退職祝いの『のし』選び完全ガイド！ 正しい選び方と書き方

退職祝いとのしの関係

退職祝いを贈る際、のしを添えることは日本の伝統的なマナーの一つです。のしには、相手に対する深い思いやりを表す役割があります。

ここでは、退職祝いとのしの関係について解説します。退職祝いを贈る機会があり、のしの基本的な知識について知りたい方はぜひ参考にしてください。

のしの由来と基本

『のし』とは、のし紙の右上にある飾りを指します。
元来は神事に用いられた乾し鮑が由来で、贈答品や祝儀に添えることで、祝いや喜びの気持ちを表します。現代ではのし単体で用いられることはあまりなく、のし紙や祝儀袋と一体化したものを用いることがほとんどです。
「のしをつける・掛ける・添える」といった表現は贈答品にのし紙を添えるという意味合いで使われます。

なぜ退職祝いにのしが必要なのか

退職祝いにのしを添えることは、日本の伝統的な贈り物の作法として長く受け継がれてきました。のしには、贈り主の感謝と尊敬の気持ちを表現する特別な意味があるのです。

のしを添えることで、単なる贈り物から格式の高い贈答品へと格上げされます。また、のしには贈り主の名前も記されるため、退職者にとっては誰からの贈り物かが一目で分かるという利点もあります。

退職は人生の大きな節目であり、相手への思いを込めて贈り物をすることが大切です。のしを添えることで、そうした気持ちを形として表現することができます。

退職祝いに使用するのし紙の基本的な構成

のし紙は、のしのほかに主に3つの要素で構成されています。それぞれが異なる役割を果たしており、それらを組み合わせることで正しい退職祝いとなるのです。

相手の退職理由によって、これらの選び方は異なります。相手への感謝と尊敬の気持ちを込めて、丁寧に選び、作成することが大切です。のしの適切な選び方や書き方については次の見出しで解説していきます。

退職理由別ののし選び

退職には様々な理由があり、それぞれの状況に応じて適切なのしを選ぶ必要があります。ここでは、代表的な退職理由別に、のしの選び方についてご紹介します。

退職は必ずしも慶事であるとは限らないので、相手の心情を配慮しながら失礼のないように贈りましょう。

定年退職の場合

定年退職は、長年の勤務に対する感謝と新たな人生の門出を祝福する機会です。このような場合、のしの表書きには「御祝」や「御退職御祝」が適しています。

しかし、「御祝」は退職を喜ぶ意味合いが強いため、退職者の心情によっては適さない場合もあります。そのような場合に使えるのが「御礼」です。感謝の気持ちを表現しつつ、より控えめな印象を与えることができます。

退職者や周囲の雰囲気を慎重に見極め、適切な表書きを選択することが大切です。また、水引は紅白の蝶結びを使用し、新たな人生の門出を祝福する意味を込めましょう。

中途退職・転職の場合

中途退職や転職の場合、のしの表書きには「御礼」や「御贐（おはなむけ）」が適しています。

「御礼」は、一緒に働いた期間への感謝を表す言葉です。一方、「御贐」は新たな門出への激励を意味しており、転職や独立など、退職者の新たな挑戦を応援する気持ちを込めることができます。

退職者の今後の展望や、贈り主との関係性に合わせて適切な表書きを選びましょう。水引は通常通り、紅白の蝶結びを使用します。これにより、新たな挑戦への期待と祝福の気持ちを表現できるのです。

結婚退職の場合

結婚を理由とする退職の場合、のしの表書きには「御結婚御祝」や「寿」を使用します。

注意すべき点は、水引の選び方です。結婚退職の場合、通常の退職祝いとは異なり、結び切りの水引を選択します。結び切りは、一生に一度の祝いを表す水引で、結婚式や結婚祝いに使用されるものです。

