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第3回 お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える


この記事の著者
ヒューマネコンサルティング株式会社  代表取締役 

挨拶状を送りましょう


転職するときには退職する会社でお世話になった方々、また取引先などに感謝の気持ちを込めて、挨拶状を出しましょう。
転職後もいつ、どんな時にお世話になるかわかりませんし、今後の人脈としても大切にしたいものです
そこで今回は、転職時に伴う挨拶状についてご説明します。

基本的な記載事項

1 最初のあいさつ文
2 退職の年月、在職中の厚情に関する感謝の言葉
3 お世話になった相手ごとに感謝したい内容を変える
4 (お客様向けの場合)後任者の紹介と、今後も変わりのないお付き合いのお願い
5 (相手を考えて)転職先や転職月日など退職後の予定の報告
6 今後の変わらぬお付き合いのお願いとあいさつの言葉
7 (知人・友人関係の場合)自宅、転職先など新しい連絡先

退職の理由は「一身上の都合」

上記の際、基本的に退職の詳しい説明は不要で、「一身上の都合により」と書いても失礼にはなりません。
ただし、結婚や出産など慶事理由の場合には、その喜びの旨もお伝えしてもいいと思います。
転職先の会社名や役職に関しては、そこまで書く場合と、「第二の職場を得て」といった表現で描く場合とケースバイケースになります。
また、営業職の方などは、自分を売り込むツールとして、今度の仕事に対する熱い意気込みなども織り交ぜてみてもいいでしょう。

送る範囲は?

退職後、これまで勤めていた組織の方はもちろん、今までお世話になっていた方と偶然再会する機会があるかもしれません。特に同じ業界内での転職や、これまでのスキルを活かしての独立開業の場合などは再会する機会が多くなります。
その際、「転職」したことをお知らせしていなくてバツの悪い思いをしないようにしたいものです。後で後悔することにならないよう、社内・社外を問わずお世話になった方には、退職のあいさつをするように心掛けましょう。

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著者プロフィール

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阿部 重利

ヒューマネコンサルティング株式会社 代表取締役

金融機関での実務経験を生かし、経営顧問・コンサルティング活動の傍ら、全国各地で講演会をはじめ、年約150本の企業研修、講演会、セミナー、などを精 力的にこなしている。そのパワフルでユーモア感のある語り口と説得力は各方面から好評を得ており、これまでコンサルティングや研修、講演を受けた企業人の 知識やモチベーション・スキルアップに大きく貢献している。
http://profile.dreamgate.gr.jp/consul/pro/humaneconsul

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