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【相手別】退職メッセージの例文一覧! 感謝が伝わる書き方やポイントを解説

【相手別】退職メッセージの例文一覧! 感謝が伝わる書き方やポイントを解説

退職する同僚や上司、目上の方に向けてのメッセージは、失礼なく感謝の気持ちが伝わるようにメッセージを送りたいものです。

しかし、どのような言葉で感謝や敬意を伝えれば良いのか悩むこともあるでしょう。

この記事では、退職者へのメッセージの書き方や、書く時のポイント・注意点などを紹介します。

退職者へのメッセージの書き方が分からない人や、例文を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


この記事の著者

【相手別】退職メッセージの文例

退職メッセージは、在職者から退職する人に向けて贈る「感謝の言葉」のことです。職場でお世話になった人へ感謝の気持ちをしっかりと伝えられるよう、相手別に例文を紹介します。

上司・先輩へ

お世話になった上司や先輩に退職メッセージを贈る際、失礼がないように注意したいものです。
以下では、上司・先輩への退職メッセージの例文を確認してみましょう。

〇〇さん
長い間ご指導いただき、誠にありがとうございました。
入社したばかりの頃、手探り状態の私を気にかけてくださり、優しく教えていただいたこと、今でも感謝しております。
新天地での〇〇さんのご活躍を心よりお祈りいたします。

〇〇様
多年にわたり、プロジェクトにお力添えいただき、大変お世話になりました。
日ごろから心のこもったご指導を賜り、深く感謝いたします。
〇〇様のさらなるご活躍を祈念しております。

〇〇専務
ご退職、誠におめでとうございます。
〇〇専務の仕事姿は、いつも逞しく誠実で、私の憧れでした。
営業部の新規事業でご一緒した際は、丁寧なご指導を賜り、感謝申し上げます。
専務とご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。

同期・同僚へ

同期や同僚への退職メッセージは、同世代だからこそ、改まってどのように気持ちを伝えたらよいか悩む人もいるのではないでしょうか。
以下では、同期や同僚に向けた退職メッセージの例文を3つ紹介します。

〇〇さんへ
長い間、本当にお疲れ様!
あなたとの出会いや、同期として切磋琢磨した日々は、私にとって大切な宝物です。
新たな道を歩むあなたに、多くの幸せが訪れますよう願っています!
落ち着いた状況になったら、また食事に行こうね!

〇〇さん
ご退職おめでとうございます!
あなたの向上心のある賢明な姿勢は、いつも私にたくさんの学びや勇気、原動力を与えてくれました。
これからもお体に気を付けて、充実した新たな人生を歩んでくださいね。

ご結婚おめでとうございます!
お世話になった〇〇さんが退職されると伺い、とても寂しい気持ちでいっぱいです。
ご出産をひかえているとのことですので、どうか、お身体を大切にしてくださいね。
お時間や気持ちに余裕ができましたら、ぜひご家族と一緒に会社にいらしてください。
〇〇さんが末永く幸せでありますように。

部下・後輩へ

近年では、転職や起業によって退職する若手が増えてきています。そのため、部下や後輩に退職メッセージを贈るシーンも少なくないでしょう。
以下では、部下や後輩に向けた退職メッセージの例文を紹介します。

新卒入社で出会ってから約5年間、お疲れ様でした。
あなたの快活な人柄は社内を明るくし、いつもあなたの笑顔に助けられていました。
本当にありがとう。
新たな職場でも、〇〇さんらしく輝けるよう願っています。
これからもひたむきに頑張ってください!

〇〇さんへ
ご退職おめでとうございます。
いつも頼りない私のことを笑顔でサポートしてくれて、本当にありがとう。
どんなに難しい業務にも、嫌な顔一つせず積極的にチャレンジするあなたの姿勢に、私も刺激をもらっていました。
新天地で不安もあるかもしれないけれど、〇〇さんらしく頑張ってね。
これからもずっと応援しています!