結婚と退職を同時に祝う意味を込め、結び切りの水引を用いることで、この特別な機会にふさわしい格式高い印象を与えることができます。また、紅白の色使いは変わらず、めでたい雰囲気を演出します。

出産退職の場合

出産を理由とする退職の場合、のしの表書きには慎重な配慮が必要になります。

出産前の退職の場合、「御礼」を使用するのが安全です。これは、出産の結果が分からない段階で祝意を表すことを避けるためです。一方、出産後に退職祝いを贈る場合は、母子の無事を祝って「御祝」を用いることができます。

状況に応じた配慮が必要になりますが、いずれの場合も使用する水引は紅白の蝶結びです。新しい家族の誕生と新たな人生の門出を祝福する意味を込めて、温かい気持ちを表現しましょう。

退職祝いののしの表書きの選び方と書き方

退職祝いののしの表書きは、贈り主の気持ちを端的に表現できる言葉です。

ここでは、適切な表書きの選び方や避けるべき注意点、書く際のポイントについて詳しく解説します。状況に応じた表書きを選び、心を込めて書くことで、相手の印象に残る贈り物をすることができるでしょう。

一般的な表書き：「御礼」の使い方

「御礼」は、退職祝いののしにおいて最も汎用性の高い表書きです。基本的に「御礼」と書けば、マナー違反となることはありません。

「御礼」という言葉には、長年の勤務に対する感謝の気持ちが込められています。また、退職理由や状況を問わず使用できるため、失礼になるリスクが低いのが特徴です。そのため、迷った際には「御礼」を選択するのが安全でしょう。

「御礼」を使用することで、相手への感謝の気持ちを適切に表現しつつ、どのような状況でも対応できる表書きとなります。

状況に応じた表書きの選び方

退職祝いののしの表書きは、退職理由や相手との関係性を考慮して適切なものを選択することが必要です。状況に応じた表書きを選ぶことで、より相手の心に響く贈り物となります。

表書きの例は以下の通りです。

このように、相手との関係性や退職理由に応じて表書きを使い分けることで、より相手に寄り添ったのしづくりができます。相手の立場や状況を十分に考慮し、最適な表書きを選びましょう。

退職祝いののしで避けるべき表現や言葉

退職祝いののしを選ぶ際、避けるべき表現や言葉があります。特に注意が必要なのは「御祝」という表現です。状況によっては不適切な場合があるため、慎重に使用しましょう。

「御祝」は、相手の退職を喜んでいるような印象を与える可能性があります。特に自己都合や会社都合の退職の場合、「御祝」は相手の心情を逆なでする可能性があるため避けるべきです。

これらの場合、「御礼」や「感謝」など、ねぎらいの言葉を選ぶことが適切になります。相手の立場を十分に考慮することで、誤解を招かない表現ができるようになるでしょう。

表書きの文字の書き方とポイント

退職祝いののしの表書きは、相手が読みやすいよう、中央に配置することが重要です。また、書く際にはいくつかのポイントがあります。

まず、筆ペンや毛筆を使用し、丁寧に文字を書きます。書き間違えた際に、修正液を使うことはマナー違反となるため、間違えた場合は新しいのし紙を使用しましょう。

これらのポイントに注意して表書きを書くことで、見た目の美しさと心のこもった印象を与えることができます。のしを書く機会は少ないため難しく感じる方が多いでしょう。自信が持てるまで、試し書きをしてぜひ練習を重ねてください。

退職祝いののしの水引選び

水引は種類や色によって、贈り物の意味や祝意が変わってきます。ここでは、退職祝いに適した水引の選び方について詳しく解説していきます。

退職祝いに適した水引：紅白の蝶結び

退職祝いの水引は、基本的に紅白の蝶結びを使用します。この水引には、新たな門出を祝福する意味が込められています。

蝶結びは、何度でも結び直せる結び方です。この特徴から、退職後の新生活や再就職への祝福を表現することができます。

また、水引の本数にも意味があります。一般的には5本の水引が使われますが、より丁寧さを表現したい場合は7本の水引を選ぶと良いでしょう。

無料で提供されているテンプレートがあるため、気軽にご利用ください。シンプルで扱いやすいデザインです。

結婚退職の場合の例外：結び切り

結婚退職の場合、通常の退職祝いとは異なり、結び切りの水引を使用します。結び切りは、一度結んだら解けない結び方で、結婚が一生に一度の祝事であることを象徴しています。

