パワーポイントで企画書を作成! 伝わりやすい資料にするポイントを解説
企画書を作る際にパワーポイントを利用するのはおすすめです。多彩なデザインが可能なため、視覚的に情報が伝わりやすく魅力的な企画書が作成できます。
とはいえ、企画書をパワーポイントで作りたいけど、実際にデザインをどのように活かせばいいか悩む方もいるでしょう。
この記事では、企画書をパワーポイントで作る際のポイントを徹底的に解説します。
企画書をパワーポイントで作る際のポイント
ここでは、企画書をパワーポイントで作る際に意識すべきポイントを紹介します。
まずは企画書の構成を考える
まずはいきなり書き出すのではなく、企画書の構成を考えることが重要です。
一つひとつのスライドを作成する前に構成案を記載することで、企画書を作成する基盤が築けます。
構成を作るときは6W2Hの法則を使用しましょう。
<6W2Hの法則>
Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)
How(どのように)、How much(いくらで)、How many(いくつ)
その後、洗い出した情報をもとに、タイトルから締めのスライドまでの構成を計画します。各スライドで伝えるべきポイントや情報の流れを考えましょう。
あらかじめ構成が確定していると、企画書が作りやすいだけでなく全体の流れが整理されるメリットがあります。
伝えたいメッセージは1スライドに1つ
伝えたいメッセージは1スライドに1つまでにするのも、重要なポイントです。情報を詰め込み過ぎず、シンプルかつ明確なスライドを目指すと見やすい企画書が作成できます。
また、細かなデザインや細部の編集に取り掛かる前に、全ページの構成を作成しておきましょう。
全体の流れや追記したい情報がないかなど、確認してから細かなデザインに移るとスムーズに作成できます。
グラフ・写真を有効に使う
データを挿入する際には、表やグラフを使用して情報を視覚的に示すことが大切です。
視覚的にわかりやすいデータは、根拠や説得力を与えやすく、情報が伝わりやすくなります。
また、文字だけでは伝えきれない、相手に具体的なイメージを伝えたいという場合には、写真や画像を挿入しましょう。
画像を使うと、視覚的な印象や感情を引き立て、企画書全体をより魅力的に演出できます。
企画書の目的とは?
企画書は、相手に問題の解決策や新しい提案をするための資料です。
企画書を利用することで、相手に対して情報を明確かつ説得力を持って伝え、考えをわかりやすくイメージしてもらえます。
協力や承認を得るためには、企画書の内容を把握して共感してもらうことが大切です。
そのためにも、相手がわかりやすいような論理的な流れを意識した構成や、画像やグラフなどの工夫が求められます。
データや数字を視覚的に伝えると、説得力も増すためよりコンセプトが伝わりやすいでしょう。
パワーポイントの企画書は「デザイン」も大事
パワーポイントの魅力は、ワードよりも多彩なデザインが可能な点です。テキストだけでなく、グラフ、イラスト、写真、図表などを用いて情報を視覚的に示すことができます。
また、フォントは、ゴシック体が読みやすくおすすめです。一貫性を保つために、企画書全体で同じフォントを使用するようにしましょう。
他にも、色の使い方も重要なポイントです。色があまりに多いと乱雑な印象を与えてしまうため、メインとなるカラーを3色程度選ぶとバランスがよくなります。
メインカラーには原色以外の色を使うと、より目に入りやすい企画書が作成できます。
まとめ
企画書は、自分のアイデアや問題の解決策を相手へわかりやすく伝える手段です。パワーポイントは多彩なデザインが可能なため、より視覚的にメッセージを伝えやすいメリットがあります。
写真やグラフなどを利用すると、提案の説得力が増すため積極的に使いましょう。
デザインにも注意しつつ、フォントの読みやすさや配色の統一性を考慮できると、より質の高い企画書が作成できます。