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「エクストリーム出社」とは? 出社前の活動が社員に与えるメリット

著者:   bizocean事務局

「エクストリーム出社」とは? 出社前の活動が社員に与えるメリット

「エクストリーム出社」は、出社前の時間に登山や観光などのアクティビティを行い、仕事に対する意識や心身の調子を整えることです。

過去には全国的なイベントが開催されたこともあり、新しい働き方の1つとして注目されています。

しかし出社前に行うものである分、いくつか注意すべき点もあります。エクストリーム出社を自社に取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。


エクストリーム出社とは

エクストリーム出社とは、出社前に非日常的なアクティビティを経験し、リフレッシュした状態で仕事に臨む「新しい働き方」の1つです。

早朝から登山やスポーツ、観光などのアクティビティを行い、心身を活性化させることが特徴に挙げられます。

従来の通勤ストレスを軽減し、生産性やワークライフバランスを向上させる効果に期待されています。

エクストリーム出社の由来と起源

エクストリーム出社という言葉は、「エクストリーム(過激・極端)」と「出社」を組み合わせた造語です。

日本エクストリーム出社協会代表の、天谷窓大さんと椎名隆彦さんによって提唱されました。

過去には「全国一斉エクストリーム出社大会」というイベントも開催され、全国から多くの人々が参加しました。

朝活との違い

似た意味の言葉として「朝活」をイメージする人もいるでしょう。確かにエクストリーム出社と朝活は活動の時間帯が近いものですが、その目的や性質は異なります。

朝活は主に「実用性」や「学び」「スキルアップ」を追求し、読書や英会話、ヨガなどの活動を行います。

一方のエクストリーム出社は、「楽しさ」や「面白さ」「好きなことの追求」が、アクティビティの中心です。

どちらを選ぶかは、各自が朝に活動する目的や求めるものが基準となるでしょう。


エクストリーム出社の実施例

エクストリーム出社におけるアクティビティとしては、以下のようなものがあります。

  • 絶叫マシーンに乗る
  • スイカ割り大会を行う
  • 登山をして日の出を見る
  • サーフィンやSUP(サップ)、カヌーなどを楽しむ
  • カラオケやボウリングをする

過去に実施された「全国一斉エクストリーム出社大会」の出場者の中には「石段を3,333段上ってから下りて、自転車を60km漕ぐ」「一人でキャンプをする」といったことをした人もいました。


エクストリーム出社のメリット

エクストリーム出社は、内容にインパクトがあるだけに限らず、従業員に対してさまざまな効果が期待できます。

従業員の業務効率アップの一環として、取り入れてみてはいかがでしょうか。

リフレッシュになり仕事の効率が上がる

出社前にあえて非日常的な活動をすることで、従業員の心身をリフレッシュさせられます。

その結果、仕事の効率も向上するでしょう。ルーティンワークが多い従業員も、新鮮な気持ちで取り組めるようになるかもしれません。

また、早朝に太陽の光を浴びることで、「セロトニン」の分泌が促進されます。セロトニンは脳内の神経伝達物質の1つで、ストレスを和らげる働きがあると言われています。

エクストリーム出社によってセロトニンが増やせれば、従業員のメンタルバランスも整いやすくなるでしょう。

早寝早起きの生活リズムが身に付く

エクストリーム出社は出社前の時間に行う活動のため、早起きが欠かせません。

また、早く起きるためには早く寝る必要がありますし、そのためには仕事を早めに切り上げることも必要になるでしょう。

これにより従業員には自然と「早寝早起き」の習慣が身に付き、生活リズムを整えられるでしょう。

遅刻が多い従業員や、生活習慣が乱れている従業員にとって、良い影響が見られるかもしれません。

新たな出会いにもつながる

エクストリーム出社で行うアクティビティには、複数人で参加するものもあります。異なるバックグラウンドや興味を持つ人々とのつながりが生まれ、各従業員の人脈が広がることもあるでしょう。