〇〇さん
これまで本当にありがとう。
〇〇さんの常に一生懸命な姿が印象的でした。
退職後も一段と輝けるように、私も応援しています。
新たな一歩を踏み出す〇〇さんの活躍が、今から楽しみです。

取引先の社員へ

退職メッセージは、社内の人だけでなく、取引先の担当者やお世話になった人へ贈るケースもあります。以下では、取引先の社員へ贈る退職メッセージの例文を紹介します。

〇〇様
長い間、大変お世話になりました。
入社当初、右も左もわからない未熟な私をご指導いただき、心から感謝しています。
〇〇様の温かいお言葉が、私の励みとなりました。
新たな場所でも活躍されることをお祈りいたします。またお会いできる日を心待ちにしております。

〇〇さん
約2年間、お世話になりました。
初めてのプロジェクトでお会いしてから、多くのことを学ばせていただきました。
〇〇さんの芯のある考え方と実行力は、私にとって大きな支えでした。
ご一緒できたことをとても誇りに思います。
どうかお身体にはお気を付けて、新天地でもご活躍ください。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

〇〇様
退職のご連絡ありがとうございます。
〇〇様には、プロジェクトでの丁寧なご指導を賜り、心から感謝しています。
あの時のご支援がなければ、成功させることは難しかったはずです。
これからも、〇〇様のさらなるご活躍を祈念いたします。

あまり関わりのなかった人へ

仕事上あまり関わりのなかった人へも、退職メッセージを贈るケースもあるでしょう。
以下では、そのような場合に使える例文を3つ紹介します。

〇〇様
長い間、お疲れ様でした。
親交のある同期からも〇〇様のお人柄を伺っておりましたので、担当案件が同じならば、ぜひご一緒したかったです。〇〇様の今後のご活躍を心よりお祈りしています。
ご多用とは存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

〇〇さん、ありがとうございました。
いつも明るい〇〇さんの笑顔を見て、陰ながら励まされていました。個人的にも、もっとお話を伺いたかったです。
新天地でも、お身体を大切に頑張ってください。

〇〇さんの退職のお知らせに、思わずメールを二度見しました。
となりの部署から働きぶりを伺っておりましたが、〇〇さんの仕事に対する姿勢には、いつも頭が下がる思いでした。
これからも、充実した日々になりますよう願っています。

定年退職者へ

定年退職を迎えた方への退職メッセージを3つ紹介します。

祝定年御退職 〇〇部長
部長には、入社したばかりの頃から大変お世話になりました。
部長の細やかなお心遣いやご指導には、心から感謝しています。
これからは健康を第一に、楽しいセカンドライフを送ってくださいませ。

〇〇様
長い間、誠にありがとうございました。
入社当初の不安や試練を、部長の丁寧なご指導のお陰で乗り越えることができました。
退職後も、さらなるご活躍を期待しております。
感謝の気持ちを込めて、心からお祝い申し上げます。

〇〇さん
ご定年おめでとうございます。
〇〇さんのもとで、ともに働くことができた日々を誇りに思います。
退職後も、どうかお元気にお過ごしください。
これからの人生が、一層輝くことを心から願っています。

定年退職は、長年の勤務から卒業する場合が多い「特別な退職」です。そのため、長期にわたるお勤めへ、感謝の気持ちと敬意を込めて贈るとよいでしょう。


【寄せ書きに】一言退職メッセージの文例

退職メッセージを贈る際は、色紙やメッセージキットなどの寄せ書きを用意するケースも少なくないでしょう。
以下では、寄せ書きを記入する際に使える「一言メッセージ」を紹介します。

〇〇さん、本当にお世話になりました。ご多幸を心からお祈りしています。

長い間、本当にお疲れ様でした。公私ともにお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。ゆっくり静養してくださいね。

〇〇さん、大変お世話になりました。スタッフ一同、感謝を込めてお礼申し上げます。

長年のご尽力、誠にありがとうございました。新たな場所でのご活躍を祈念いたします。

ご退職おめでとうございます。新天地でのご成功を心から願っております。

〇〇さんの仕事ぶりは、周囲の人々のよい刺激となっていました。これからは、ご自身の夢を追いかけて、素晴らしい未来を歩んでください。


退職メッセージを書く際のポイント

実際に退職メッセージを記す時に、どのように書いたらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。ここでは、退職メッセージを書く際のポイントを4つ紹介します。

感謝の気持ちを主軸にする

退職メッセージを書く際、なによりも感謝の気持ちを主軸にすることが重要です。相手へのお礼やねぎらいの言葉を丁寧に伝えましょう。退職後も付き合いが続く場合があるので、これまでの感謝の気持ちを述べることが大切です。

