明細書の基本書き方ガイド│用途別の便利なテンプレート付きでわかりやすく解説!
明細書の書き方がわからず悩んでいませんか?
明細書は、給与や費用の内訳を明確に示す文書です。これにより「何にどれだけ支払われたか」を確認することが可能です。
例えば、給与明細書では現金支給額の計算方法が分かり、医療費明細書ではどの医療サービスにどれだけの費用がかかったかを把握することができます。
この記事では、明細書の種類や書き方についてわかりやすく解説します。すぐに使えるテンプレートもご用意したので、ぜひ参考にしてください。
明細書はいつ使えばいい?
明細書を使用する場面は多々あります。例えば、ネットや光熱費がクレジットカード払いの場合でも、月末が近づくと、契約している会社から今月はどれだけ引き落とされるかが示された明細書が送られてきます。
このようにさまざまな費用に対して明細書が送られますが、一般的に「金額の内訳を詳細に照合確認する時」といえるでしょう。
明細書の種類
明細書は数多くありますが、よく使われるものには給与明細書、賞与明細書、支払明細書、出張旅費明細書、診療報酬明細書などがあります。ひとつずつ見てみましょう。
給与明細書
給与の内訳を表しています。基本給の支給額から、税金や保険料などの控除額が引かれ現金支給額が決定されます。
賞与明細書
賞与はボーナスともいわれます。賞与も給与の一種とみなされるので、雇用保険料と所得税がかかります。住民税は引かれません。
支払明細書
用途は多岐にわたりますが、ビジネスで使用される場合は取引先に支払った金額の内訳を表します。
出張旅費明細書
仕事の関係で出張する場合に使用します。交通費、宿泊費、接待等の交際費、通信費の項目があります。
診療報酬明細書
医療機関が保険者に医療費を請求する際に使用されます。投薬、注射、検査といった項目から、請求点を計算します。なお、請求点は1点=10円です。
明細書のテンプレート・記載項目
何にどれだけ使用したかをすぐに見られるようにするだけではなく、必要な項目がすでに記載されており、あとは数字を記入するだけの上記のテンプレートのようなエクセル(Excel)形式が望ましいです。
保険料や税金の計算方法は法律で定められているので、忘れずに確認しましょう。
明細書はお金を扱うため、見落としや記入ミスを防がなければいけません。2重チェックをしたり、1行おきに色を付けるなど工夫をして確認の手間を減らしましょう。
まとめ
明細書を書くのは、テンプレートと使用するタイミングを決定すればルーティーンワークです。
テンプレートは会社ごとに決まっているところが多いですが、もしまだ決まっていなかったり、変更を考えている場合はぜひ会社ロゴを入れて使用してみてください。