9、フレームワーク「ガントチャート」の使い方
専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方
【わかりやすい企画書とは!、第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第7回、第8回、第9回】
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プロジェクト管理に最適
最後にプロジェクトのスケジュールや進捗管理に最適なフレームワークというよりも表を紹介します。「ガントチャート」と呼ばれるものです。これは、アメリカのエンジニアで経営コンサルタントであったヘンリー・ガント氏によって考案されたものです。もともとは、工場などで生産現場の工程管理に利用されているものです。
縦軸に作業項目(タスク)や担当、成果物(アウトプット)を置き、横軸には時間をとって、各作業の所要期間をそれに比例した矢印や棒グラフ等で視覚的に示した表になります。
一覧性があり、とても分かりやすい
ガントチャートは、各作業がいつ始まり、いつ終わるのかが一目瞭然であるため、プロジェクトメンバーにとってスケジュールの把握がとてもしやすくなっています。また作業実績を逐次記入すれば、計画に対する実施状況が即座に分かるため、プロジェクト管理者にとっても極めて有効な進捗管理表となります。
さらにいろいろとカスタマイズがしやすいので、使用者が使いやすいように項目を増やしたり、記入ルールを設定することで、より有効なプロジェクトのスケジュール管理ツールとして使うことが可能です。
A4・1枚の企画書においても企画内容実行のスケジュールは必要不可欠です。このスケジュールを一覧にして、分かりやすくするためにもガントチャートの利用をお勧めします。
以上がプロジェクトのスケジュール管理表「ガントチャート」の解説です。
【目次】
わかりやすい企画書とは!
1、フレームワーク「3C/4C」の使い方
2、フレームワーク「5Forces ファイブ・フォース」の使い方
3、フレームワーク「SWOT分析 クロスSWOT」の使い方
4、フレームワーク「アンゾフ・マトリックス」の使い方
5、フレームワーク「ロジックツリー」の使い方
6、フレームワーク「5WHY?」の使い方
7、フレームワーク「6W2H」の使い方
8、フレームワーク「4P/5P」の使い方
9、フレームワーク「ガントチャート」の使い方