具体的なできごとを添えることで、相手に対する深い思いが伝わります。特に上司の場合は、敬意も忘れずに示しましょう。

退職者と自分のエピソードを交える

2つ目のポイントは、相手と自分の間で起きたエピソードを交えることです。エピソードは、相手の人柄のよさや好ましい点、素晴らしさなどについて具体的に触れながら、自身の言葉で表現しましょう。

そうすることにより、その人ならではの特別なメッセージとして伝えることができます。退職者に伝えたい思いや、一緒に過ごしたエピソードを振り返りながら、印象に残っていることを具体的に綴ることが大切です。

手書きの場合は字を丁寧に書く

文字を丁寧に書くことも、退職メッセージを記入する際の重要なポイントです。相手が読みやすいように、一文字ずつ正確に綴りましょう。必ずしも上手である必要はありませんが、乱雑な文字や殴り書き・走り書きのような文字、誤字脱字などは失礼にあたります。

普段から文字を書くのが得意でない場合でも、最大限きれいに書くように心がけることが大切です。力みすぎないようリラックスし、丁寧に、文字に真心を込めて書くことを意識するとよいでしょう。

寄せ書きの場合はほかの文章と被らないようにする

退職メッセージを記す時は、寄せ書きの場合でもほかの人の文章と被らないようにすることが肝要です。定型文や短めのメッセージは内容が類似してしまう可能性が高く、受け取る側に寂しい気持ちを与えてしまうかもしれません。

寄せ書きなど、ほかの人の記入済みメッセージがあらかじめ確認できる場合は、内容の重複に気を付けましょう。新たな視点や言い回しを取り入れることで、個性的なメッセージに仕上げることができます。また、英語のメッセージを取り入れるなどの工夫も有効的です。


退職メッセージを書く際の注意点

退職メッセージは、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えることが大切です。ルールやマナーを知らずに書いてしまうと、相手に不快な思いをさせたり、失礼になったりする場合があります。そうした事態を招かないように、注意すべき点を確認しておきましょう。

ネガティブなことは書かない

退職メッセージを贈る際は、ネガティブなことを書かないように注意が必要です。これからの新天地での活躍や、新生活が充実することを祈願する気持ちを表現しましょう。

退職は「新たな始まり」であり、寿退社や定年退職と同様に、ポジティブなメッセージを伝えるのがマナーです。新しい生活が始まる相手に、ネガティブな言葉をかけないように配慮しましょう。

忌み言葉は使わない

忌み言葉は、縁起が悪いとされる言葉なので、退職メッセージへの使用は避けましょう。具体的に、以下のような言葉をさします。

【ア行】

  • 終わる・終わり
  • 失う
  • あせる
  • 慌ただしい

【ハ行】

  • ひどい
  • 不運
  • 減る

【カ行】

  • 苦しい
  • 消す
  • 壊れる
  • 傾く

【マ行】

  • 負ける
  • 迷う
  • 燃えた
  • 戻る

【サ行】

  • 去る
  • しばしば
  • 早々に
  • 桜が散る季節

【ヤ行】

  • 焼けた
  • 破れる
  • 病む
  • 弱い

【タ行】

  • 疲れる
  • つまずく
  • とうとう
  • 辛い

【ラ行】

  • 楽々

【ナ行】

  • 無し
  • 残る
  • 二度と
  • 流れる

【ワ行】

  • 患う
  • 割れる
  • 悪い
  • 別れる

「いよいよ」「いろいろ」などの重ね言葉も、忌み言葉とされることがあるので、注意が必要です。これらの代わりに、明るくポジティブな言葉を用いて、相手の未来や成功を願うメッセージを書くように心がけましょう。

退職を引き止める表現は避ける

退職メッセージは、退職を引き止める表現の使用を避けることが大切です。退職の理由は人それぞれであり、やむを得ない事情で辞めることもあります。
退職者へ「辞めないでほしい」「退職するのは残念だ」といった言葉を使ってしまうと、相手が気を遣ったり、申し訳ない気持ちにさせたりする可能性があるので注意が必要です。

退職理由は深堀せず、これからの生活の充実を願う、明るい言葉で送り出すことを心がけましょう。退職者が選んだ道を尊び、惜しむ気持ちは「一緒に働けなくなるのが寂しい」「名残り惜しい」のような伝え方に留めるとよいでしょう。

目上の人へ「ご苦労様」は使わない

「ご苦労様」という表現は、日常でもよく使われる言葉かもしれません。
しかし、「ご苦労様」は通常、目上の人に対しては使わない言葉です。一般的には、目上の人から目下の人に向けて用いられる表現であり、逆の場合だと相手に失礼になります。

