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自社の強みをアピールするための3C分析のまとめ方


この記事の著者
株式会社アリスカンパニー  代表取締役 

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作成のポイント

■ 分析は「自社のアピール」の絶好の手段
■ まとめ方は「マクロ→ミクロ」を意識して
■ ポイントは3つで文体を統一しましょう

書式の説明
青色(ブルー)を使用した「マーケティング3C」のパワーポイントテンプレートです。企業が自社のマーケティングを分析する場合に対象とする3C(顧客・自社・競合)を記入する書き方になっています。企画書・提案書の作成時に、サンプルフォーマットとしてご利用ください。

分析は「自社のアピール」の絶好の手段

3C分析に限らず、こうしたフレームワークを使った分析では「客観的にまとめる」ことに主眼を置きすぎて、肝心のメッセージが伝わってこないことが多々あります。ビジネスプランの中での分析は、「自分の事業がうまくいくことを証明するツール」です。評論家である必要はありません。3C分析は、ロジカルシンキングで「モレダブりの少ない」分析方法とされています。市場を見て、顧客ニーズを見て、競合他社を見て、「だから自社の商品(サービス)が優れている」と言えると非常に論理的にメッセージを訴えることができます。
「だからなに?」と思われないために、メッセージ(伝えたいこと)を想定してまとめましょう。

まとめ方は「マクロ→ミクロ」を意識して

「CUSTOMER」は「顧客」だけでなく、「市場」も独立した形でまとめるようにしましょう。市場の場合、現状の市場サイズと動向、今後の市場見通し、自社にとっての事業機会、顧客の場合、ターゲット市場の顧客ニーズ、潜在顧客とそのニーズ、顧客サイズや特性、等をポイントにまとめてみましょう。
「COMPETITOR」は競合状況(シェア)、強みと弱み、競争戦略等を。
市場分析→顧客→競合といったマクロからミクロに分析を落とし込むとメッセージが作りやすくなります。データ数字を効果的に入れると、より説得力が増します。

ポイントは3つで文体を統一しましょう

コンサルティングでは「3」という数字をよく使います。安定感があり収まりやすいからです。各項目ともに3つのポイントで端的に冗長にならないようにまとめましょう。
時々、文体が統一されていないまとめ方が見受けられます。地味ですが意外と見苦しいものです。体言止めにするなら全て体言止め、用言で書くならすべて用言等、文体は統一するようにしましょう。ちなみに、ブレットポイントの時は句点は入れません。
3C分析のようなフレームワークはそもそもは「ムダを省いた最小限の言葉で物事を整理して、メッセージを伝えやすくするため」に作られたもの。「まとめるツール」<「伝えるツール」と捉えましょう。

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著者プロフィール

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長坂 有浩

株式会社アリスカンパニー 代表取締役

経営者のメンタルケアをしながら、事業成長戦略や資本政策、資金調達をサポートするサービスを展開中。ドリームゲートでは、完全無料でビジネスプランの支援を行っている。

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