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第2回 感謝の気持ちを伝える ◆贈り物へのお礼の手紙◆


この記事の著者
アルック  代表 

作成のポイント

■ お礼の気持ちはすぐに伝える
■ 感想や使い道などを具体的に書く
■ お礼状の基本的な構成をおさえる

書式の説明
贈り物へのお礼の手紙とは、贈り物をいただいた方へ送るお礼の手紙

お礼の気持ちはすぐに伝える

感謝の気持ちを伝える手段として、電話やメールが便利ですが、手紙ならより感謝の気持ちを表現することができます。しかし、実際は「書こうと思っていたけど、つい後回しになってしまって……」というのが現実ではないでしょうか。

お礼状を出すうえでいちばん大切なことはスピード。できれば即日、遅くても3日以内にポストへ投函するのがベストです。書く時間がない!という場合は、絵ハガキなどを利用するのもひとつの方法です。絵ハガキだと短文でもさほど違和感がありません。ただし、ビジネスやフォーマルなシーンの場合は封書を利用し、体裁を整えて書くようにします。

感想や使い道などを具体的に書く

お礼状は、前文の挨拶の後「~いただき、ありがとうございます。」からはじまります。「~いただき、すみません。」のように恐縮される文章よりも、最初は素直に「ありがとう。」と述べたほうが伝わります。

また、感謝の気持ちはできるだけ具体的に書くようにします。たとえば、「格別の風味でした。」「皆でおいしくいただきました。」「~によく似合います。」など。子供の入学祝などで品物をいただいたときは、実際に子供が使っている様子がわかる写真や作品を同封すると喜ばれます。お金や商品券などをいただいた場合には、「さっそく○○を購入しようと思います。」など、具体的な使い道を書くと良いでしょう。

お礼状の基本的な構成をおさえる

目上の方へお礼状を書く場合は、形式に沿って書くと失敗がありません。ただし、文面から誠意が伝わりにくくなりますので自分らしい言葉を入れることも忘れずに。

1.

まずは拝啓からはじまり、前文の挨拶を書きます。お中元やお歳暮の場合は、必ず時候の挨拶を入れましょう。

2.

相手の近況を尋ねます。
「~いかがお過ごしでしょうか?」

3.

品物をいただいたことに対するお礼を書きます。

4.

いただいた品物に対する感想などを書きます。

5.

結びの挨拶でまとめます。
「書中にてお礼申し上げます。」
「取り急ぎ、お礼とご挨拶まで」
親しい間柄なら、形式的になりすぎずに、素直な気持ちを表現したほうが温かみが伝わります。

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著者プロフィール

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きっかわ 美津子

アルック 代表

葬儀・お墓コンサルタント ドリームゲートアドバイザー 遺体搬送、納棺、セレモニースタッフ、葬祭スタッフ育成などに携わった自らの経験をもとに、葬儀・お墓に関する情報を発信している。

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