給与振込依頼書の書き方を解説！ 自社宛でも「御中」を入れるのか？

給与振込依頼書とは

給与振込依頼書は、給与振込先の銀行を指定または変更するための書類です。従業員から、会社に対して提出します。

給与振込依頼書は、大きく以下2つのシーンで作成・提出します。

会社側が正確な支払い手続きを行えるよう、従業員側は必要な情報をもれなく、かつミスなく記載して給与振込依頼書を作成しなければなりません。

給与振込依頼書を提出する時のポイント

給与振込依頼書を提出する際、以下のポイントも意識しましょう。

自社への提出でも宛名は「御中」

提出時には「（自社名）御中」と宛名を付けましょう。自社以外の会社や団体への書類提出時、宛先には「御中」と記載する慣習がありますが、自社の担当者に給与振込依頼書を提出する際も同じです。

敬称を使用することで、丁寧さと尊重を表し、ビジネス上の礼儀を守れます。自社への提出だからといって省略しないよう、注意してください。

情報を正しく記載する

口座番号や金融機関の支店番号など、給与振込情報を正確に記載することは極めて重要です。記載ミスがあると、給与の振込が滞ったり、振込自体が遅れたりする可能性があります。

情報を記入する際には慎重に、数字や文字を1文字ずつ確認しながら進めてください。

提出締め切りを守る

給与振込依頼書の提出締め切りは、必ず守りましょう。

特に新卒や転職などで新しい会社に入った時は、給与振込依頼書の提出が不可欠です。提出を忘れたり、期限に間に合わなかったりすると、給与支払いに遅れが生じる可能性があります。

不明点がある場合は、会社の担当者にすぐに問い合わせてください。前述のとおり、記載すべき項目は会社によって異なるためです。

給与振込依頼書の必要事項

給与振込依頼書に記載する内容は、一例として以下が挙げられます。

ただし、企業によって書くべき項目やフォーマットなどは異なります。求められる情報を確認し、過不足なく記載できるよう努めてください。

給与振込依頼書のテンプレート

給与振込依頼書のフォーマットが社内で用意されていない場合もあるでしょう。

その際は、以下のような給与振込依頼書を作って提出することをおすすめします。

なお、こちらのテンプレートはビズオーシャンで無料配布しています。ほかにも内容が異なるものを複数用意しているので、企業や状況に合わせたものを選んで使ってください。

まとめ

給与振込依頼書は、提出するシーンはそれほど多くないものの非常に重要な書類です。

書くべき内容は企業ごとに異なるため、まずはどういった項目を書くべきなのかをチェックするところから始めましょう。

もし自社に決まった書式がない場合は、インターネット上で入手できるテンプレートを使って作成すると良いでしょう。

ビズオーシャンでは給与振込依頼書のテンプレートを多数用意しているので、ぜひ活用してください。