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カジュアルなお礼状の書き方を例文付きで紹介!

カジュアルなお礼状の書き方を例文付きで紹介!

親しい友人や知人から贈り物をもらった、あるいはイベントに招待してもらったときなどに出すお礼状は、短く硬すぎない文面に仕上げましょう。

書くものも、メッセージカードや一筆箋にすると、より親しみのあるお礼状になります。

この記事では、知人から贈り物をいただいたときをはじめ4つのシーン別に、カジュアルなお礼状の例文を紹介します。

相手との関係性やお礼状を出す時期などに合わせて、アレンジして使ってください。


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カジュアルなお礼状とは

カジュアルなお礼状とは、日ごろからお世話になっている親しい人へ送るお礼状のことを指します。親しい人へ送るお礼状だからこそ、文章の書き方に悩む人もいるのではないでしょうか。

本記事では、カジュアルなお礼状を書く時のポイントを、例文を交えながらご紹介します。

カジュアルなお礼状とは親しい人への簡単なお礼状

カジュアルなお礼状とは、親しい人へ送る簡単なお礼状です。日ごろからお世話になっている親しい人へ、感謝の気持ちを伝えたいときに用いられます。

一般的に、一筆箋やハガキなどに書いて送ります。カジュアルなお礼状では、あまりかしこまらないようにすることがポイントです。シンプルな言葉で感謝の意を込めるようにしましょう。

カジュアルなお礼状は、友人からプレゼントをもらったときや、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるときに送ります。

カジュアルなお礼状を送ることで、相手との親交をより深められるかもしれません。

お礼状の基本構成

カジュアルなお礼状であっても、基本的な構成は、通常のお礼状と変わらないと考えてよいです。お礼状の構成は、以下のとおりです。

①時候の挨拶

例:「暑中見舞い申し上げます」「寒さもそろそろやわらいでまいりました」

➁お礼の言葉

例:「先日は素敵な贈り物をいただき、ありがとうございました」「温かいご指導をいただき、感謝いたします」

③本文

例:「私を含めて家族は皆〇〇には目がなく、早速今晩いただこうと思います」「あの時、☐☐先輩がかけてくださった言葉が、私の救いになりました」

④結語

例:「これから寒くなりますが、どうかご自愛ください」「☐☐先輩のさらなるご活躍をお祈りいたします」

上記のような構成で書くことで、相手により感謝の気持ちが伝わりやすくなるでしょう。


カジュアルなお礼状の書き方ポイント

カジュアルなお礼状を書く際のポイントは、感謝の気持ちを短文で伝えることです。

一般的なお礼状は時候の挨拶から始まり、お礼の言葉と本文、結びの挨拶で構成されます。カジュアルなお礼状も基本的には同じ構成で構いませんが、あまり長文にしてしまうと硬い印象を与えてしまいます。

「もらった物のどんな点が良かったか」「相手のどういった行動が嬉しかったか」といった点に触れつつ、個別具体的なメッセージにしてみてください。

書くときも封書ではなく、メッセージカードや一筆箋、ハガキなどを使うと良いでしょう。デザインも、自分が好きなもので構いません。


カジュアルなお礼状の例文

ここからは、以下のシーンで使えるカジュアルなお礼状の例文を紹介します。

  • 知人から贈り物をいただいたお礼
  • お中元・お歳暮のお礼
  • 結婚式出席のお礼
  • お世話になった方へのお礼

「カジュアルなお礼状の書き方ポイント」で解説した点も参考に、文面をアレンジして使ってみてください。なお、時候の挨拶はお礼状を出す時期に合わせたものを選んで使いましょう。

知人から贈り物をいただいたお礼

誕生日プレゼントやお祝いの品に、食べ物をもらった場合の例文を紹介します。

拝啓 落ち葉舞い散る季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

先日は〇〇(もらったものの名前)をいただき、ありがとうございました。
〇〇は私の大好物で、さっそく今晩いただく予定です。
温かいお気遣いに、心から感謝いたします。

季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。
敬具

〇年〇月〇日
〇〇(あなたの名前)

雑貨や衣類などをもらった場合は、「ちょうど購入予定だったので、とても嬉しかった」「さっそく使ってみたところ、とても使い勝手が良い」といった文言を添えると良いでしょう。

お中元・お歳暮のお礼

お中元やお歳暮をもらった際は、届いた日から3日以内にお礼状を出しましょう。

文面では、品物が無事に手元に届いたことと、感謝の気持ちを丁寧に伝えてください。

拝啓 暑さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このたびは素敵なお中元をいただき、ありがとうございました。
さっそく、家族全員でいただきました。
いつもながらのお心遣いに、大変感謝しております。

夏風邪など引かれませんよう、くれぐれもご自愛ください。

敬具

〇年〇月〇日
〇〇(あなたの名前)