目上の人に対する退職メッセージは、尊敬や感謝の気持ちを伝える機会でもあるので、誤って「ご苦労様」を使わないように十分注意しましょう。

退職理由にはあまり触れない

退職メッセージを書く際は、退職理由にあまり触れないようにしましょう。
辞める理由は、個人のプライバシーに関わる場合があります。たとえば、病気療養や家族の介護といったセンシティブな理由で退職する可能性もあるので、注意が必要です。

また、退職者が新しい勤務先や転職理由を何かの意図で周りに明かしていない場合は、それに触れない配慮が欠かせません。

もし、退職がデリケートな理由によるものだと知っている場合は、本人が触れない限り言及を控え、励ますような表現を用いることが望ましいでしょう。


退職メッセージを伝える方法

退職メッセージを伝える方法はいくつかあります。相手との関係性や、メッセージを用意する在職者の人数などを考慮し、どのように贈るのが最適か判断しましょう。

手紙やメッセージカード

退職メッセージを伝える方法として、手紙やメッセージカードが挙げられます。サンクスカードや便箋を用意したうえで、インクの色や太さにも気を遣い、綺麗に書きやすい筆記用具を選びましょう。
一文字ずつ心を込めて書くことで、その文字から温かさが伝わり、相手に気持ちが届きやすいです。

所属部署やチームメンバーから色紙を渡す場合でも、個人的に手紙を用意するのもよいでしょう。文字数など気にせず、思う存分に気持ちを伝えられます。手書きのメッセージは、特にお世話になった人や仲のよい同僚に対して、個人的な感謝の気持ちや退職祝いのメッセージを伝えるのに最適です。

ビズオーシャンでは退職メッセージに使える、メッセージカード・グリーティングカードを無料でダウンロードできます。素敵なデザインのカードで気持ちを伝えてみませんか。

色紙やアルバム

退職メッセージは、色紙やアルバムで伝える方法もあります。色紙は、複数人からの退職メッセージを寄せ書きするケースが多いです。アルバムは、これまでの写真にあわせてメッセージを添えることができます。

どちらも、職場のメンバー全員からメッセージを贈る際に最適です。小さめのスペースにメッセージを書くことが多いので、退職者とあまり関わったことがない場合でも、文量を気にせず気持ちを伝えられます。

近年はテレワークも普及し、オフィスに従業員が揃わないことも珍しくありません。
そのため、取りまとめの手間がかからない、オンライン寄せ書きサービスも利用者が増えてきています。

メールやSNS

退職メッセージは、メールやSNSでも伝えることができます。日常でもとても身近なツールですので、かしこまって伝えるのが苦手な人は、気軽にメッセージを送れるこの方法がおすすめです。フランクな気持ちで、感謝の気持ちやお祝いの言葉を贈ることができます。

また、伝えたいタイミングでメッセージを送信できるので、退職日に直接言葉をかけることが難しい場合や、個人的に感謝の気持ちを伝えたい場合は、メールやSNSを使うとよいでしょう。

そのほかメッセージを伝える方法

退職メッセージを伝える方法は、紙媒体やデジタル以外にもいくつかあります。たとえば、衣類に写真やメッセージをプリントしたり、メッセージドールに直接寄せ書きしたりする方法です。

メッセージを物自体に直接書くことで、世界に一つだけの記念品になり、特別感が感じられます。上記のほかにも、マグカップや瓶入りのお酒、モノクロパズル、ボールなどで贈るケースも多いです。退職する人の好みに合わせて、記念品を用意しておくと喜ばれるかもしれません。


まとめ

退職メッセージは、これまでお世話になったことへの感謝の気持ちや敬意を伝えることが大切です。退職者との関わり方や退職理由によって、適切な表現やアプローチは異なりますが、ネガティブな内容を避け、相手の未来への期待や願いを込めたポジティブな言葉を選ぶことがポイントです。

メッセージの伝え方は手紙やメッセージカード、色紙やアルバム、さらにはメールやSNSなど様々な方法がありますが、どの方法を選んでも相手に対する思いや感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

メッセージカードは、ビズオーシャンのグリーティングカードがおすすめです。種類が豊富なので、相手のイメージにあった書式をぜひ活用してみてください。


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