ただし、色は通常の退職祝いと同じく紅白を使用してください。これにより、結婚と退職という二つの祝事を調和させた、心のこもった贈り物となります。

結び切りのテンプレートもあります。こちらも無料ですので、ぜひ使ってみてください。

退職祝いののしへの名入れのマナー

退職祝いののしには、贈り主の名前を入れる「名入れ」が必要です。この際、間違えて贈る相手の名前を入れないように注意しましょう。

また、名入れには一定のマナーがあり、これを守ることで礼儀正しく心のこもった贈り物となります。ここでは、個人で贈る場合、連名の場合、会社や部署で贈る場合のそれぞれについて、正しい名入れの方法を解説します。

個人で贈る場合の名入れ

個人で退職祝いを贈る場合は、姓名を省略せずにフルネームで記入します。個人の名前を記載するときには、必ずフルネームにするのがマナーです。

文字の大きさは表書きよりも小さめにし、のしの下部中央に配置します。これは謙譲の意味を込めた作法ですが、あまりに小さすぎると誠意が伝わりにくくなるため、判読できる大きさでそろえると良いです。

また、文字は読みやすく丁寧に書くよう心がけましょう。乱雑な字を避け、心を込めて書いたことが伝われば、礼儀正しい印象を与えることができます。

連名での名入れ方法

複数人で退職祝いを贈る場合、連名での名入れは人数に応じて特定のルールがあります。

名入れが3名までの場合は個人名を連ねて記入しますが、4名以上ならば代表者名と「他一同」という形式を使用するのが良いでしょう。

名前の順序は、役職順（社長、部長、課長、一般社員の順）や年齢順（年上から年下の順）に整えます。同格の場合は五十音順にするのが一般的です。のしの下部全体を使ってバランスよく配置し、中央揃えにするときれいに見えます。

連名の場合、全員の名前を記入することで、贈り物に関わった全員の気持ちを表現できるという利点があります。ただし、相手が見やすいように調整することが大切です。

会社や部署で贈る場合の名入れ

会社や部署全体で退職祝いを贈る場合、一般的には「○○部一同」「○○課一同」など、部署名と「一同」を組み合わせて記入します。全員の名前を記入できなくても、「一同」という言葉を使うことで、組織全体の気持ちを表現することができるのです。
文字の大きさは表書きより小さくし、のしの下部中央に名入れします。

会社や部署で贈る場合、個人的な関係性よりも組織としての関係性を重視した名入れとなります。フォーマルさを保ちつつ、組織全体の感謝と祝福の気持ちを込めた名入れを心がけましょう。

退職祝いののしの贈り方とマナー

退職祝いののしを贈る際には、のしの添え方や贈る際のマナーを守ることが大切です。

ここでは、内のしと外のしの違いや使い分け、贈るタイミング、そしてのしを付ける際の注意点について詳しく解説します。これらのポイントを押さえれば、正しく退職祝いができるでしょう。贈り物をする際に失礼なことがないか不安な方はぜひご覧ください。

内のしと外のしの違いと使い分け

退職祝いののしには、「内のし」と「外のし」の2種類があり、それぞれ特徴と使用場面が異なります。

外のしは贈り物の包装紙の上に直接貼り付けるもので、見栄えが良く、贈り物の内容が分かりやすいのが特徴です。一方、内のしは包装紙の下に入れるもので、控えめな印象を与えたい場合に適しています。

