樹形型
ロジカルシンキングや組織図でよく使われる形です。一つの事柄から派生して結果が多岐にわたる時や、組織など体系を示す時に使われます。
これらはコネクタを使った一般的な形ですが、この樹形型を応用して違う図を作る事が出来ます。
形は違いますが、意図は樹形型と同じです。この様に、一度樹形型に落とし込んで、その後に自分のスタイルで図を装飾すると、オリジナルなスキーム図を作る事が出来ます。
相関型
フロー型
流れを矢印で示しますが、応用として図形の矢印を使うとより一層ビジュアリーな図になります。
幾つかのスキーム図を紹介しました。「こんな図が作れたら格好いいな」「凝った図を作りたいな」と思った時は、まずシンプルな形で作ってみて、それから矢印を図形の矢印や三角に変更したり、配置を少し変えてみたり、ボックスを項目ごとに括ってみたりすると、ビジュアリーなスキーム図を作る事が出来ます。また、図を作るにあたって線の太さや種類、ボックスの大きさや色を意識して下さい。これらは意味を持たせる事が出来ます。例えばレベルごとに色を揃えたり、Aの時は実線・Bの時は点線、など役割を考えて使うと、一つの図でも多くの事を表現出来ます。逆に、線やボックスの使い分けが出来なければ、複雑な文章を図に表す事は出来ません。図形や色の使い分けは意識して下さい。
人は、文章を読むよりも視覚から情報を得る方が理解が早いので、資料を作成するにあたり図解を用いる事は、分かりやすくスムーズな展開で意図を明確に伝えるためにとても有効です。スキーム図を上手に使って、分かりやすい資料を作りましょう。
セミナー情報
タイトル
1日で習得 綺麗で分かりやすいプレゼンテーション資料作成内容
元外資系証券会社のプレゼンテーション資料作成チームで働いていた資料作成コンサルタントが、たった1日で資料作成に必要な基礎知識を全て教えます。基礎編(1)「資料作成の基本 3つのルール」
基礎編(2)「資料作成に必要なPowerPointの機能レクチャー」
基礎編(3)「資料作成に必要なExcelグラフの作り方」
中級編「論理的な資料を作る為の幹となる「構成」の作り方」
演習編「様々なスキーム図、グラフの作成」