ビジネス文書の書き方 第15回 ビジネスメールの書式(2) 通知状
基本形はビジネス文書と同じ
ビジネスメールの文面は、これまで解説した対外文書の書き方と同様に考えればOKです。
宛先が会社や組織の場合、敬称は「御中」を用います。個人宛の場合は「様」、複数の個人宛の場合は「各位」とします。
時候の挨拶は省略しても失礼には当たりませんが、日頃から連絡している方には「いつもお世話になっております」の一言を入れましょう。改まった場合なら、「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」の前文から始めるのが望ましいでしょう。
本文への記載事項が多い場合は、「記」として箇条書きにし、末尾に「以上」と記載します。印刷文書と異なる点は、メールでは「記」の文字は省略可能であることと、「以上」を左に寄せて書くことです。
先方がプリントアウトしたり、保存したりする可能性のあるメールは、冒頭に日付を記しておくと親切です。
それでは、文例を見てみましょう。
この記事の著者