退職祝いののしは通常、外のしを使用します。これは退職祝いが比較的格式の高い贈り物であり、直接手渡しすることが多いためです。ただし、郵送で贈る場合は内のしを選択することもあります。そうすることで、配送中ののし紙の破損を防ぎ、きれいな状態で相手に届けることができます。

状況に応じてのしの添え方を変え、相手への敬意を示しましょう。

退職祝いを贈る適切なタイミング

退職祝いを贈るタイミングは、退職の1週間前から数日前が良いとされています。

早すぎると退職を促しているのではと思われてしまう場合があるため、退職日の1ヶ月以上前に贈るのは避けましょう。一方、退職日直前や退職後の贈呈になってしまうと、準備不足や後手に回った印象を与える可能性があります。

適切なタイミングで贈ることで、相手への配慮と感謝の気持ちをより効果的に伝えることができます。相手の気持ちを第一に考え、心のこもった退職祝いを贈りましょう。

退職祝いののしを掛ける際の注意点

退職祝いののしを掛ける際には、いくつかの注意点があります。

のしの位置は包装紙の中央よりやや上部に貼り、全体のバランスを見ながら配置します。

この際、贈答品の裏面にあたるのし紙の端が左右で重なる場合には、場面に応じた処理を行う必要があります。

のしの端が向かって右手側が上に重なる掛け方は「慶事掛け」、反対側が上になる場合は「弔事掛け」です。慶事掛けはお祝いの際に使用され、弔事掛けはおくやみで用いられます。

退職祝いの際に用いるのは慶事掛けとなりますので、間違えないように注意しましょう。

また、のしを掛ける前には、表書きと名入れに間違いがないか再確認することを忘れないでください。書き間違いや汚れがある場合は、新しいのし紙に書き直しましょう。
これらの注意点を守ることで、見た目の美しい贈り物をすることができます。

退職祝いののし選びのポイント：関係性による違い

退職祝いののし選びは、贈る相手との関係性によって適切な選択が変わってきます。

ここでは、上司、同僚、部下それぞれに対する退職祝いののし選びのポイントについて詳しく解説します。失礼にならないよう、相手との関係性に合ったのし選びができるようになりましょう。

上司への退職祝いののし

上司への退職祝いののしは、格式を重視することが大切です。

表書きには「謹呈」や「御礼」を用いると丁寧な印象になります。定年退職の場合は「御退職御祝」も適切です。水引は通常の5本ではなく、7本を使用することで、より高い敬意を表現できます。

名入れの方法は、個人名よりも部署名や会社名を使用するのが一般的です。また、のしの種類は外のしを使用します。

上司への退職祝いののしは、これまでの尊敬の念を込めて選びます。丁寧な表現と格式高い演出で、心からの感謝を伝えましょう。このような配慮が、上司との良好な関係を退職後も続ける一助となります。

同僚への退職祝いののし

同僚への退職祝いののしは、親しみと感謝を表しつつも、礼を失しない表現を選びます。
表書きには「御礼」とすると感謝の気持ちを素直に表現できます。新たな門出を祝福する意味を込めたい場合は「御贐（おはなむけ）」としても良いでしょう。

水引は通常通り、5本の紅白の蝶結びを使用します。名入れの方法は、個人名を使用する場合はフルネームで記入し、複数人で贈る場合は「○○課有志一同」などと記入します。のしの種類は、前述の通り状況に応じて外のしか内のしを選択しましょう。

同僚への退職祝いを贈る際には、これまでの親密さを反映させつつ、マナーを守り適切な距離感を保つことを忘れてはいけません。

部下への退職祝いののし

部下への退職祝いののしは、これまでの労をねぎらいつつ、新たな挑戦を応援する気持ちを込めます。

表書きは「御贐（おはなむけ）」と書くと、新たな門出の祝福を表現できます。また、これまでの貢献に感謝の気持ちを込めたい場合は「御礼」も適切です。

水引は通常通り、5本の紅白の蝶結びを使用します。名入れの方法は、個人名を使用する場合、役職名とフルネームでの記入が基本です。のしの種類は通常は外のしを使用しますが、状況に応じて内のしも選択できます。

