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第3回 知っておきたい豆知識 ~のし紙の使いかた~


この記事の著者
Pathfine株式会社   

のし紙の使い分けについて①

のし紙を選ぶ際には、送る相手や目的あるいは地域に応じて最適な「のし・水引」を選ぶようにしましょう。本来の目的と異なる形式を選んでしまうと非常に失礼に当たりますので十分に注意が必要です。

祝水引(赤金水引) ~一般的なお祝い(婚礼以外)~


一般的なお祝い(婚礼以外)やお祝い返しをはじめ、御中元贈答品・御歳暮贈答品・記念品・手土産・粗品・賞品・景品、楽屋見舞い品・茶会見舞い品、神社・祭の詰め所・地蔵盆などへの奉納お供え品などに用いられます。尚、同様のもので熨斗が付いていないものは傷病や災害のお見舞い品にも用いられます。
向って右上に熨斗が印刷され、水引の結びと色は、向って右側が「赤色」、左側が「金色」の5本又は7本の水引が印刷され、中央の結び目は「花結び」(蝶結び)になっています。

婚礼水引(赤銀水引) ~婚礼のお祝い品やお祝い返し等~


婚礼のお祝い品やお祝い返しの引き出物をはじめ、仲人・荷宰領や挙式時の神官・僧侶・神父・牧師への謝礼金に沿えて贈る引き出物や手土産などにも用いられます。また、金婚又は銀婚式祝い・長寿祝い・叙勲祝い・社屋完成祝い時のお祝い品や、お祝い返しの記念品・粗品などに用いられることもあります。
向って右上に熨斗が印刷され、水引の結びと色は向って右側が「赤色」、左側が「銀色」の10本の水引が印刷され、中央の結び目は「結切り」(丸結び)になっています。

赤棒 ~記念品・賞品等~


水引が省略されていることから祝水引では仰々しいとする場合に用いるもので、記念品・賞品・景品・粗品などに用いられます。
赤棒線上、中央やや右寄りに熨斗が印刷され、水引の代りに、水引幅線状に「赤色」の棒が印刷されています。

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著者プロフィール

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石塚 めぐみ

Pathfine株式会社

8年間の事業立上・経営ノウハウを活かし、中小企業向けに業務改善・経営戦略等のコンサルティングに従事。ブライダル事業からフード産業まで、さまざまな業界の企業を支援しております。

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