このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、対応ブラウザでご覧下さい。

ビジネスシーンで知っておきたい名刺の渡し方の3つのマナーと7つの注意ポイント

ビジネスシーンで知っておきたい名刺の渡し方の3つのマナーと7つの注意ポイント

ビジネスにおいて、名刺の渡し方についての知識は必須事項です。名刺の渡し方で第一印象が決まってしまうと言っても過言ではありません。

そこで今回の記事では、名刺の渡し方のマナーと注意ポイントについて解説します。


この記事の著者

ビジネスにおける名刺の目的

名刺の目的は、単なる自己紹介だけではありません。名刺を交換することは、その後の商談や会議へのスムーズな会話の入口にもなります。

名刺には名前・連絡先・会社名など自身のプロフィール情報が基本情報として載っています。なかには、自分の趣味や出身地などが記載されている個性的なものもあり、会話のきっかけになるでしょう。

名刺交換の流れ

いざ名刺交換の場面で慌ててしまうことのないよう、あらかじめ名刺交換の手順を頭に入れておく必要があります。名刺交換の一般的な流れは、以下の通りです。

  1. 名刺を準備する
    名刺交換はいつどんな時に行われるかわかりません。そのため、いつでも交換できるよう、常にある程度の枚数の名刺を持っておきましょう。
  2. 名刺を渡す
    名刺を渡すときには、「社名・名前」など一言添えながら、名刺が相手から読める向きで渡します。
  3. 名刺を受け取る
    名刺を受け取る際は、一言「頂戴します」と言ってから受け取りましょう。無言で受け取ってしまうと、相手に不快感を与えてしまいます。
  4. 机の上に置く
    名刺を受け取った後は、すぐに鞄の中に片付けずに、一旦机の上に置きましょう。この際、自分から見て左側に置くのが基本とされています。
    名刺が1枚の際には、名刺入れの上に名刺を置きます。一度に複数人と名刺交換をした際には、どれが誰の名刺かわかりやすくするために、席順に並べるなど工夫を施しましょう。
  5. 商談後に片付ける
    名刺を片付けるタイミングは、厳密には決まっていません。しかし、目上の方より早く片付けるのは控えたほうが良いでしょう。鞄に名刺をしまう際は一言「頂戴いたします」と添えるとより丁寧です。

ビジネスにおける名刺の渡し方の3つのマナー

マナー違反とみなされる名刺の渡し方をしてしまうと、話の本題に入る前から悪い印象を持たれてしまう可能性があります。それでは、名刺の渡し方におけるマナーを3つご紹介します。

名刺の渡し方マナー1:訪問した側が先に名刺を渡す

名刺を渡す際は、下の立場(基本的に訪問した側)の人から渡すのが一般的な流れです。ただし、複数人で名刺交換を行う場合は、上司が先に相手に名刺を渡します。

名刺の渡し方マナー2:相手が読める向きで渡す

名刺の向きに注意しながら渡します。一般的には、相手が読みやすい向きで渡すのが一般的です。反対の向きだと「配慮が足りない」と判断されてしまいます。

名刺の渡し方マナー3:立ってから渡す

名刺交換は必ず立ち上がって行います。また、自分の名刺交換が終わっていても、他の方が名刺交換を行っている間は、着席せずに立った状態で待ちましょう。


ビジネスで名刺を渡すときの7つの注意ポイント

ビジネスで名刺を渡すときに注意すべきポイントを7つご紹介します。良い印象で商談を進めるためにも、一つずつ確実に押さえましょう。

注意ポイント1:キレイな名刺を渡す

名刺が折れたり汚れたりしていると、「名刺も管理できない人だから、仕事も雑だろう」と悪いイメージを与えてしまいます。名刺交換をする前に、お渡しする名刺がきれいかどうか、必ず確認しましょう。

注意ポイント2:すぐに渡せるよう準備しておく

ビジネスでは、名刺交換はいつどんなタイミングで行われてもいいよう、常に携帯しておくことが大切です。すぐに取り出せるよう、肌身離さず持ち歩きましょう。

注意ポイント3:名刺を忘れたときの対応

もし名刺を忘れてしまった際には、「忘れました」とは言わずに、「切らしてしまいました」と事情を伝え、会社名や所属部署、名前を口頭で伝えると丁寧です。次回お会いしたときに必ずお渡しできるよう準備しておきましょう。また、しばらくお会いする予定がない場合は、資料や送付物などと一緒に名刺をお送りすると好印象です。

注意ポイント4:打ち合わせが始まってしまった時の対応

名刺交換のタイミングが掴めずに、打ち合わせが始まってしまうこともあるでしょう。その際は、打ち合わせを無理に止めずに、打ち合わせ終了後に相手に声をかけて名刺交換を行います。

注意ポイント5:訪問先の方から先に名刺を差し出されたときの対応

名刺交換では、「下の立場(訪問した側)の者から渡す」と紹介しました。万が一、自分からお渡しする前に訪問先の方から名刺を差し出されたときは、一旦受け取った後に「申し遅れました」と一言添えて自分の名刺をお渡ししましょう。

注意ポイント6:相手側が名刺交換の準備ができていないときの対応

自分が名刺交換の準備ができていたとしても、あからさまに「待っています」という態度をとらないよう気を付けましょう。相手を焦らせてしまわないよう、双方の準備が出来たことを確認したうえで、名刺交換を行います。

注意ポイント7:同時に名刺を差し出されたとき

自分が名刺を渡そうと準備するのと同時に名刺を差し出されたときの対応も覚えておきましょう。この場合は、まず渡す名刺を右手に持ち、左手で名刺入れを持ちます。そして右手で名刺を差し出し、同時に左手で名刺入れと受け取った名刺を挟み込むように受け取りましょう。


ビジネスでは名刺の渡し方でその後の印象が変わる

名刺交換は、ビジネスにおける日常的な挨拶のようなものです。マナー違反だとみなされる対応をとってしまうと、その後の商談内容にも影響しかねません。名刺交換は頻繁に行われるため、一通りの基本的なマナーや注意点は、必ず押さえておきましょう。

この記事に関連する最新記事

おすすめ書式テンプレート

書式テンプレートをもっと見る

著者プロフィール

author_item{name}

bizocean編集部

この著者の他の記事(全て見る

bizoceanジャーナルトップページ