部下への退職祝いをする際には、部下の成長を喜び新たなステージでの活躍を祈念する気持ちをのしを通じて伝えられると良いでしょう。

退職祝いののしと贈り物の組み合わせ方

退職祝いを贈る際、どのような贈り物をするべきなのか迷うことも多いでしょう。のしと贈り物の内容を適切に組み合わせられると、より形式の整った退職祝いとなります。

この見出しでは、のしに合わせた贈り物の選び方や、贈り物の種類別ののしの選び方について詳しく解説します。相手の好みや状況を考慮しつつ、のしと贈り物を上手に組み合わせましょう。

のしに合わせた贈り物の選び方

退職祝いの贈り物は、のしの表書きと内容に一貫性を持たせることが重要です。
のしに合わせた贈り物の例は以下の通りです。

のしの表書きの意味に沿った贈り物を選ぶことで、贈り主の意図がより明確に伝わり、受け取る側も使い道や意味を理解しやすくなります。相手の退職後のことを考えながら贈り物を渡すと良いでしょう。

贈り物の種類別ののしの選び方

退職祝いの贈り物の種類によって、適切なのしの選び方も変わってきます。贈り物の性質とのしの表書きを合わせることで、より意味のある贈り物となるのです。

贈り物に合わせたのしの例は以下の通りです。

退職祝いののしと贈り物の組み合わせは、相手への思いやりと感謝を表現する重要な要素です。のしの選び方と贈り物の内容を慎重に検討し、素敵な退職祝いを贈りましょう。

退職祝いののしについて｜よくある質問

退職祝いののしについては、様々な疑問が生じることがあります。ここでは、よくある質問とその回答をご紹介します。のしの書き間違いへの対処法や、郵送時ののし選びなどは多くの人がポイントです。これらの質問と回答を参考に、適切なのし選びと贈り方を心がけましょう。

のしの書き間違いをしたらどうする？

のしの書き間違いは、退職祝いという大切な場面で避けたいミスです。しかし、どれだけ気を付けていても間違えてしまう可能性はあります。

書き間違いをしてしまった場合の正しい対処法は、新しいのしに書き直すことです。修正液の使用はマナー違反となるため、たとえ時間がかかるとしても最初からやり直しましょう。

書き間違いをしてしまっても、慌てずに対応することが重要です。新しいのしに丁寧に書き直すことで、むしろ相手への誠意を示す機会となるかもしれません。

退職祝いを郵送する場合ののし選び

退職祝いを郵送する場合、のし選びには特別な配慮が必要です。

まず、破損を防ぐために内のしを使用します。内のしは包装紙の下に入れるため、配送中の摩擦や衝撃からのしを保護できます。のし紙の保護も重要で、適切なサイズの箱や封筒を選び、必要に応じてのし紙を保護するカバーを使用しましょう。

このようにすることで、のしがきれいなまま相手に届けることができます。退職という人生の節目の出来事にふさわしい状態の贈り物をしましょう。

心を込めた退職祝いののし選びをしよう

退職祝いののし選びは、相手への感謝と尊敬の気持ちを込めて行う大切な準備です。退職理由、贈る相手との関係性、贈り物の内容など、様々な要素を考慮しながら最適なのしを選びましょう。

また、退職祝いを送る際はマナー違反をしていないか確認することも重要です。本記事では、退職理由別の表書きの書き方や名入れの方法、のしの付け方などを紹介しました。

のし選びに心を込めることで、長年共に働いてきた仲間への感謝と、新たな人生の門出を祝福する気持ちを伝えられます。相手の立場に立って考え、心に残る素敵な退職祝いを贈りましょう。