ビジネス文書の書き方 第8回 依頼状・お礼状・通知状
この連載では、ビジネス文書の適切な書き方をお伝えします。
ビジネス文書には、一定の書式があります。第7回(通知状・送付状・案内状・招待状)に続き、依頼状・お礼状・通知状10種の文例を見てみましょう。
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文例を掲載しています。以下も同様です。ご活用ください。
【講演依頼状】
専門家などに講演や執筆を依頼する場合は、事前に電話で打診し、了承を得た上で依頼する必要があります。先方が内容を正確に把握できるよう、要旨を簡潔・明瞭に記載することが重要です。講演や締切の直前には、重ねて電話やメールで確認するようにしましょう。
【面会お礼状】
依頼した面会・講演・執筆などが予定通り完了した後は、改めてお礼状を出したいものです。お礼状の定型文として、
まずは略儀ながら書中をもって、ご挨拶かたがた御礼申し上げます。
と末尾に記すのが一般的です。
面会時に受けた質問への回答など持ち帰りの案件があれば、進捗状況を付記しましょう。
個人として送る挨拶状
友人知人に送る私的なはがきとして、転勤と定年退職の挨拶状を見てみましょう。転居を伴う場合は新居の通知を兼ねるため、年賀状シーズンの前に先方に届くようにしましょう。
【転勤の通知状】
次回は、お歳暮のマナーを紹介します。