間と場所を気にせず研修を実施できる点が、eラーニングシステムを導入するメリットです。

集合研修と異なり、eラーニングはネットワーク環境があれば、いつでもどこでも社員は研修を受けられます。従業員は、会場に行くまでの負担や研修前後の待ち時間を軽減できるでしょう。会社側の人事担当者も、スケジュールを調整する手間を省けます。

受講者に一定の知識・スキルを身に付けさせられる

受講者に一定の知識・スキルを身に付けさせられる点も、eラーニングシステムを導入するメリットです。

集合研修を実施する際、全国各地に従業員がいる場合や受講者の数が多い場合は、会場を複数に分けたり、数回に分けて研修を実施したりしなければなりません。毎回同じ講師を手配できなければ、実施回によって習得度にばらつきが生じることがあるでしょう。

その点、eラーニングシステムを導入して同じスライドや動画を使用すれば、受講者全員に同じ内容のコンテンツを提供できます。

受講者の進捗状況や理解度を把握できる

受講者の進捗状況や理解度を把握できる点も、eラーニングシステムを導入するメリットです。

eラーニングシステムによって、管理者が受講者の受講状況を確認できる機能が搭載されていることがあります。進捗がよくないことや理解度が低いことが判明した際に、理由を分析したうえで随時フォローすることで、受講者のモチベーションを維持できるでしょう。

コストや手間を軽減できる

eラーニングシステムを導入することで、今までかかっていたコストや手間の軽減につながる可能性がある点もメリットです。

対面型の集合研修を実施するにあたって、担当者は会場の手配や講師の招聘などを進めなければなりません。また、会場を押さえたり、講師を呼んだりするにはさまざまなコストがかかるでしょう。

eラーニングシステムを導入すれば、担当者の作業を軽減できるうえに、コストも抑えられます。ただし、eラーニングシステムの導入にも費用はかかる点に注意が必要です。


eラーニングシステムにかかる費用

eラーニングシステムを導入するにあたってかかる費用は、主に以下のとおりです。

  • システム関連の費用
  • コンテンツ関連の費用

それぞれ解説します。

システム関連の費用

eラーニングシステムを導入する際に、初期費用が発生することがあります。オンプレミス型と比べると、クラウド型のほうが初期費用を抑えられることが一般的です。システムによっては、初期費用が0円の場合もあります。

また、月額もしくは年額でランニングコストがかかることが一般的です。ランニングコストは、ユーザー数・同時アクセス数・利用機能・データ量などによって異なります。同じシステムでも、プランによって料金が異なることがあるため、チェックしたうえで導入を検討しましょう。

なお、月払いと年払いを選べる場合は、年払いのほうがコストを抑えられることがあります。

コンテンツ関連の費用

一般的に、eラーニングシステムを提供する事業者のコンテンツは、受け放題サービスを選ぶか、買い切り型で希望するコースを購入することで利用可能です。受け放題サービスは、あらかじめプランに組み込まれている場合と、オプションで別途費用を支払う場合があります。

また、自社で教材を制作する場合でも、講師の人件費や編集用のソフト、カメラなどでコストがかかることがあるでしょう。外部に制作を委託するために、制作費がかかることもあります。


eラーニングシステムを導入する際の注意点

eラーニングシステムを導入する際は、以下の点に注意しなければなりません。

  • eラーニングシステムでの対応が難しい研修もある
  • 受講者のモチベーションが下がらないように配慮する

それぞれの注意点を解説します。

eラーニングシステムでの対応が難しい研修もある

eラーニングシステムでの対応が難しい研修もある点を、理解しておきましょう。

とくに実技関連は、講師が実際にやっている映像だけでは伝えきれません。あらかじめeラーニングで基礎を伝えたうえで、実技については実際に集めて教える機会を設けるなどの工夫が必要です。

なお、実技の内容によっては、ビデオ会議ツールと連携して、受講者が実践する様子をカメラでとらえることによって、うまく対応できることもあります。

受講者のモチベーションが下がらないように配慮する

eラーニングシステムを導入する際は、受講者のモチベーションが下がらないように配慮することも必要です。

eラーニングでは受講者同士でやり取りする機会が少ないため、対面型の集合研修と比べてやる気が持続しない可能性があります。また、自宅などプライベートな空間で受講していると、会社にいるときのように集中できない人もいるでしょう。

