ターゲットの設定方法と企画書の書き方

商品やサービスを提供する際には、その商品やサービスをどのようなターゲットに売り込んでいくのかを設定することが、重要なポイントになります。
ここでは、ターゲットに関する企画書のテンプレートについてご説明します。
ターゲットの意味
製品を販売するときに想定した購入層のことを、ターゲットと言います。
ターゲットを設定しなければ、効果的なプロモーションを打つことはできません。製品を売り込むとき、ターゲットの趣味趣向に合わせたマーケティング活動を行う必要があるのです。
消費者はどんどん多様化しており、良い製品をお手ごろ価格で売り出せば売れるという時代は終わりました。製品の機能だけでなく、消費者のニーズのうえを行く付加価値をつけなければ生き残れないほど、競争は激化しています。
そのため、市場を細分化して、トレンドを押さえたターゲット選定をする必要があると言えるでしょう。
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ターゲットマーケティングとは
自社の製品を展開していくうえで、特定のターゲットに絞ってマーケティング活動を行うことをターゲットマーケティングと言います。
まず市場をセグメント別に分け、そのなかからいくつかのセグメントを選択して、ターゲットのニーズに合ったマーケティングミックスを開発していきます。
どの市場にターゲットを絞るかということは、マーケティング戦略策定において重要なステップとなっています。
ペルソナの作り方
製品を販売するうえで、理想の顧客像となるのがペルソナです。
ペルソナを想定することでターゲットがブレることなく、社内の共通認識として浸透し、それが優良顧客の獲得にもつながります。
年齢、勤務先、家族構成、趣味、習い事、行動パターン、悩みまで、具体的なペルソナを設定します。
ペルソナは、下記のステップを踏んで作っていきましょう。
- ペルソナにつながる情報を収集する
- 収集した情報を仕分け、まとめる
- ストーリー仕立てのペルソナにする
ペルソナは架空の人物ではありますが、できるだけリアル性のある、特定の人物として作り上げていく必要があります。
まずは1. ペルソナにつながる情報収集ですが、街頭インタビューやアンケートを取ることもあれば、時間短縮のため、身近にいる社員や顧客をベースに作ることもあります。
情報収集ができたら2. 収集した情報を仕分け、まとめます。そして、情報の共通項をピックアップして分類しましょう。
仕分けができたら、3.ストーリー仕立てのペルソナを作ります。大切なことはプロフィールを作ることではなく、人物の行動パターンを想定し、さらに、なぜその行動パターンを取るのかというところまで作りこむことです。
ターゲットの設定方法
消費者が多様化している現在、「どんな人に」売るかではなく、「誰に」売るかを意識しなければなりません。
例えば「20代女性」といっても、主婦もいればOLや学生もいるでしょう。彼女たちの属性によってもニーズは異なるはずです。
より具体的なターゲットを設定するためには、3つのポイントがあります。
- 属性
- 価値観
- 悩み・夢・課題
これらをより具体的にして、ターゲットを絞りましょう。
価値観の多様化により、ターゲットを絞ることは難しくなってきています。より多くの人をターゲットにしようとすると、コンセプトが曖昧になってしまうことが懸念されます。そのためにも、ペルソナを作ることは有効なのです。
具体的に的を合わせることで説得力は増し、結果ターゲットに響くマーケティング活動を行うことが可能となるでしょう。
ターゲットを明確にした企画書の書き方
成功する企画書の構成は、CTPTと言われています。CTPTとは、コンセプト(C)、ターゲット(T)、プロセス(P)、ツール&イベント(T)を表しています。このフレームを利用した企画書を書けば、説得力のあるものになるでしょう。なかでも、ターゲットの明確な設定が企画書の肝となります。
ここでポイントとなるのは、コンセプトとターゲットの整合を取ることです。セグメントしたターゲットにコンセプトが合っているかを検証したうえで、企画書を書きましょう。
事業のターゲットの企画書テンプレート
事業を開始するにあたり、特に新規事業ではターゲットの選定がされておらず、潜在ニーズの発掘が必要となる場合があります。それを明確に把握するためには、ターゲットとなる顧客を分類してステップを踏む必要があります。
企画書を作成するのに、便利なテンプレートをご紹介しましょう。ステップがピラミッド型になっており、ステップごとの戦略などが書き込めるフォーマットになっています。順序を踏むことでピラミッドが完成します。
このテンプレートを使えば、事業ターゲット獲得の計画と順序が視覚で理解できるため、便利です。
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まとめ
事業を展開していくうえでターゲットマーケティングは、とても重要な役割を担っています。せっかく良い商品を作っても、売り込むターゲットを間違えては意味がありません。設定するターゲットに合わせてマーケティング活動を展開していく必要があるのです。
例えば、髭剃りなどのメンズ向け商品のキャンペーンを、レディスフロアで開催しても効果はありませんよね。生き物とも言えるトレンドは、的確にターゲットを絞ることで事業展開にマッチしていくのです。
ターゲットの企画を立てるときには、ぜひテンプレートを参考に作成してみてください。
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