美しいデザイン・レイアウトの表紙の作り方
プレゼンテーションや企画書で大切なのは中身ですが、実は表紙のデザイン・レイアウトの美しさは、見る人々のモチベーションを高める大切な役割を担っています。
企画の素晴らしさを予感させる表紙を添え、セクションごとに中表紙を入れることで、企画書のレベルがぐっと上がります。
ここでは、表紙作成のポイントをまとめました。
表紙デザインのポイント
表紙にセンスが感じられると、そのあとのプレゼンの内容にもセンスがあるのではないかという期待値が上がります。プレゼンの資料は外見の第一印象が大事です。ポイントとしては、自分の美的センスに溺れず客観的に美しいことが大事です。そのため、ゼロから自分で作成するよりも既存のテンプレートをベースにするといいでしょう。次に大事なのがカラーです。企業によってはブランドカラーあったりします。資料の用途や、社外、社内向けなど対象者によっても使い分けが求められます。そして、全体の印象を崩さないフォントを使用しましょう。
企画書の場合
企画書の場合は、カラーは白ともう1色など、2色以内で構成し直線的デザインが好ましいでしょう。企画書は、内容を読んでもらわなければなりません。そのため、表紙で魅せすぎないことが大切です。派手な色遣いやイラストの使用は控えシンプルなものが好ましいでしょう。また、企画のタイトルと、誰が提案者なの分かるよう読みやすさを重視してフォントを選択し、フォントサイズにも気を付けましょう。
プレゼンテーションの場合
プレゼンテーションの場合は、表紙からワクワク感が伝わらなければなりません。ワクワクだから派手な色使いではなく、プレゼンの内容が外に出てきているというイメージで考えるといいでしょう。例えば、子供向けの商品のプレゼンなら、パステルカラーを数色入れてもいいでしょう。大人向けの商材なら、コントラストを意識して落ち着いた色味を使用すると高級感が増す効果も得られます。フォントも、カラーのイメージに近いものを選択するといいでしょう。
中表紙の役割
企画書やプレゼンテーションでセクションが変わる際には中表紙を使いましょう。相手の緊張や集中力をリセットし、企画やプレゼンの構成もわかりやすくなり、一方的に話し続けるだけでなく簡単な振り返りや質疑などコミュニケーションを図るタイミングとしても効果的です。後日確認する際も、欲しい情報が探しやすくなり、後々まで生きた資料となります。
パワーポイントで表紙・中表紙を編集するには
表紙や中表紙のレイアウトやデザインを修正するには、スライドマスタを使いましょう。全体のバランスを見ながら、短時間で処理ができます。フォントの変更も全体的にできるのでスライドごとに確認するよりも楽に変更ができます。