そこで、管理者や人事担当者が受講者の状況を気にかけ、フォローしていくことが大切です。受講者のモチベーション低下を防ぐ機能がeラーニングシステムに備わっていることもあるため、積極的に活用しましょう。


eラーニングシステムのおすすめ機能

eラーニングシステムのおすすめ機能は、以下のとおりです。

  • 受講管理・進捗管理機能
  • 教材作成・教材配信機能
  • アンケート・レポート機能
  • 分析機能
  • 受講状況の監視機能
  • コミュニケーション・ナレッジ共有機能

各機能について、解説します。

受講管理・進捗管理機能

受講管理(学習管理、進捗管理)機能とは、管理者の画面から受講者がどこまで教材を学習しているかを確認できる機能のことです。受講管理機能を使って進捗が芳しくない受講者を早めに見つけて管理者がフォローすることで、モチベーションの低下や研修からの離脱を防げます。

また、管理画面でテストの正答率を把握することも大切です。受講していてもテストの正答率が低い場合は知識が定着していない可能性があるため、管理者がフォローしなければなりません。

関連して、受講証明書を自動で発行する機能が搭載されていることもあります。証明書は受講者のモチベーションを向上させたり、管理者が受講者の習得状況をひと目で把握できるようにしたりできる点がメリットです。

教材作成・教材配信機能

教材作成機能とは、パワーポイントや動画を使って教材やテストを作成するための機能です。とくに機械の操作に自信がない場合は、作成支援の機能が充実しているものに注目しましょう。

教材配信機能とは、eラーニングシステム上で動画を配信したり、課題を設定したりする機能のことです。eラーニングシステムによっては、利用できるのは事業者のコンテンツのみで、自社の教材を配信できないこともあります。

アンケート・レポート機能

アンケート機能は、講義を終えた後に、受講者がアンケートを提出できる機能です。アンケートで受講者の声を把握することで、次回以降の講義の改善につなげられます。

レポート機能(課題機能)は、受講者がレポートやテストを提出するための機能です。レポート機能を通じて、受講者の理解度を確認できます。自動採点がついたシステムであれば、講師や管理者が採点する手間を省けるため、業務効率化にもつながるでしょう。

分析機能

分析機能とは、受講者全員の受講率やテストの点数を把握して分析するための機能です。

受講者のデータを集めて傾向を把握することで、教材の質の改善につなげられます。例えば、ほかと比べて視聴時間が短かったり受講率が低かったりする教材・コースがあれば、内容を再検討する必要があるでしょう。

分析機能を確認する際は、出力の可否を確認することも大切です。ExcelやCSV形式で出力できれば、社内で研修実施報告書を提出する際の作業を効率化できます。

受講状況の監視機能

受講状況の監視機能とは、「受講者が集中力を持続できているか」「適切に試験を受けているか」などを確認するための機能のことです。集合研修のように直接受講生をチェックできないからこそ、監視機能が役に立つことがあります。

監視機能の1つが、集中度測定です。Webカメラを使って受講者が集中しているかを確認します。また、Webカメラを使って顔認証してなりすましの受講・受験を防ぐことも、監視機能のひとつです。

コミュニケーション・ナレッジ共有機能

コミュニケーション機能とは、SNSのように受講者同士がメッセージを投稿したり、メッセージに対してリアクションをしたりする機能のことです。コミュニケーション機能を使うことで、eラーニングでは欠けがちの受講者同士のやり取りをカバーできます。

ナレッジ共有機能とは、受講者が学んだことを社内で共有できる機能です。受講者のモチベーション向上につながるだけでなく、ほかのメンバーへのノウハウ継承にもつながります。


eラーニングシステムを選ぶ際のポイント

eラーニングシステムを選ぶにあたっては、以下の点も大切です。

  • なぜ導入するのか整理しておく
  • いくらまで出せるか予算を確認する
  • コンテンツの充実度を調べる
  • 使いやすさ・柔軟性を確かめる
  • 実績やサポート体制をチェックする


ここから、各ポイントについて解説します。

なぜ導入するのか整理しておく

eラーニングシステムを検討する際に、なぜ導入が必要なのかを事前に整理しておくことがポイントです。

eラーニングシステムによって、搭載されている機能やコンテンツが異なります。あらかじめ導入目的を整理しておくことで、どのような機能やコンテンツが必要なのか見えてくるでしょう。

例えば、研修について受講生がどのように考えているのか詳しく知りたい場合は、アンケート機能が搭載されているシステムを選びます。

いくらまで出せるか予算を確認する

各eラーニングシステムの料金を比較する前に、いくらまでなら支払えるのか、会社の予算を確認しておくこともポイントです。とくに、受講人数が多い見込みの場合はコストも高くなる傾向にあるため、あらかじめ予算を確保しておかなければなりません。

