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第二新卒の面接で嘘を見抜く方法とは?質問事例も紹介!

著者:   bizocean編集部

第二新卒の面接で嘘を見抜く方法とは?質問事例も紹介!

採用面接の際に「この応募者は本当のことを言っているのか?」と疑問に感じてしまう採用担当者もいるのではないでしょうか。

第二新卒の採用面接の際にも、中途採用者との比較を恐れて嘘をついたり、経歴を盛って話してしまう方もいらっしゃいます。そのため、採用担当者には「嘘を見抜く力」が必要です。そこで今回は、第二新卒の面接で嘘を見抜く方法について解説します。

第二新卒の採用を検討している採用担当者の方は、ぜひ最後まで読み進めてください。


第二新卒とは

第二新卒とは、高校、専門学校、短大、大学を卒業後に就職した企業を3年以内に辞めた方、もしくは転職を考えている方を指します。

一度就職を経験しているため、最低限のビジネスマナーは習得しており、前社歴が短く次の就職先にも馴染みやすい方が多い傾向にあります。

第二新卒の面接で嘘を見抜く3つの方法

以下では第二新卒の面接で嘘を見抜く3つの方法を解説します。

方法1:履歴書やエントリーシートの内容と発言の整合性を見る

まず意識して見るべき点は、履歴書やエントリーシートなど、事前に提出してもらう書類に書かれている内容と、面接時の発言を比較して、整合性が取れているかどうかです。

発言の内容だけでなく、例えばエントリーシートに「積極的な性格だ」と書かれているにも関わらず、面接では声も小さく、発言も消極的な場合は、書類と実態に整合性が取れていないということになります。

方法2:5W1Hで徹底的に掘り下げる

実際に面接を行っている際に、応募者が嘘をついている可能性を感じた際には、その話について5W1H(「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」)を深掘りして質問をしましょう。

面接の際には、応募者を深掘りするだけでなく、その話に出てきた関係者や派生した話にもつなげて掘り下げていくと、嘘をついているかを確認できます。

方法3:20分以上の長い時間で自己紹介や過去の経歴を聞く

採用面接に臨む多くの方は、自己紹介や過去の経歴など想定される質問事項については、事前に回答を準備している場合が多く、中には嘘の経歴や経歴を盛った話を準備している方もいます。

3分や5分などの短い時間での自己紹介などでは、事前に暗記した内容をそのまま発言できてしまうため、暗記が困難な20分以上を目安に長い時間での自己紹介を求めてみましょう。

長時間の話になると嘘をつなげることが困難になり、どこかで話の整合性が取れなくなることから、嘘を見抜きやすくなります。


第二新卒の面接で嘘を見抜く5つの質問事例を紹介

第二新卒の面接で、嘘を見抜くために有効な5つの質問事例をご紹介します。

質問1:具体的に数値や名称を踏まえて教えて頂けますか?

採用面接の中で「具体的に数値や名称を踏まえて教えて頂けますか?」と聞くと、前職での経歴や過去の経験についてより具体的に聞き出せる上に、その話にどこまで信憑性があるかを判断しやすくなります。

質問2:具体的に事例を踏まえて教えて頂けますか?

「具体的に事例を踏まえて教えて頂けますか?」という質問をして、具体的な事例を何パターンか聞き出すと嘘を見抜ける可能性があります。

例えば前職での実績について聞き出す際には、具体的な会社名や商品名、商品の特徴やメリット・デメリットについても深掘りすることで、本当の実績であるかを見抜きやすくなります。

質問3:苦労した点を教えてください。

職務経験など業務上のスキルや経験を問うシーンでは、「苦労した点を教えてください。」と質問すると、その成果を本当に応募者が成し遂げたのかを見抜きやすくなります。

チームで成し遂げた成果を自分1人で成し遂げたかのように話す方もいるため、その点についても深堀りしていきます。すると個人でも成果を出せるのか、チームプレイで力を発揮するのかについても判断しやすくなります。

質問4:少し本題から逸れますが、その部分を詳しく教えて頂けますか?

スラスラと話している時ほど、作り上げた話を暗記している可能性があります。

そのような時には「少し本題から逸れますが、その部分を詳しく教えて頂けますか?」と質問し、本筋以外の細かい所を深掘りして、その周辺の話にも整合性が取れているかを確認しましょう。

質問5:最後にもう一度教えていただけますか?

この項目でご紹介した「質問1〜4」の質問を試して、面接終盤になっても嘘をついている可能性が拭えない場合は、「最後にもう一度教えていただけますか?」と質問し、面接の序盤に聞いた話を面接の最後に再度聞き返しましょう。

この時に事前に提出してもらった履歴書やエントリーシート、職務経歴書や面接中にメモした内容を見比べてみて、全ての話の整合性が取れているかを確認することで、嘘を見抜きやすくなります。


面接に慣れれば、嘘を見抜くことは難しくはない

第二新卒の採用面接を担当し始めたばかりの方は、応募者の発言の中から事実と嘘を見抜くことは難しいことでしょう。ただし、面接に慣れれば、段々と違和感にも気づけるようになります。

まだ採用面接に慣れていない方は、今回紹介した内容を意識しながら面接経験を積みましょう。

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