オートシェイプとは? 使い方と書式設定
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オートシェイプとは、マイクロソフト系のソフト(エクセル、パワーポイント、ワードなど)で使える図形描画の機能で、丸・四角・三角などの基本的な図形や、矢印・吹き出しなどのよく使う図形を簡単に描くことができます。
図形の中に文字を入れたり、書式設定で配色や影をつけたりすることも可能で、企画書・提案資料に多用される機能です。
本コラムでは、オートシェイプの使い方や書式設定などを詳しく解説します。
オートシェイプの使い方
資料やビジネス文書を作成する際、オートシェイプを使うと視覚効果がアップします。使い方によってはいろいろな図形を描くことができるため、地図の描画にも最適です。
手書きでは曲がってしまう線や図形も、オートシェイプを使えば綺麗に描画できます。色を変えたり、文字を追加したり、オートシェイプの使い道は未知数とも言えます。
オートシェイプのベーシックな使い方を見ていきましょう。
挿入
エクセル2013のオートシェイプを基に、ご説明します。
まずは、オートシェイプの挿入です。「挿入」タブをクリックして、さらにそのなかから「図形」をクリックします。すると図形一覧がたくさん表示されますので、使いたい図形をクリックしましょう。
図形を選ぶとカーソルが+になりますから、そのまま描画したい場所に、キーを押したままドラッグすることで形を整えられます。
書式設定
図形描画をすると、自動的に書式タブが表示されます。ここで図形の色や枠線の色を変えたり、効果をつけたりすることができます。もしくは図形を右クリックすると、同じように色を変えたり、テキストを追加したりできます。
また、図形に影をつけて3Dにするとより立体的になりますので、試してみてください。
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オートシェイプを使ったお絵かき例
オートシェイプの足し引きによって、お絵かきすることもできます。
例えば、オートシェイプから○(円)を選んで描画し、青色に塗りつぶします。次に、描画した円をコピーし、元の書式を保持して貼り付けます。図形の塗りつぶしから白色を選び、枠線も白色に変えます。この時点で、2つの色違いの円が作成されたことになります。白色の円を青色の円に重ねると、三日月の完成です。
2つの図をグループ化すれば、固定されて形が崩れることはありません。
オートシェイプで作るガントチャート(スケジュール表)
エクセルでスケジュールを作成するとき、エクセルのセルだけで作ることもできますが、工程が複雑な場合はガントチャートが便利です。
見やすいガントチャートを作成するには、オートシェイプが非常に役立ちます。矢印やホームベース型の図がよく用いられます。ホームベース型の図なら、なかに文字をたくさん書くことができるため、ガントチャート作成にオススメです。
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まとめ
Officeシリーズには、資料作成に便利な機能が多数搭載されています。オートシェイプは図形描画の機能で、いろいろな図を簡単に作成することができるものです。
ビジネス文書は文字による説明だけでなく、視覚効果を入れることで格段に見やすくなります。手書きで図を描くのが苦手という人でも、オートシェイプなら図形を選んでドラッグするだけで、上手に図形を描くことができます。
企画書や提案資料などに、ぜひオートシェイプを利用して、図形を挿入してみてください。
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