お中元は7~8月にいただくものですが、もらった時期によって時候の挨拶も調整すると良いでしょう。

もし内容に迷う場合は「日差しがまぶしい時期になりましたが」といった、時期を問わずに使えるものを選ぶことをおすすめします。

結婚式出席のお礼

結婚式の参列者へのお礼状には、結婚式当日の様子や感想などを添えて、参列への感謝を伝えましょう。

拝啓 日ごとに春めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

先日は私たちの結婚式にご出席いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、一生の思い出に残る一日になりました。

今後とも末長いお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
お近くに来られることがあれば、新居にもぜひ立ち寄ってくださいね。

まだまだ朝晩は冷え込みますので、くれぐれもご自愛ください。

敬具

〇年〇月〇日
(新居の住所)
新郎の姓名
新婦の姓名(旧姓〇〇)
宛先

同世代の友人に送る場合は、挨拶を省略しても構いません。

文面にも「当日はとても緊張したけれど、〇〇さんの顔を見たらとてもホッとしました」など、率直な気持ちを書き添えると良いでしょう。

お世話になった方へのお礼

誰かのお世話になったときのお礼状の文面は、内容はシーンに応じてさまざまなものが考えられます。

どういったケースでも「お世話になったお礼」「充実した時間を過ごせたこと」を伝えると良いでしょう。

具体的なエピソードが添えられると、さらに喜ばれるはずです。

拝啓 寒さが身に染みる時期となりましたが、お元気でお過ごしのことと思います。

在籍中は大変お世話になりました。
★★部長(相手の名前)からはとても多くのことを学ばせていただきました。
私が■■の仕事でミスをして落ち込んだとき、★★部長がフォローしてくださったことは忘れません。

新しい職場でも、★★部長から学んだことを忘れず頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
★★部長の今後のご活躍をお祈りしております。

敬具
〇年〇月〇日
〇〇(あなたの名前)

イベントに招待してもらったときは「先日はお招きいただきありがとうございました。おかげさまで楽しい時間を過ごせました」、研修でお世話になったときは「分かりやすく教えていただき、ありがとうございました」などが考えられます。


カジュアルなお礼状を書く際の注意点

「カジュアルな」お礼状ですが、親しき中にも礼儀ありです。せっかく感謝を伝えるための文書なので、送られた相手が失礼だと感じないようにする必要があります。

以下では、カジュアルなお礼状を作成する際の注意点を3つ紹介します。

カジュアルなお礼状を出していい相手か考慮する

はじめに、カジュアルなお礼状を送っても失礼でない関係性の相手かどうか考慮しましょう。家族同士でつながりがある場合は、相手の家族のことまで気を配ることが大切です。

たとえば、相手が喪中の場合や、病気やけがの療養中の場合にお礼状を送ってしまうと失礼にあたります。

お礼状を送るときは、できる限り相手の環境や状況を確かめるようにしましょう。お礼状を送るタイミングとして適切でないならば、無理に送る必要はありません。

お礼状に季節の言葉を入れる

先述のとおり、お礼状の書き出しには季節の言葉を添える慣習があります。以下は、時候の挨拶の具体例です。

<春>

  • 春分の候
  • うららかな春風が心地よい季節となりました
  • 日増しにあたたかくなってまいりました

<夏>

  • 向夏の候
  • 木々の緑も深みを増して
  • 残暑きびしい毎日がつづいております

<秋>

  • 新秋の候
  • 秋も深くなり
  • 木々の葉も色づいてまいりました

<冬>

  • 初冬の候
  • ちらちらと粉雪が舞うこの季節
  • 冬晴れの空が美しい季節となりました

上記はあくまでも一例です。お礼状を送る相手や文面に合わせて、時候の挨拶を選ぶことで、より季節感のあるお礼状となるでしょう。

お礼状はなるべく早く送る

お礼状は、あくまでも相手に感謝の気持ちを伝えるための文書です。

誠実に感謝を伝えるためにも、相手からの厚意や贈り物に対して、可能なかぎり早く送るとよいでしょう。遅くとも、1週間以内には送付することが望ましいです。

お礼状をすぐに送ることで、相手への感謝の気持ちも伝わりやすくなります。

万が一、お礼状が遅れてしまう場合は、取り急ぎ電話やメールでお礼を伝えましょう。また、その際は、お礼状にお詫びの言葉を添えることをおすすめします。


まとめ

友人・知人といった親しい人に対するお礼状は、お礼状の基本的な構成は押さえつつ、感情や感想を率直に書きましょう。

砕けた文面になりすぎず、感謝の気持ちも真っすぐに伝わります。特に印象的な相手とのエピソードがあれば、ぜひ書き加えてください。

贈り物をもらったときや、結婚式に出席してもらったときなどのお礼状は、なるべく早く送るようにしましょう。

また、お礼状を送る際は、相手との関係性や相手の状況を考慮することが大切です。


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