ただし、予算を気にしすぎて安いものだけに注目しないよう注意が必要です。コストと質をバランスよく考慮しましょう。

コンテンツの充実度を調べる

プラットフォームとしてだけでなく、コンテンツの利用も予定している場合は、充実度を確認しておくことがポイントです。まずは、自社の業務につながるコンテンツがあるかをチェックしましょう。

また、コースが多ければその分幅広い職種・役職に対応できる可能性があります。しかし、内容によっては知識やスキルの定着につながらないことがあるため、あらかじめ管理者の立場でも確認しておくことが必要です。

また、コンテンツの教材が自社の資料で代用できそうな場合は、プラットフォーム型としての利用にとどめることでコストを抑えられる可能性があります。

使いやすさ・柔軟性を確かめる

受講者のモチベーションを下げないために、無料トライアルなどを利用して、使いやすさを確かめておくこともeラーニングシステムを選ぶ際のポイントです。モバイル端末での利用も想定している場合は、PCだけでなく、スマホでも使用感を確認しましょう。

また、柔軟性を確認することもポイントです。継続して使えるように、自社で運用しやすいシステムか、臨機応変に改善できるのかなどを把握しておきましょう。

実績やサポート体制をチェックする

実績をチェックしておくことも、eラーニングシステムを導入する際のポイントです。

eラーニングシステムを提供する会社は、ホームページなどで実績や導入事例を公表していることがあります。同規模・同業種の企業や、同じ課題を抱えている企業が導入していれば、自社にもマッチする可能性があるでしょう。

また、困ったことがあった場合に対応してもらえるよう、サポート体制をチェックしておくことも大切です。操作方法についても随時アドバイスしてくれる体制であれば、機械が苦手でも安心して導入できます。


eラーニングシステムを導入するまでの流れ

eラーニングシステムを会社に導入するまでの流れは、主に以下のとおりです。

  1. 各システムを比較して選ぶ
  2. 業者と契約を締結する
  3. 環境を構築して運用の準備を進める
  4. 対象従業員に通知して運用を始める

各手順について解説します。

1. 各システムを比較して選ぶ

eラーニングシステムを導入することを決めたら、選び方のポイントを意識しつつ、料金・機能・コンテンツなどを比較して、自社に合ったものを選びましょう。

eラーニングシステムの情報は、各提供会社のホームページで確認できます。ただし、細かい情報までは記載されていないこともあるため、必要に応じて詳細な資料をダウンロードすることも重要です。

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2. 業者と契約を締結する

eラーニングシステムを決めたら、提供する事業者と契約を締結します。

契約にあたっては、必ず契約書で料金や細かな条件を確認することが重要です。eラーニングシステムによって、料金は容量や人数などさまざまな項目によって変動することがあるため、自分で試算していた額と異なる可能性があります。

また、契約期間は月契約・年契約などさまざまです。長期間利用することを検討している場合は、契約満了後の扱いがどうなるのかも確認しておきましょう。

3. 環境を構築して運用の準備を進める

契約後、環境を構築してeラーニングシステムを運用する準備を進めます。ただし、クラウド型で運用する場合は、サーバーの準備やデータベースの設定などは必要ありません。

環境を構築し終えたら、受講者が利用できるように学習コースを設定したり、教材・テストを作成したりします。運用後スムーズに受講者に使ってもらえるように、不明な点や自信がない点などについては、あらかじめシステム提供事業者に確認しておきましょう。

4. 対象従業員に通知して運用を始める

準備が整ったら、eラーニングシステムの運用を始めます。対象の従業員(受講者)に運用開始日や利用方法などを伝え、eラーニングの受講を促しましょう。

運用開始後も、進捗管理や理解度確認、受講者に対するこまめなフォローなどの対応が必要です。また、アンケートなどでeラーニングに対するフィードバックを受けたら、状況に応じて改善していきましょう。


eラーニングシステムを比較して、自社に合ったものを導入する

eラーニングシステムとは、オンラインで学習コンテンツを提供する仕組みのことです。導入にあたっては、事前に目的を整理したり、予算を確認したりしておきましょう。

具体的にシステムを選ぶ際は、料金や機能などを比較します。例えば、自社の資料を使ったオリジナルの教材で受講者に学習してほしい場合は、教材作成機能や教材配信機能が欠かせません。

受講生のモチベーションを維持するために、コミュニケーション機能が必要になることもあるでしょう。

eラーニングシステムの導入を決めたら、ぜひ各システムを比較して自社に合ったものを導入してください。


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