その結果、新たなビジネスの機会が広がる可能性もあります。加えて、従業員のコミュニケーションスキルも向上するかもしれません。

特に普段の仕事では接しない年齢層・業種の人が多いアクティビティには、参加するだけでもコミュニケーションのトレーニングになりそうです。

混雑を避けて体験できる

一般的に、エクストリーム出社の対象となる「平日の早朝」は、アクティビティの穴場の時間帯とされています。

普段は行列ができたり予約が必要になったりするような人気のアクティビティでも比較的混雑が避けられ、より落ち着いた雰囲気で体験が可能です。

さらに、交通機関も空いていたり、料金が安くなっていたりする可能性があります。効率的かつ経済的に、有意義な体験ができるでしょう。


エクストリーム出社の注意点

魅力の多いエクストリーム出社ですが、注意すべき点も多々あります。

アクティビティの内容を充実させたあまりに仕事に支障が出る、といったことがないよう、これから解説する内容を従業員に周知しておきましょう。

仕事への遅刻は厳禁

エクストリーム出社をした結果、仕事に遅刻するようなことは絶対に避けなければなりません。

エクストリーム出社はあくまでも、仕事に対する向き合い方を変化させるものであり、仕事をないがしろにしてまで取り組むことではないのです。

エクストリーム出社の計画を立てる際には、移動距離やアクティビティの所要時間を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。

特に、移動が長距離だったり、アクティビティをする場所から会社までの経路が複雑だったりする場合は、時間管理を慎重に行うべきでしょう。

怪我をしても労災の対象外

エクストリーム出社は出社前に行うものですが、アクティビティを行う場所が「通勤経路外」であるため、労災の対象とはなりません。

一般的に、通勤時に起こった事故は労災の対象となり、従業員には労災保険から給付金が支払われます。

しかし、エクストリーム出社の場合はその対象外となるため、アクティビティ中の怪我には十分な注意が必要です。

取り組む内容によっては、大きなリスクが伴います。従業員は事前に十分な安全対策や適切な準備を行い、怪我や事故を防ぐよう努めなければなりません。

服装・持ち物で荷物が多くなる

取り組むアクティビティ次第では、専用のウェアや道具などが必要になり、荷物が増えることが考えられます。通勤途中に満員電車に乗る可能性のある従業員には、より注意を払うよう伝えましょう。

アクティビティに適した服装で、かつそのまま出社できるようなスタイルが理想的です。もしそれが難しければ、無駄な持ち物を最小限に抑えられるよう意識させることをおすすめします。

仕事に支障が出ない頻度で実施する

アクティビティの疲労が原因で仕事中に眠くなったり、体調を崩したりしてしまっては、本末転倒です。

前日は十分な睡眠を確保し、仕事ができる体力を残せるくらいの活動にするよう心掛けさせましょう。

実施頻度も、自身の体調や仕事に影響を与えない程度の回数で実施することが理想的です。

いきなり頻繁にエクストリーム出社をさせるのではなく、最初のうちは週に1日・2週間に1日といったように少ない頻度で取り入れると良いかもしれません。慣れてきたら、徐々に回数を増やしてみてください。


まとめ

エクストリーム出社を取り入れることで、従業員の心身の健康維持や人脈拡大などに良い影響が出る可能性があります。

早朝の時間帯にアクティビティを行う分、混雑を避けやすい点もメリットだと言えるでしょう。

もし自社の従業員に活気がない、仕事への意欲が薄れているように感じるならば、エクストリーム出社を実施してみてはいかがでしょうか。

ただし万が一事故が起きても労災の対象外になる点は、事前に説明することをおすすめします。


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bizocean事務局

bizocean(ビズオーシャン)とは、トライベック株式会社が運営する「仕事の面倒を失くして、新しいビジネススタイルを提案する」をモットーとしたビジネス情報サイト。主なサービスに「bizocean(ビズオーシャン)」、「書式ガイド」、「incore」などがある。

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